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2019-12-21「富山湾の寒ブリ」

『富山湾の寒ブリ』

  • 【ロケ地】富山県富山市
  • 【出演者】小林雄二(『青華こばやし』主人)
         前川泰之(俳優)

富山湾で捕れる寒ブリ。そのおいしさの秘密を求め、10年連続ミシュランの星を獲得した和食の匠・小林雄二さんと前川泰之が富山市にある四方漁港を訪れる。
迎えてくれたのは寒ブリ漁の匠・門島衛さん。さっそく港を案内してもらい、脂の乗った寒ブリを目にした2人は大興奮!
「富山湾の寒ブリは別格」だという小林さん。中でも脂の乗りが違う10キロ超えの大物とも出会う。

番組では、門島さんの船に同行し、今が最盛期の寒ブリ漁に密着。午前3時半、2隻の船が沖合およそ10キロのポイントで行うのは、越中式定置網漁と呼ばれる方法。なんと800メートルにも及ぶ巨大な定置網。気温5度という寒さの中、17人の漁師さんたちが網を引き続けること1時間。そして、ついに魚の姿が!寒ブリは他の魚と分け、大切に1匹ずつカゴに入れていく。

出港してから2時間ほどで漁を終えた門島さんたち。港に戻り、選別作業に取り掛かる。水揚げされたのはソウダガツオ、マダイ、イシダイなど約10種類、1.5トン。寒ブリは20匹ほど捕れ、10キロ超えも4匹!作業を終えると番屋と呼ばれる漁師小屋で一休み。小林さんと前川に捕れたての寒ブリをもてなす門島さん。しょう油と一味唐辛子という初めての味付けでいただき、「一味も合う」と納得の2人。寒ブリの甘味も存分に堪能する。

イナダ、ワラサ、ブリと成長につれて名前の変わっていく出世魚の寒ブリ。その縁起の良さから富山県では、娘が結婚した年に嫁ぎ先へお歳暮として贈る「嫁ブリ」という独特の風習がある。その文化を継承すべく、寒さの厳しい海上で奮闘する漁師さんたちのために、和食の匠が腕によりをかける!
匠が作るのは定番のブリ大根だが、なんとしょう油を使わない、さっぱりとした味わいの1品だという。
アラや骨も使い極限までうま味を引き出した、これまでにない特製のブリ大根と、ダイナミックなブリカマの塩焼きもふるまう!匠特製ブリ料理の味わいとは…!?

  • (ブリ漁師)門島衛さん

    (ブリ漁師)門島衛さん

  • 「小林流焼きブリ大根」

    「小林流焼きブリ大根」

  • 「小林流ブリカマの塩焼き」

    「小林流ブリカマの塩焼き」