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2019-10-05「長野 信州 そば」

『信州 新そばの極み、香り立つ十割そば』

  • 【ロケ地】長野県佐久市・小諸市
  • 【出演者】吉田多加展(『手打そば 風來蕎』店主)
         勝村政信(俳優)

今回注目する食材は新そば。そのおいしさの秘密を求め、5年連続でミシュランの星を獲得したそば職人・吉田多加展と勝村政信が長野県佐久市へ赴く。
そばの花咲く畑で2人を迎えてくれたのは、そば栽培の匠・木曽茂さん。
そばを愛して止まず、定年退職後すぐにそば作りをはじめた木曽さん。
栽培歴10年、地元の企業と協力して、休眠地を利用するなどして、120以上もの畑で、栽培から製粉・そば粉の販売までを手掛けている。
今では県内の多くのそば店から求められているという。
そばの香り成分は時間が経つほど失われていく。だからこそ新そばは香りが高く本来の味わいが感じられる。さらに水にもこだわり、自ら湧き水を汲みに出かける木曽さんは、信州の良い水とあいまって、そばの微妙な香りをより強く引き出せるという。

まず案内されたのは佐久市内にある、木曽さんが結成した仲間、そば打ちの同好会“信州そばガキ隊”。10数人からはじまり、今では年齢も職業も様々な60人を超える大所帯に成長した。

実が茜色のタチアカネという品種や信濃1号など4種類のそばを育てている木曽さんの、今、収穫の時期を迎えたそば畑にも同行。刈り取りから選別まで行えるそば専用のコンバインを使って収穫。
収穫したばかりのそばの実を試食させてもらうと、吉田シェフが求めるナッツのような香りと大絶賛!
そばに魅了され、そば栽培により地元の休耕地を減らせればという願いも込め、ひたむきな情熱を傾ける木曽さんと仲間たちの前で、今回は吉田シェフが特別にそば打ちも披露!
意外な極意が秘められたミシュラン一つ星の職人技を、木曽さんたちが驚きとともに見入る!

匠が仕上げた新そばを、勝村と木曽さんたちが舌鼓を打ち、絶賛。さらに地物のきのこ、黒あわび茸や白麗茸(はくれいたけ)がメインの天ぷらも添えられる。
そしてシェフ特製のそばがきは、そばの実をまぶして油で揚げ、きのこ汁に入れていただくという一風変わった食べ方。伝統の技と斬新なアイディアが同居した絶品新そば料理の味わいとは…?

  • そば栽培の匠 木曽茂さん

    そば栽培の匠 木曽茂さん

  • 「吉田流 新そばの十割そば」

    「吉田流 新そばの十割そば」

  • 「秋野菜、白麗茸と黒あわびのキノコ天ぷら」

    「秋野菜、白麗茸と黒あわびのキノコ天ぷら」

  • 「揚げそばがきのキノコ汁」

    「揚げそばがきのキノコ汁」

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