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2019-06-29「駿河湾の魚」

『駿河湾の魚』

  • 【ロケ地】静岡県焼津市
  • 【出演者】出演:岸田周三(『カンテサンス』オーナーシェフ)
            長谷川初範(俳優)

天然のいけすとも称される駿河湾。定置網やたも網でイワシ、タチウオ、トラフグ、ハナダイなど、多彩な魚たちが次々と船にあげられていく。その様子を目の当たりにして感激する長谷川を、焼津漁港で迎えてくれたのは、前田尚毅(なおき)さん。焼津で60年続く魚店の3代目であり、海の幸を最高の状態で料理人に届ける“魚の目利き”でもある。その技にほれ込むシェフは多く、岸田シェフもその1人。

長谷川と共にあちこちの港をめぐる前田さん。そして、ついにとっておきの魚と長谷川が出会う。焼津でもめったに揚がらない25キロの大物・クエで、岸田シェフがオーダーしていた最高の魚だという。岸田シェフのリクエストにこたえるために、前田さんはこのクエを6日間にわたり泳がせ、身の状態を良くする“活かし込み”をした後、2枚におろして凍らないぎりぎりの温度で6日間の熟成を行う。

前田さんが選ぶ魚は、地元の料理人たちからも信頼が厚く、お店は大賑わい。魚の特性をよく心得た“魚の目利き”前田さんならではのスゴ技も披露!長谷川は、熟成した鯛をお刺身でいただき、そのうま味と食感に感心しながら舌鼓を打つ。

祖父の代から脈々と受け継がれている、魚への深い感謝。その思いを胸に、ひたむきな姿勢で仕事をする前田さんのために、岸田シェフが腕を振るう。前田さんと長谷川、そして今回はナレーターの草野満代も加わり、岸田シェフの料理をいただくことに。
“魚の目利き”が、丹精込めて仕上げた素材のすばらしさを活かすため、あえてシンプルなローストを選んだ岸田シェフ。その巧みな技により、最上のクエを見事に焼きあげる…!特製の野菜ソースを添えた極上クエのロースト。その味わいとは…!?

  • 前田尚毅さん

    前田尚毅さん

  • 望月保志さん

    望月保志さん

  • 茶懐石 温石

    茶懐石 温石

  • 「クエのロースト 野菜とマスカットビネガーソース」

    「クエのロースト 野菜とマスカットビネガーソース」