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大島花子さん!高齢者施設訪問・歌謡ショー
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「花子ちゃ~ん!ありがとう」と大きな声で笑み満面の車椅子の女性。そばに行ってやさしく手を握る大島花子さん・・・、その光景がすべてを物語るように「東京武蔵野ホーム」では、会場いっぱいの高齢の方々が待望の大島花子さんのコンサートに胸を熱くしました。
 午後雨の天気予報にもかかわらず、からりと晴れた3月1日。その日は、社会福祉法人「小茂根の郷」設立20周年。その中にある特別養護老人ホーム「東京武蔵野ホーム」の会場には、入所している車椅子の方が約30人、デイサービスに通う方約60人、家族や近所の方を含め約120人が来場しました。
 その日の大島花子さんは、黒に銀糸で刺繍が施された美しいロングドレス。真ん中の通路からステージに進むと「わぁ綺麗」と拍手で迎えられました。最初の曲は「夢であいましょう」。ノスタルジックなメロディーがそれぞれの若き日に誘います。次は「幸せなら手をたたこう」。「どんな時が幸せですか?」と大島さんが聞くと、「歌を歌っている時が一番幸せ~~!!」と大声で返事があり会場のあちこちで大笑い。身振り手振り、手拍子で楽しみました。
 3曲目は「明日があるさ」、4曲目は手話を交えながら「夕焼け小焼け」、5曲目は手話から生まれた美しい曲「そして想い出」。そしてお父様、坂本九さんの大ヒット曲「上を向いて歩こう」を歌いだすと、拍手喝采、大合唱が生まれました。「男の子だから泣いてはいけません」と言われ、泣きたくてもぐっと我慢している表情を永六輔さんが作詞したこと、作曲家の中村八大さんと、歌手の坂本九さんで、「六八九トリオ」と呼ばれたことのお話も交え、古き良き時代にタイムスリップしてゆきました。
 7曲目は「岸壁の母」。演歌の歌い上げるような歌唱法ではなく、戦争に行った子を来る日も来る日も岸壁で待つ、母の気持ちを語るように歌います。この曲も大声で大合唱となりました。大島さんは、「すごい名曲だと子どもを持って初めて思った。次世代に伝えたい」と深い歌詞を慈しむように伝えます。歌が上手いというのは、技巧だけではなく、その歌詞をいかに上手に伝えるかなのだと改めて感じさせられるものでした。
 最後に「親父」。坂本九さんが自身父のことを作詞作曲し晩年に歌い、大島花子さんが近年シングルヒットさせた名曲です。昭和の頑固親父と妻や子との内面的な深い関わりと愛が感じられる素晴らしい作品です。
 そして、会場から一斉にアンコールの掛け声があがり「見上げてごらん夜の星を」。笹子重治さんのつま弾く生ギターの繊細なイントロが流れると、大合唱が生まれました。美しいメロディーと歌詞が心に沁みて、涙があふれそうな顔もあちこちに見られましたが、みんなが幸せそうに見えた至福のひと時でした。全9曲、約一時間のコンサートを、中座する方もなく全員で楽しみ、代表の方から、大島さんと笹子さんに花束贈呈と記念撮影。「きれいな声ね」「心が洗われました」と感動の声があちこちから聞こえる中、大好評のステージは幕を閉じました。

日時:平成29年3月1日(水)
場所:特別養護老人ホーム「東京武蔵野ホーム」(東京都板橋区)
主催:テレビ朝日福祉文化事業団

養護老人ホーム施設訪問「園まりさん」歌謡ショー
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1月25日、大田区の養護老人ホーム「大森老人ホーム」で、園まりさんの歌謡ショーを開催しました。冬本番の厳しい寒さにもかかわらず、「大森老人ホーム」の多目的ホールには、昨年末から歌謡ショーを楽しみにしていた利用者や地域の方々、職員など約170人が集まりました。園まりさんの大ヒット曲「逢いたくて逢いたくて」のイントロが会場に流れ、園さんが登場すると拍手喝采で歌謡ショーがスタートしました。「ここに幸あり」などアンコールを含め全11曲を披露しました。ご自身が介護していた99歳のお母様が昨年末に亡くなられたという悲しい報告もありましたが、「いろんな人にありがとうを言いたい。死ぬのは怖いことではないのでは」と決意を新たに自らを鼓舞しているようにも見えました。予定時間を少しオーバーしましたが、約1時間の記憶に残る素晴らしいショーとなりました。今回も「ヴァケーション」「可愛いベイビー」などポップな明るい曲や昭和39年に発表したヒット曲「何も云わないで」など、「こんなに永く歌わせてもらえるとは思ってもいなかった」とこれまでの歌手生活を振り返り、感慨深げな様子でした。また、参加者と一緒に、用意した歌詞カードを使って「ふるさと」「里の秋」「夢は夜ひらく」「スタンド・バイ・ミー」を手拍子と共に合唱しました。園さんがお年寄りたちに、声をかけたり握手をしながら場内を回ると、周りはお年寄りの笑顔で溢れました。最後に、アンコールで「青い山脈」を皆でもう一度合唱した後、施設を代表したお年寄りから大きな花束が園さんに贈られ、記念の写真撮影を行って終演となりました。

日時:平成29年1月25日(水)
場所: 養護老人ホーム「大森老人ホーム」(東京都大田区)
主催:テレビ朝日福祉文化事業団

10周年記念江東シネマフェスティバル特別企画~小津安二郎映画を聞く~
「音語り 東京物語」
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 小春日和となった12月3日(土)、映画監督小津安二郎監督生誕の地深川にある江東区古石場文化センターで毎年開催されている江東シネマフェスティバルの10周年記念特別企画として、女優・中井貴惠さんが小津安二郎監督作品の脚本をジャズピアニスト松本峰明さんのピアノ演奏と共に朗読する「音語り 東京物語」を開催しました。テレビ朝日福祉文化事業団ではこれまで、地域の生涯学習や住民サービスとして各自治体に働きかけ、品川区、豊島区でも公演を行ってきました。
 当日は小津映画のファンを含む地域の方約240名が参加しました。この朗読公演の前半はジャズピアニスト松本峰明さんと中井貴惠さんのトークです。土地柄、来場者は幼いころの小津監督との思い出話に、皆熱心に、時には頷きながら、時には笑いながら聞き入っていました。松本峰明さんの「君の名は」の演奏後に本編の音語りが始まりました。小津映画の代表作「東京物語」の錚々たるキャスト、主人公の老夫婦から3人の子どもたち、未亡人となった次男の嫁など出演者1人1人を中井さんが見事に演じ分け、観客を終戦からわずか8年の戦後の日本に誘います。映画では映像だけで表現されている風景や人物の表情なども丁寧に語られ、松本峰明さんの奏でる穏やかでどこか物悲しいピアノの音色と相まって、朝の海岸の清々しさや義母の形見の時計を見つめる嫁の悲しみも観客の心の中にその像が結ばれていくようでした。最後に妻に先立たれた老父が一人残された尾道の部屋に孤独が忍び寄る場面では夕暮れが迫るかのように明かりが落ち、観客はその余韻に浸りながら舞台に向かって大きな拍手を送りました。
 中井貴惠さんが幼いころ孫のように可愛がってもらった小津監督の作品を表現するため脚本の朗読と音楽だけで構成された「音語り」シリーズを制作し、2009年に初めて披露したのが小津監督紹介展示コーナーがあり小津作品にちなんだシネマフェスティバルを開催しているこの古石場文化センターです。そんな江東シネマフェスティバルの10周年記念特別企画で地域の高齢者施設などにもお声掛けをいただき「音語り 東京物語」を開催できたご縁に感謝したいと思います。

日時:平成28年12月3日(土)
場所:古石場文化センター(東京都江東区)
主催:(公財)江東区文化コミュニティ財団 江東区古石場文化センター
共催:テレビ朝日福祉文化事業団

特別養護老人ホーム施設訪問「大島花子さん」歌謡ショー
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 朝降っていた雨も小田原に着く頃には上り、晴れ間が覗き始めた師走初日の12月1日、特別養護老人ホーム「ジョイヴィレッジ」に大島花子さんを迎え、コンサートを行いました。2年前にオープンしたこの施設の設計は、歌舞伎座や新国立劇場で今話題の建築家、隈研吾氏。一階の多目的ホールは、天井までガラス張りで、ススキ野原や東海道本線の電車が走るのが見える開放的な造り。柱もなく、まるで自然の中にいるような心地よくモダンな空間です。
 午後1時半、真ん中の通路から、黄色と黒のハイセンスなドレスで大島花子さんが登場!斬新なデザインの空間に映え、来訪を待ち望んだ方々に拍手で迎えられました。
 「夢であいましょう」で始まると、まるで50年前に誘われたような不思議な夢心地になります。次に「しあわせなら手をたたこう」を手拍子で楽しみ、小田原に因んで「お猿のかごや」を合唱しました。「小田原提灯ぶらさげて・・・」という歌詞のこの曲は、施設でよく歌われているそうで、大島さんがいつものレパートリーに加えて特別に歌ってくれました。
 続いて、手話を交えての「夕焼け小焼け」「そして想い出」、戦地に行った息子を待つ母の気持ちを、大島さん独自の表現で語るように歌う「岸壁の母」を、みんなと大きな声で歌いました。母の歌の次は、父の歌。坂本九さんがご自身のお父様のことを作詞作曲し、大島花子さんのヒット曲となった「親父」と続きます。
 そして大ヒットソング、「上を向いて歩こう」は、施設の定番でもあり、この曲が始まると、みんな嬉しそうに歌います。次は「いい湯だな」、最後は「見上げてごらん夜の星を」。笹子重治さんが爪弾く生ギターの美しいイントロが会場に流れ、大島さんが透き通る声で歌いだすと、会場のみなさんの声が幾重にも重なり、美しい大合唱になりました。利用者のほとんどが車椅子を使用し、介護の度合いも高い方が多かったので、大好きな歌の歌詞は永遠に刻まれるものなのだなと感心すると共に驚きました。
 アンコールには、「スーダラ節」を披露し、全11曲を熱唱。1時間のショーが終了しました。来場者数は110人、参加者の男女比は3:7、平均年齢85才。入所者には100才以上がお二人いらっしゃるとか・・・。ご家族の方と手をつないで、コンサートを楽しむ方もお見かけしました。最後に大島花子さんには男性から、笹子重治さんには女性から花束が贈呈されました。すると何やら笹子さんがにっこり・・・、ふと見ると、プレゼンターの女性が笹子さんの肩をポンポンたたいていました。後でお聞きしたところ、その方は亡くなったご主人を笹子さんに重ね、「頑張りなさいよ!」と励ましていたそうで、私たちも全員、元気と笑いをもらった施設訪問になりました。

日時:平成28年12月1日(木)
場所:特別養護老人ホーム「ジョイヴィレッジ」(神奈川県小田原市)
主催:テレビ朝日福祉文化事業団

こまどり姉妹さん!高齢者施設訪問・歌謡ショー
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11月24日(木)、大田区の特別養護老人ホーム「池上」に、こまどり姉妹さんをお連れして歌謡ショーを行いました。当日の天候は雪。東京都心では54年ぶりの11月の降雪となりました。最低気温は1度ととても寒い一日になりましたが、施設内の会場には約120名の方々が詰めかけて熱気に包まれていました。歌謡ショーは「ソーラン渡り鳥」から始まり、デビュー曲の「浅草姉妹」など全8曲を披露しました。姉の栄子さんによる「二輪草」の踊りあり、三味線の生演奏による「お吉物語」「岸壁の母」の熱唱ありとバリエーションに富んだ内容で会場の手拍子が大きくなっていきました。唄の間に入るお二人の楽しいエピソードも絶好調で爆笑を誘っていました。また、お二人は波瀾万丈な体験談を切々と語り、悩みや苦しみ、病気に負けないで!と熱いエールを送っていました。エンディングの「こまどりのラーメン渡り鳥」を披露したした後、花束贈呈や記念写真撮影が行われました。参加した方々には思い出深い一日となりました。

日時:平成28年11月24日(木)
場所:特別養護老人ホーム「池上」(東京都大田区)
主催:テレビ朝日福祉文化事業団

特別養護老人ホーム施設訪問「佳山明生さん」歌謡ショー
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11月8日、秦野市の特別養護老人ホーム「田原の里」に、佳山明生さんをお連れして歌謡ショーを行いました。当日は秋が深まり少し肌寒い日でしたが、すぐ近くに富士山がうっすらと見える好日となりました。会場となった多目的ホールには、デイサービスの利用者や近隣の人たちなども含めて、約100人が集まりました。佳山さんが、ピンク色のストライプ柄の派手な衣装で登場すると、拍手喝采で歌謡ショーがスタート。「男のつぶやき」など、歌謡曲を中心にして全7曲を熱唱しました。美川憲一さんとのデュエット曲「泣きながら夢を見て」では、カラオケから流れる美川さんの女性パートに合わせて佳山さんが男性パートを歌いました。また、お姉さんが5人もいる佳山さんが、家族に接するようにやさしく語りかけたり、面白い話をすると会場はお年寄りの笑顔で溢れました。代表曲「氷雨」では、一人一人と握手をしながら会場を回り、握手した手をなかなか離さないお年寄りに、佳山さんがおどけてたしなめる場面もありました。佳山さんは、古賀政男氏の最後の門下生。古賀氏が「男のロマンを歌った曲」と云った「無法松の一生」も披露してくれました。続いて歌った新曲「夢には夢を 花には花を」は、年末の日本作詩大賞にノミネートが決まっているとのこと。歌謡ショーのラスト曲は「こころの翼」でしたが、歌い終わってもアンコールを求める拍手が鳴りやまず、もう一曲河内康範が作詞作曲した「ともだち」を歌い終わると、「好きな歌を歌えることに感謝している」と感慨深げな様子でした。最後に、施設を代表した100歳のお年寄りから大きな花束が贈られ、その後参加者全員と記念撮影を行いました。「ほんとうに楽しかった」「ありがとう」など、沢山の感謝の言葉に送られて施設を後にしました。

日時:平成28年11月8日(火)
場所:特別養護老人ホーム「田原の里」(秦野市 )
主催:テレビ朝日福祉文化事業団

特別養護老人ホーム施設訪問「原田直之さん」民謡・歌謡ショー
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 10月20日、品川区の特別養護老人ホーム「杜松ホーム」に原田直之さんをお連れして、民謡・歌謡ショーを行いました。当日は、雲一つない青空で、ほんとうに気持ちのよい秋晴れになりました。杜松ホームは、長年にわたり地域に親しまれてきた杜松小学校の校舎を活用し、2年前から高齢者福祉施設として新たな歴史を刻んでいます。会場となった体育館には、地域の人たちなど120人を超える観客が集まりました。司会の早川さんの紹介で、原田直之さんが登場すると、大きな拍手でショーが始まりました。三味線、尺八、鳴り物、お囃子の生演奏で「新相馬節」(福島県)、「大漁唄い込み」(宮城県)、「南部牛追唄」(岩手県)の東日本大震災の被災3県の民謡を熱唱。福島県浪江町出身の原田さんは、「早いもので東日本大震災から5年半が経過しましたが、まだ自宅に戻れない人がたくさんいる。これからも復興支援をしていきたい」と参加者に語りかけていました。司会の早川さんのトークコーナーや、原田さんのお弟子さんがメドレーで「安里屋ユンタ」「浪花節だよ人生は」を披露するなど、ショーは様々な嗜好に富んだものになりました。「あざみの歌」「達者でナ」「希望船」などの演歌をカラオケで唄い、会場の参加者からのリクエストにこたえて、「黒田節」(福岡県)、「相馬二偏返し」(福島県)、「いねあげ唄」(宮城県)、「越中おわら節」(富山県)、「お立ち酒」(宮城県)の5曲を唄うと、会場は大いに盛り上がりました。「民謡はこころのふる里」と原田さんが、故郷の人々に思いを寄せ、東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を参加者と一緒に合唱しました。最後に、「花笠音頭」を唄い、お年寄りから大きな花束を贈られ、参加者全員と記念写真を撮影して無事に終演しました。お年寄りから、「ほんとうにありがとうございました。また来てください」と温かい言葉に送られて、会場を後にしました。

日時:平成28年10月20日(木)
場所:特別養護老人ホーム「杜松ホーム」(東京都品川区)
主催:テレビ朝日福祉文化事業団

養護老人ホーム施設訪問「大津美子さん」歌謡ショー
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10月17日、大津美子さんが目黒区の養護老人ホーム「白寿荘」を訪問して歌謡ショーを開催しました。当日は、早朝からの激しい雨にもかかわらず、歌謡ショーをとても楽しみにしていた100人ほどの利用者が、施設の3階にある多目的ホールに集まりました。司会者の早川さんが大津さんを紹介すると、大きな拍手で歌謡ショーがスタート、全11曲を熱唱しました。事前にリクエストがあった「リンゴの唄」では、用意した歌詞カードを手に全員で合唱しました。デビュー曲の「東京アンナ」と「東京は恋人」では、ステージから降りて参加者に握手や声掛けをするなど、大津さんのやさしさに触れることができ、会場はお年寄りの笑顔で溢れました。また、大津さんご自身の健康法の一つである「腹式呼吸」を紹介すると、参加者は興味深げに耳を傾けていました。日本の名曲の中から、「恋の町札幌」「湖畔の宿」をメドレー唄い、昨年11月に発表した「夜空に光るあの星よ」では一緒に口ずさむ参加者もいました。ヒット曲「いのちの限り」「銀座の蝶」「グッド・ナイト」、大津さんの代表曲「ここに幸あり」を披露すると、感極まって涙を拭うお年寄りの姿も見られました。アンコールでは「サンパウロ.・チャチャチャ」を陽気に唄い、お年寄りの代表から大津美子さんに大きな花束が贈呈され、全員で記念写真を撮って終演しました。参加者から、「ほんとうにありがとうございました」とたくさんの感謝の言葉に送られて、雨が上がった施設を後にしました。

日時:平成28年10月17日(月)
場所:養護老人ホーム「白寿荘」(東京都目黒区)
主催:テレビ朝日福祉文化事業団

特別養護老人ホーム施設訪問「園まりさん」歌謡ショー
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9月16日、町田市の特別養護老人ホーム「ケアセンター成瀬」に、園まりさんをお連れして歌謡ショーを開催しました。当日は、小雨が降り肌寒い日にもかかわらず、地下1階のコミュニティーホールには、デイサービスの利用者も含め、約90人のお年寄りが集まりました。歌謡ショーは、園まりさんの大ヒット曲「逢いたくて逢いたくて」からスタート、アンコール曲を含め全11曲を熱唱しました。園さんご自身の思い出が沢山つまった曲だという「ここに幸あり」を歌うと、参加者の中にも感極まって涙ぐむ人の姿が見られました。今年、敬老の日には、園さんが介護しているというお母さまが百歳の記念の表彰状と記念品を贈呈されたという嬉しい報告もありました。園さんは、中尾ミエさん、伊藤ゆかりさんとともに3人娘と呼ばれた国民的アイドルだったことも有名ですが、そのうちの一人中尾ミエさんのヒット曲「可愛いベイビー」を会場内を回りながら歌うと、お年寄りたちの手拍子と笑顔で溢れました。来年デビュー55年になるという園さん、昭和39年のヒット曲「何も云わないで」、人生の応援歌「愛燦燦」といった歌謡曲から、「里の秋」「ふるさと」などの童謡まで参加者といっしょに合唱しました。最後のアンコール曲「青い山脈」で会場から拍手喝采が沸き起こり、施設を代表したお年寄り2人から、それぞれ大きな花束が園さんに贈られ、記念の写真撮影を行って終演となりました。参加者から「ほんとうにありがとうございました」との感謝の言葉に送られて施設を後にしました。

日時:平成28年9月16日(金)
場所:特別養護老人ホーム「ケアセンター成瀬」(東京都町田市)
主催:テレビ朝日福祉文化事業団

高齢者福祉施設訪問「こまどり姉妹さん」歌謡ショー
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9月5日、豊島区の特別養護老人ホーム「千川の杜」にこまどり姉妹さんをお連れして、歌謡ショーを行いました。当日は、残暑が厳しい蒸し暑い日になりましたが、会場となった「地域交流スペース」には、デイサービスの利用者や地域の人たちを含めて100人を超えるお年寄りが集まりました。歌謡ショーは、「ソーラン渡り鳥」から始まり、デビュー曲の「浅草姉妹」「三味線姉妹」など全9曲を熱唱、姉の栄子さんが、川中美幸さんの代表曲で「二輪草」の踊りを披露するなど盛りだくさんの内容で、会場は拍手喝采、お年寄りの笑顔で溢れました。また、北海道出身のこまどり姉妹さんが夜逃げ同然で上京した時の苦労話や33歳の時のがんの闘病生活などの話に、参加者は真剣な表情で聞き入っていました。後半には、三味線コーナーもあり、三味線の生演奏で「お吉物語」「岸壁の母」「湯島の白梅」を唄うと、会場から手拍子と大きな掛け声が上がり、一緒に唄うお年寄りの姿も見られました。最後に「こまどりのラーメン渡り鳥」を唄った後、施設代表のお年寄り2人から花束が贈呈され、参加者全員と記念撮影を行い終演となりました。参加者から「ほんとうに楽しかった。ありがとうございました」と感謝の言葉を頂き、施設を後にしました。

日時:平成28年9月5日(月)
場所:「千川の杜」(東京都豊島区)
主催:テレビ朝日福祉文化事業団

特別養護老人ホーム施設訪問「こまどり姉妹さん」歌謡ショー
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  7月19日、江戸川区の特別養護老人ホーム「なぎさ和楽苑」に、こまどり姉妹さんをお連れして、歌謡ショーを行いました。当日は梅雨明けかと思われるような蒸し暑い夏日でしたが、会場となった地域交流スペースには、デイサービスや地域の人たちを含めて140人を超えるお年寄りが集まりました。こまどり姉妹さんが、正面舞台に登場すると拍手喝采でショーが始まり、デビュー曲「浅草姉妹」から2年前に発表した新曲「こまどりのラーメン渡り鳥」まで全9曲を熱唱しました。また、姉の栄子さんが一人で川中美幸さんの代表曲「二輪草」の踊りも披露しました。こまどり姉妹さんは北海道の銭箱出身で、戦後の混乱期には美空ひばりの「悲しい口笛」を人前で唄って家族を支えたという苦労話を参加者は真剣に聞き入っていました。三味線の生演奏で「お吉物語」、「九段の母」、「岸壁の母」を唄うと、会場から大きな掛け声が上がり、参加者の中には、涙ぐむお年寄りもいました。最後に、カラオケでヒットしている新曲「こまどりのラーメン渡り鳥」を唄いましたが、拍手が鳴りやまずに、そのままアンコールで「ソーラン渡り鳥」を、もう一度唄っていただきました。代表のお年寄り2人から花束が贈呈され、参加者全員と記念撮影を行い終演となりました。参加した方から、「往年のスターが目の前で唄ってくれて、素敵な思い出になりました」との感謝の声に送られて、施設を後にしました。

日時:平成28年7月19日(火)
場所:「なぎさ和楽苑」(東京都江戸川区)
主催:テレビ朝日福祉文化事業団

特別養護老人ホーム施設訪問「大島花子さん」歌謡ショー
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 七夕には珍しくカラッと晴れあがった7月7日、都心の気温が36度を超える中、練馬区の特別養護老人ホーム「みさよはうす土支田」を大島花子さんが訪問し、歌謡ショーを行いました。夏の宵を思わせる紫のぼかしのドレスで登場した大島さんが「ささの葉さらさら」と唄いだすと、天女が舞い降りたように非日常の世界へと誘われます。
 「たなばたさま」に続いて、「夕焼け小焼け」を手話を交えて唄うとお年寄りも皆、楽しそうに唄っていました。次に坂本九さんのヒット曲「明日があるさ」を手拍子で楽しみ、手話から生まれた曲「そして想い出」、「岸壁の母」を唄い終わると、会場から「お父様の坂本九さんの曲をお願いします!」と満を持してリクエストの声が!「何がいいですか?」とやさしく応える大島さんに「見上げてごらん夜の星を」と即答が返ってきました。美しいイントロが流れ、メロディーラインに何人かの歌声が重なりあい、名曲は素晴らしいハーモニーを紡ぎだしました。大島花子さんの美声、見事な歌唱力に、感無量で涙ぐむ方もいました。
 車椅子を動かして少しでも大島さんを近くで見ようとされる方、「私、声が低いの」と一緒に唄いたい曲を一生懸命考える方など、今回の来訪がどれだけ待ち望まれたかがうかがえます。坂本九さんは、本名大島九。9人兄弟の九番目で「九(ひさし)」と名付けられたこと、本名の「大島」を芸名の苗字にしたこと、坂本九さんが手話を好きだったことなどの話題を交えながらステージは進み、大ヒット曲「上を向いて歩こう」を全員で合唱しました。
 その後もリクエストに応えて「靴が鳴る」をアカペラで披露し、最後は今や十八番となった大島花子さんのヒット曲で、坂本九さん作詞作曲の「親父」を熱唱しました。
 その後アンコールの声があがり、リクエストでもう一度「夕焼け小焼け」を全員で唄って楽しみ、全10曲55分のステージは終了、施設代表の方からの花束と記念品贈呈で終演となりました。
 今回の観客は約40名。入所者のほとんどが車椅子を使用しており、外出もままなりません。そんなお年寄りが願っていた「大島花子さんのステージ」をプレゼントでき、私たちスタッフも最高の七夕となりました。

日時:平成28年7月7日(木)
場所:特別養護老人ホーム「みさよはうす土支田」(東京都練馬区)
主催:テレビ朝日福祉文化事業団

特別養護老人ホーム施設訪問「原田直之さん」民謡ショー
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7月4日、座間市の特別養護老人ホーム「サライ」に、原田直之さんをお迎えして歌謡ショーを行いました。当日は、朝から気温がぐんぐん上がり、東京は真夏日を記録しました。会場となった食堂には、デイサービスの利用者30人を含めて100人を超えるお年寄りが集まりました。民謡ショーが始まる10分ほど前から、集まったお年寄りたちが施設職員の方たちと民謡を合唱してショーの始まりを今か今かと心待ちにしている中、司会の早川さんが「民謡歌手として、第一人者の原田直之さんです!」と呼びかけると原田直之さんが登場、大きな拍手で民謡ショーが始まりました。三味線、尺八、鳴り物、お囃子の生演奏で「新相馬節」(福島県)、「大漁唄い込み」(宮城県)、「南部牛追唄」(岩手県)の東日本大震災の被災3県の民謡を披露、「あざみの歌」「達者でナ」などの演歌をカラオケで唄い、全11曲を熱唱しました。「南部牛追唄」では、尺八と原田さんの歌声が会場内に広がり、参加者は真剣に聞き入っていました。途中、衣装替えの後会場のリクエストに応え、「古城」「ドンパン節」(秋田県)「さんさ時雨」(宮城県)「八木節」(群馬県)の4曲を唄うと、会場は大いに盛り上がり、たくさんの笑顔で溢れました。奥様の真木さんを紹介して、「ある夫婦の歌」をデュエットで唄った後、福島県浪江町出身の原田さんが、まだ故郷に戻れない人々に思いを寄せ、東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を参加者と一緒に合唱しました。最後に、「花笠音頭」を唄い、お年寄りから大きな花束を贈られ、参加者全員と記念写真を撮影して無事に終演しました。お年寄りから、「原田さんの素晴らしい歌声に、頭も心もすっきりしました」との感謝の言葉に送られて、興奮冷めやらぬ会場を後にしました。

日時:平成28年7月4日(月)
場所:特別養護老人ホーム「サライ」(神奈川県 座間市)
主催:テレビ朝日福祉文化事業団

特別養護老人ホーム施設訪問「大津美子さん」歌謡ショー
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6月20日、立川市の特別養護老人ホーム「フェローホームズ森の家」に、大津美子さんをお連れして歌謡ショーを開催しました。当日は、初夏を思わせるような陽気になりましたが、デイサービス利用の方を含めて100人を超えるお年寄りが集まりました。司会者の早川さんが大津さんを紹介すると大きな拍手で歌謡ショーがスタート、「東京アンナ」「愛の詩を花の詩を」など全10曲を熱唱しました。お年寄りたちが、歌謡ショーために用意した歌詞カードを手に、全員で「リンゴの唄」を合唱すると、会場は笑顔で溢れました。「立川市に来たのはほんとうに久しぶり」という大津さんは、昨年発表した歌手生活60周年記念の新曲「夜空に光るあの星よ」をしみじみと唄い上げました。会場の中をゆっくり歩きながら大ヒット曲「銀座の蝶」「グッド・ナイト」を唄った後、ラストに代表曲「ここに幸あり」を披露すると感極まって涙を拭うお年寄りの姿も見られました。最後に恵比寿会の森山理事長から大津美子さんに花束が贈呈され、全員で記念写真を撮って終演しました。参加者から大津さんへの感謝の言葉をたくさん頂きました。

日時:平成28年6月20日(月)
場所: 特別養護老人ホーム「フェローホームズ森の家」(東京都立川市)
主催:テレビ朝日福祉文化事業団

特別養護老人ホーム施設訪問「園まり」歌謡ショー
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6月6日、武蔵野市の特別養護老人ホーム「ケアコート武蔵野」で、園まりさんの歌謡ショーを開催しました。前日に、梅雨入りしどんよりした曇天にもかかわらず、「ケアコート武蔵野」の多目的ホールには、歌謡ショーを楽しみにしていた約70人のお年寄りが集まりました。園まりさんの大ヒット曲「逢いたくて逢いたくて」からスタートして、「ここに幸あり」などアンコールを含めると全13曲を熱唱。ご自身が介護しているという99歳になるお母様のことなど貴重な話も聞くことができ、予定時間を少しオーバーし1時間余りの会となりました。今回は、「ヴァケーション」「太陽はひとりぼっち」などお年寄りが元気になるような軽快な曲も披露、昭和39年に発表したヒット曲「何も云わないで」を唄い終わった園さんは今年でデビュー54年を迎え、「こんなに永く唄わせてもらえるとは思ってもいなかった」と感慨深げにこれまでの人生を振り返っていました。そして「ふるさと」「青い山脈」「夢は夜ひらく」「スタンド・バイ・ミー」などを参加者といっしょに合唱。お年寄りたちと握手したり、声をかけたりしながら客席を回ると、会場にお年寄りの笑顔が溢れました。最後に、アンコールで「逢いたくて逢いたくて」を再び唄うと、会場は拍手喝采となり、施設を代表して、96歳のお年寄りから大きな花束が園さんに贈られ、記念の写真撮影を行って終演となりました。「ほんとうに感激しました」「貴重なお話に励まされました」との感謝の言葉に送られて、施設を後にしました。

日時:平成28年6月6日(月)
場所: 特別養護老人ホーム「ケアコート武蔵野」(東京都武蔵野市)
主催:テレビ朝日福祉文化事業団

としま国際アート・カルチャーフォーラム特別企画「音語り 東京物語」
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高齢者福祉
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夏日となった5月5日の子どもの日に東池袋の「あうるすぽっと」で女優・中井貴惠さんが小津安二郎監督作品の脚本をジャズピアニスト松本峰明さんのピアノ演奏と共に朗読する「音語り 東京物語」を開催しました。これはテレビ朝日福祉文化事業団が地域における公益的な取組として各自治体に働きかけ、各地域の生涯学習や住民サービスなどのニーズに合わせて開催しているもので、今回は豊島区・東京芸術劇場・(公財)としま未来文化財団が新たにスタートさせた「としま国際アート・カルチャーフォーラム」の第一回目の特別企画として、としま国際アート・カルチャーフォーラム実行委員会と共催で行いました。
 公演の前半はジャズピアニスト松本峰明さんと中井貴惠さんのトークです。幼いころの小津監督との思い出話や中井さんの「小津監督の映画音楽の特徴は?」の問いに「小津映画の映画音楽の特徴は特徴がないこと」という意外な答えに会場は和やかな雰囲気に包まれ、松本峰明さんの東京にまつわる「東京の空の下」「東京ブギウギ」などの演奏が終わると本編の音語りが始まりました。独特な雰囲気を持つ小津映画の主人公の老夫婦から3人の子どもたち、未亡人となった次男の嫁など出演者1人1人を中井さんが見事に演じ分け観客は終戦から8年、電報での緊急連絡や一日がかりの夜行電車など、日本が今よりずっと広く感じられた時代にタイムスリップしていきます。場面の転換の合間に松本峰明さんのピアノやピアニカがそっと顔をのぞかせると言葉の余韻があたりに漂い荒川の土手や熱海の朝の風景が目の前に広がるようでした。最後に妻に先立たれた老父が一人残された尾道の部屋に孤独が忍び寄る場面で明かりが落ちていくと一瞬会場は静まりその後皆我に返ったかのように舞台に向かって大きな拍手を送りました。
 豊島区は2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据え区全体を国際的な文化とにぎわいの拠点となる国際アート・カルチャー都市に変貌させることを目指し大小8つの劇場を建設中です。それに伴う施策として、専門家による国際アート・カルチャー都市構想の実現戦略の策定の他に区民レベルでも推進・発信していく「豊島区国際アート・カルチャー特命大使」を募っており約900人にも上っています。今回の観客も特命大使を中心に300人が集まりました。フォーラムのスタートにあたり、塾長でもある高野豊島区長自らが来場者をロビーで出迎えや見送りに立って特命大使の方たちと親しく会話を交わすなど、豊島区民の身近に根付いている文化芸術活動。この特別企画の前に行われた高野区長の挨拶や担当者の豊島区国際アート・カルチャー都市構想の実現戦略説明にも特命大使の方々は熱心に耳を傾け、豊島区、豊島区民のアート・カルチャーに対する関心の深さを感じました。

日時:平成28年5月5日(木・祝)
場所:あうるすぽっと(東京都豊島区)
主催:としま国際アート・カルチャーフォーラム実行委員会
   (豊島区、東京芸術劇場、(公財)としま未来文化財団)
共催:テレビ朝日福祉文化事業団

特別養護老人ホーム施設訪問「佳山明生さん」歌謡ショー
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5月23日、渋谷区の特別養護老人ホーム「けやきの苑・西原」を、佳山明生さんが訪問して歌謡ショーを行いました。当日は今年初めての真夏日を記録し汗ばむような陽気でしたが、それでもホームの入居者やデイサービスの利用者など、80人前後が集まりました。佳山さんの代表曲「氷雨」から歌謡ショーがスタートして、歌謡曲を中心にして全8曲を熱唱。美川憲一さんとのデュエット曲「泣きながら夢を見て」も、カラオケに録音された美川さんの歌声に合わせて披露してくれました。「こんな女のブルース」では、ステージから降りて握手をしながら一緒に唄い、会場内のお年寄りを励ましました。また、佳山さんの軽快な話術には会場が笑いの渦に包まれ、たくさんの笑顔が溢れました。佳山さんは、作曲家・古賀政男氏の最後の門下生。古賀氏作曲の代表曲「無法松の一生」や、即興で「悲しい酒」をアカペラで唄うと、会場から自然と手拍子が、そして最後には拍手喝采に。ショーのラスト曲は「ともだち」でしたが、唄い終わってもアンコールを求める拍手が鳴りやまず、もう一曲「こころの翼」を唄っていただきました。最後に、施設の代表のお年寄りから大きな花束が贈られ、参加者全員と記念撮影を行って、参加者の「楽しかった。」「ありがとうございました。」との温かい言葉に声に送られながら、施設を後にしました。

日時:平成28年5月23日(月)
場所:特別養護老人ホーム「けやきの苑・西原」(東京都 渋谷区 )
主催:テレビ朝日福祉文化事業団

高齢者福祉施設訪問「こまどり姉妹さん」歌謡ショー
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5月16日、練馬区の特別養護老人ホーム「第3育秀苑」に、こまどり姉妹さんをお連れして、歌謡ショーを行いました。当日は、新緑が目にやさしく映える、五月晴れの穏やかな日になりました。会場には、デイサービスや地域の人たちを含めて、80人を超えるお年寄りが集まりました。こまどり姉妹さんが、正面舞台に登場すると拍手喝采で歌謡ショーが始まりました。「ソーラン渡り鳥」「浅草姉妹」など全8曲を熱唱。浅草で流しをしていた頃によく唄ったという「三味線姉妹」では、会場から紙テープが投じられるという嬉しいハプニングがありました。「ショーで紙テープが投げられたのは本当に久しぶりのことです」とお二人が感激していました。また、こまどり姉妹・姉の栄子さんが、川中美幸さんの代表曲で「二輪草」の踊りを披露したり後半には、三味線コーナーもあり盛りだくさんのショーになりました。「お吉物語」「岸壁の母」「こまどりのラーメン渡り鳥」を、多くの参加者が一緒に唄い、中には涙ぐむお年寄りもいました。予定した曲を唄い終わっても拍手が鳴りやまず、アンコールで「ソーラン渡り鳥」を、もう一度唄って頂きました。最後に、施設代表のお年寄り2人から花束が贈呈され、参加者全員と記念撮影を行い終演となりました。参加者から、「ほんとうによかった。こまどり姉妹さんに励まされました」と感謝の言葉を頂きました。

日時:平成28年5月16日(月)
場所:「第3育秀苑」(東京都練馬区)
主催:テレビ朝日福祉文化事業団

特別養護老人ホーム施設訪問「原田直之」歌謡ショー
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4月12日、豊島区の特別養護老人ホーム「アトリエ村」に、原田直之さんをお連れして歌謡ショーを行いました。当日、朝から青空が広がり東長崎駅前の桜は満開、春らしい好日となりました。会場となった食堂には、デイサービスの利用者など120人ほどのお年寄りが集まりました。「民謡歌手として平成26年に『旭日双光章』を叙勲された原田直之さんです」という司会の早川さんの紹介に会場から拍手喝采が沸き起こり、歌謡ショーが始まりました。三味線、尺八、鳴り物、お囃子で「新相馬節」(福島県)、「大漁唄い込み」(宮城県)、「南部牛追唄」(岩手県)の東日本大震災の被災3県の民謡から、「あざみの歌」などの演歌など含め全11曲を熱唱。「南部牛追唄」では、尺八と原田さんの歌声が会場内に広がり、参加者は真剣に聞き入っていました。故三橋美智也さんの代表曲「武田節」は、今では「山梨の民謡」とみなされることもありますが実は新民謡。尊敬する三橋さんが「民謡はふるさとの心を唄っているものだ」と語っていたことなどを紹介していました。途中、衣装のお色直しがあり、民謡、歌謡曲500曲ほどをいつでも唄えるという原田さんは会場からのリクエストに応えて、「会津磐梯山」「東京音頭」「三階節」「黒田節」の4曲を即興で唄ってくれました。東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」では、福島県浪江町出身の原田さんが、被災地の復興を応援していきたいと、参加者と一緒に合唱しました。最後に、お年寄りから大きな花束を贈られ、参加者全員と記念写真を撮影して無事に終演しました。参加した人たちの沢山の感謝の言葉に送られ、会場を後にしました。

日時:平成28年4月12日(火)
場所:特別養護老人ホーム「アトリエ村」(東京都 豊島区)
主催:テレビ朝日福祉文化事業団

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