障がい者福祉

第9回 はーとふるメッセ実りのつどい ~はーとふるメッセ・オブ・ザ・イヤー2017~
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 3月21日(水)春分の日に「第9回 はーとふるメッセ実りの集い」が、イオンモール津田沼さくら公園側特設会場で開催されました。障がい者福祉関係者のみならず、買い物などでイオンモール津田沼に来場した方々に向けて、授賞式、パネル展示、世界自閉症啓発デーの啓蒙活動などの情報発信を行いました。また、これまでに「はーとふるメッセ・オブ・ザ・イヤー」を受賞した、障がい者福祉施設で作られた製品の販売を行い、訪れた多くの人が足を止め、製品を買い求めていました。
 今年も障がい者の働く姿と、その成果を広くアピールすることを目的として、障がい者事業所の最も優れた製品に対して「はーとふるメッセ・オブ・ザ・イヤー2017」の称号が贈られました。 食品部門・非食品部門を設け、年間を通して優れた製品を選定、それぞれに大賞、奨励賞、審査員特別賞が贈呈されました。今回の出品数は食品部門22作品、非食品部門16作品。当事業団は、非食品部門に「テレビ朝日福祉文化事業団大賞」を贈呈していますが、本年度は〝はる(茂原市)”の「名刺入れ」に大賞を授与しました。障がい者の方が作ったということを良い意味で感じさせることのない製品で、価格はやや高めですが事業所の意気込みが十分感じられる仕上がり具合が評価されました。一方、食品部門の大賞「千葉ロッテマリーンズ大賞」は、〝TUBUPLAN(市川市)”の「大豆コーヒー」に授与されました。受賞は、食品部門4団体、非食品部3団体の計7団体でした。審査員から、「障がい者の個性を生かしながら、どうやったらお客様に買ってもらえるか、その両立が一番難しい部分ですが、これからも果敢にチャレンジしていってほしい」との評価がありました。
 「障がい者の仕事に光を当て、工賃向上の必要性をアピールするとともに、地域での一人ひとりの豊かな社会参加を目指す」というテーマのこの賞が、働く障がい者の仕事に光を当て、障がいを持った人たちが地域で暮らす上で少しでも支えに繋がれば幸いです。

日時:平成30年3月21日(水)
場所:イオンモール津田沼(千葉県習志野市)
主催:千葉県、千葉県障害者就労事業振興センター
後援:千葉ロッテマリーンズ・テレビ朝日福祉文化事業団 ほか

第41回ハンディスキー全国親善大会(秋田たざわ湖大会)
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第41回ハンディスキー全国親善大会(秋田たざわ湖大会)が、たざわ湖スキー場で開催されました。昨年8月に、テレビ朝日福祉文化事業団は創立40周年を迎えましたが、この大会を第1回から主催しており、今回たざわ湖スキー場で41回大会を迎えることができたことは大変喜ばしいことです。この大会はタイムなどの成績を競い合うだけでなく、障がいのあるなし、性別、年齢を問わず全国の仲間が共にスキーを楽しみながら絆を深め、生活面の向上の一助となることを目的としています。
 1月26日(金)17時に宿泊先でもある田沢湖スポーツセンター体育館で開会式を行いました。選手たちは、翌日1月27日(土)9時30分からのインスペクションを終え、10時30分にクラスごとに分かれて順番に競技をスタートしました。今回は、初級の参加者がいなかったことから中級・上級・ゲストメーション(健常参加者)に分かれて、日本全国から集まった37名の選手が熱戦を繰り広げました。勝敗はタイムの速い遅いではなく、同じコースを2回滑り、2回のタイム差が一番少ない選手が優勝となるチャレンジタイムレースで行われました。いかにして自分のリズムを守って2本滑りきることが出来るかが勝敗のカギとなります。
 たざわ湖スキー場は、国体やワールドカップモーグル競技などが開催される全国有数のスキー場で、何より秋田駒ヶ岳を背に、眼下に望む田沢湖へ滑り込んでいくような広大なパノラマ風景は、ここでしか味わえない絶景です。競技が行われた水沢コースは、初心者から中級者までが楽しめる比較的ゆるやかな斜面が広がり、前日から降っていた雪も競技の開始前後には小やみになり、雲間から僅かですが太陽の光が射し、絶好のスキー日和になりました。スタート付近の気温は-12℃で非常に寒くて手足先が痛くもなりましたが、ゲレンデコンディションは新雪のパウダースノウで視界も良好。最高のスキーコンディションとなりました。赤と青の28本の旗門が交互にセットされた全長約700mの水沢コースを、第1滑走の選手を皮切りに次々と選手がスタートして行きました。立位・チェアースキーなど、それぞれの状況に応じて用具や滑り方を工夫して思いきり風を切って旗門を通過し、滑走。競技スキーとほぼ同等のコースをハンディをものともせず果敢に滑り、チャレンジすることの素晴らしさを各人が共有し、さらなる発展につなげようとする姿は、競技役員を務めたスキー場の関係者やゲストメーションに参加した選手たちにも勇気と感動を与えてくれました。
 大会終了後は表彰式と交流会が行われ、親善大会の名にふさわしくお互いの健闘を称えつつ、久しぶりの再会に会場は大いに盛り上がり、笑顔が溢れていました。参加してくれた選手の皆さんはじめ、長い間準備にあたられた日本身体障害者スキー協会及び大会開催に尽力くださった全ての関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

【試合結果】
上級優勝
菅 貢(秋田県)     タイム差 0秒20
中級優勝
三原 章(宮城県)    タイム差 0秒77
ゲストメーション
佐々木 麻子(秋田県)  タイム差 0秒12

日時:平成30年1月26日(金)~27日(土)
場所:たざわ湖スキー場(秋田県 仙北市)
主催:日本身体障害者スキー協会
   テレビ朝日福祉文化事業団
後援・協力など:秋田県、秋田県教育委員会、仙北市、仙北市教育委員会、秋田県スキー連盟、秋田県身体障害者福祉協会、 秋田県障害者スポーツ協会、ほか

第40回記念 車いすバスケットボール秋季大会
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平成30年1月14日(日)、第40回記念大会となる車いすバスケットボール秋季大会を開催しました。例年は秋に行われているこの大会ですが、総選挙の影響で今回は1月14日(日)に開催日が変更となり、千葉ポートアリーナに全国から9チームが集まり熱戦が繰り広げられました。
 東京2020パラリンピックが近づいてきて、車いすバスケットボールへの注目も高まりつつありますが、この大会は40年の歴史の中で全国の選手層を広げることに貢献してきました。現在の日本代表チームは強化合宿や海外遠征などを重ね、世界のトップチームに近づこうと日々練習に励んでいます。中でも2大会連続でパラリンピック出場権を逃した女子チームの強化が急務とされています。男女ともにホスト国としてレベルアップした戦いに期待しましょう。
 さて、今回の結果はAグループでは「岐阜SHINE」、Bグループは「YOKOHAMA DREAMER」、Cグループは「Wing」が優勝しました。真冬の開催で例年よりも寒い体育館での戦いとなりましたが、日本車いすバスケットボール連盟の方々、千葉市の関係者の方々、ボランティアの方々などの熱意と善意で無事に大会が終了しました。
 2017年8月4日に創立40周年を迎えたテレビ朝日福祉文化事業団は、この大会を第1回目から共同主催という形で参加させていただいています。念願の東京で開催されるパラリンピックでの選手たちの躍動が持ちどおしいです。

日時:平成30年1月14日(日)
場所:千葉県千葉市 千葉ポートアリーナ
主催:日本車いすバスケットボール連盟・テレビ朝日福祉文化事業団
後援:千葉市・千葉市教育委員会
協力:株式会社モルテン・淑徳大学

障がい児入所施設へ「かんたんテント」プレゼント
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テレビ朝日福祉文化事業団は、多くの皆さまにご理解とご協力をいただいて、2017年8月に創立40周年を迎えることができました。その記念事業として、バザーや運動会などの際に使用する組み立てが簡単な「かんたんテント」を、創立40周年記念品として贈呈いたしました。
 対象施設は障がい児入所施設で、書類審査のうえ35施設にテントを贈呈いたしました。早速、各施設の皆さまからは、感謝のお言葉を頂戴しております。バザー、運動会、お祭り、防災訓練等のイベントの日除けとして、幅広くご活用いただければと思っております。

寄贈施設からの感想(抜粋)

★私どもの施設で使用するのに丁度良い大きさであり、組み立ても簡単にできるテントで、たいへん重宝すると思われ、うれしく思います。

★かんたんテントの名の通り、たっぷりとした広さがありながら設置にはそれほどの労力を必要とせず、これなら手軽に利用できそうです。元気な子どもたちは屋外で遊ぶのが大好きです。夏休みにはビニール製のプールを園庭に出して、みんなで水遊びを楽しみます。秋には地域の方々を招いて収穫祭を行います。テントはこのような時に日除けや雨除けとして利用したいと思います。

★保護者会主催のお祭りを開催いたしましたが、たいへん軽量で、かつ組み立てるのも簡易で、お手伝いにあたってくださった保護者様やボランティアの皆さんにも大好評でした。今後も様々な行事において、繰り返し、大切に使わせていただきたいと存じます。

★園庭での野外食事会やレクリエーションで沢山、沢山利用したいと考えています。子ども達の笑顔がさらに増える余暇活動を考えてまいります。

寄贈日:2017年10月
対象:東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・群馬県・茨城県・栃木県の障がい児入所施設
主催:テレビ朝日福祉文化事業団

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