10月16日、10月23日、11月13日、いずれも秋晴れの爽やかな日曜日、「母子のためのテレビ朝日見学体験ツアー2016」を開催し、関東の母子生活支援施設で生活しているお母さんとお子さんなど33名をテレビ朝日に招待しました。
3年目を迎えたこの事業ですが、今年は3日間(各日12人計36人)の招待枠に102人の応募があったため、秋に3回ツアーを追加で開催しました。春、秋で78人をテレビ朝日にお招きし、参加者は3年で合計177人となりました。
秋のツアーでは「報道ステーションSUNDAY」の生放送直前のスタジオ見学が実現し、ツアーのハイライトとなりました。皆さんには、天気予報のリハーサル等を見ていただくことができました。番組スタッフの快い協力と親切な対応に、母子の皆さんも生き生きと晴れやかな笑顔でした。
新しいコースは、「ANNニュース」放送中のスタジオ見学(ガラス越し)→社内食堂での昼食(食べ放題)→屋上散策(テレビ朝日稲荷、東京タワーを一望)→美術セットの模型や小道具見学→ニュースCG室→ウエザーセンター→アトリウム(番組宣伝コーナー、テレアサショップなど自由観覧)→「報道ステーションSUNDAY」リハーサル見学とアナウンサーとの記念撮影という流れで行われました。
まず最初は、お昼のANNニュース放送中のスタジオをガラス越しに見学。3才~5才の小さい子にも人気で、興味深く真下を覗き込む姿には驚かされました。小学生も、中学生も、高校生もお母さま方も、放送の仕組みを興味深そうに見入りました。
ランチタイムは社内食堂へ。食べ放題にみんな笑み満面。お代わりを何度もしたり、大人気のソフトクリームをコーンやカップに上手に入れたりするのも遊びになり、和気あいあいと楽しいひと時を過ごしました。食後は、初めて会った子どもたちが一緒になって、晴れたテラスで気持ちよさそうに遊び、テレビ朝日稲荷にも興味津々でお参りしていました。
午後は美術の見学。「歓迎!母子のためのテレビ朝日見学体験ツアー 御一行様」の旗に歓声があがりました。美術スタッフがこの日のために用意してくれたものです。番組セットの模型も熱心に見ていました。
その後、アトリウムで自由観覧30分。「のび太の部屋」に寝転んだり、「徹子の部屋」のセットでお客様になったり、今回、自由時間を長めにできたので、テレアサショップで買い物を楽しむ親子も目立ちました。
最後はツアーハイライト、生放送前の「報道ステーションSUNDAY」スタジオへ。10/16はの放送開始が通常より遅かったため、久冨慶子アナウンサーに加えサブキャスターの平石直之アナウンサーとも一緒に写真を撮りながら、和やかな時間を過ごしました。10/23、11/13は本番直前の天気予報のリハーサルを見学し、子どもたちにも緊張感が伝わりました。久冨慶子アナウンサーとの写真撮影では、キャスターさながらに子どもたちがセットに座り、笑顔でポーズをとりました。記念として写真盾に入れて贈ったところ大変喜ばれました。記憶に残る一日になったのではないかと思います。
今年は3歳未満のお子さんを持つお母さんも参加できるよう、託児所付きのプランを用意し、3組が利用しました。「上の子と二人だけの特別な時間を過ごせてよかった」という声や、「こんなに親切にしてもらったのは初めて」、「ますますテレビ朝日が好きになった」、「感謝の気持ちでいっぱいです」などと嬉しい感想も届きました。
「ゴーちゃん。」の知名度も格段に上がっていて、小さい子どもたちが「ゴーちゃん。かわいいです」とアンケート用紙にたくさんの絵を描いてくれました。また施設の方からは、「何より、施設へのお戻りの際の親子の笑顔が印象的だった」と感動的なメッセージをいただきました。
参加者募集などにご尽力いただいた関東ブロック母子生活支援施設協議会とテレビ朝日の関係各署の多大な協力に感謝しつつ、今後も母子生活支援施設で生活する方々に喜んでいただける企画として継続していきたいと思います。
10月16日(日)参加者より
☆横浜市Mさん、中1男子
普段の生活では絶対に体験できないことばかりで、とても楽しい時間を親子で共有することが出来ました。タイムスケジュールもゆっくりと組まれており、スタッフ(警備の方も含め)の優しく親切な対応に温かさを感じました。お土産まで頂きありがとうございました。「ゴーちゃん。Tシャツ」は親子で揃って着ています。「ゴーちゃん。」可愛いです。
小さな世界で生活している息子にとって、今回ツアーで本当に大きく世界が広がりました。TV朝日のCG技術や小道具のリアル感に感動し、将来の選択肢が増えたようです。帰宅後は久富アナと平石アナ、「報道ステーションSUNDAY」をいつもと違う顔で観ていました。私にとっても大変貴重な社会勉強となり、感謝の気持ちでいっぱいです。
☆横浜市Tさん、中1男子、小2男子
お昼ご飯が何でも食べて良くて嬉しかったです。全ての食事が美味しかったです。
うどんが特に美味しかったです。特にアナウンサーにあえた事がうれしかったです。
☆横浜市母子生活支援施設職員
子どもたちは、普段、テレビの中の世界を実際に体験・見学をさせていただいたことに感激をしていました。ご丁寧な説明をして頂き、実際に小道具を見せていただいて忘れられない思い出になったことと思います。
☆千葉市 Oさん、高1男子、中1男子
社食もおいしかったです。景色もバッチリ!!子どもたちも楽しかったと言っていました。貴重な経験をありがとうございました。
☆千葉市母子生活支援施設職員
お母さん、子どもたちも「楽しかった」と話をしていました。とくに大道具、小道具が本物のように見えたのが興味深かったようです。昼食もおいしくたくさん食べられました。
途中体調を崩した際も、荷物置場まで薬を取りに行くためについてきてくださったり、迅速に対応していただき、大変感謝しております。上の子は普段運動不足気味のため、久しぶりに長時間歩いて疲れたようでしたが、途中で休むことなく歩き続けられました。帰ってからニュースも見たようです。普段できない体験をさせていただき、大変喜んでいました。
10月23日(日)参加者より
☆東京都Fさん、小3男子
ぼくは、テレ朝で3番目くらいに広い放送室で写真をとったことや、上の階から生ほうそうを見たことが楽しかったです。ほうそうしている時は、出ている人がみんな立っていました。立っていてつかれないのかな~~と思いました。そのあと、テレ朝のレストランでお母さんと食事をしました。食べたものはヒレかつと、ごはんと、みそしると、野菜とアイスも食べました。アイスはソーダ味でラムネが入っていました。つめたくておいしかったです。また、テレ朝に行きたいです。しょうたいしてくれてありがとうございます。
☆東京都母子生活支援施設 施設長
参加した母子ともに、今回の企画を楽しみにしておりましたが、テレビの裏側を見学するというイメージが、なかなか結びつかなかったようです。ですが、見学ツアーを通じて、実際に番組で使用する子道具や美術に興味を示し、食い入るように観察している様子が印象的でした。普段お母さんがお仕事でお忙しいため、今回お招待いただき、母子で休日をゆっくり過ごす機会につながりました。深く感謝致します。
☆東京都Kさん、1才女子(託児)
親子で貴重な体験をさせていただきありがとうございました。とても楽しい一日でした。
☆小3男子
今日はいろんな場所や、いろんな番組を見れて楽しかったです。ありがとうございました。
☆東京都母子生活支援施設 施設長
「普段立ち入ることのできない世界を体験し、非常に感動した」と申しておりました。
また、幼い子を預かっていただいたため、普段はなかなかゆっくりと関わることの難しい上のお子さんと特別な時間を過ごすことができ、良い機会になりましたと聞いております。何より、施設へのお戻りの際の親子の笑顔が印象的でした。
☆横浜市母子生活支援施設 施設長
参加者からは、「アナウンサーの方と写真を撮ってもらって興奮した」、「スタジオで生番組のリハーサルを拝見した」など、どれも大変興味深く楽しめたとの感想が寄せられました。本当にありがとうございました。
11月13日(日)参加者より
☆東京都Sさん
テレビ朝日さんで親子のための見学ツアーを企画していることに感激しました。子どもはうれしくてはしゃぎすぎていましたが、温かく接していただき、とても丁寧に案内していただきありがとうございました。おみやげもたくさんいただき、こんなに親切にしていただいたのは、母子となって初めてでした。ニュースの生放送を見学できたのが、印象に残りました。アナウンサーの方と一緒写真をとれたのがうれしかったです。遠くの世界だと思っていたテレビ局を身近に感じることができました。
☆6才男子
きんめだる(美術)をみるのが、たのしかったのと、リハーサルたのしかった。(ランキングの)きかいが見れたのがたのしかった。
☆千葉市Sさん、4才男子
「報道ステーションSUNDAY」を生放送直前のリハーサルを見られて良かった。テレビで見ているよりも、お姉さんがキレイだった。いたれりつくせりでお土産まですみません。美術関係を見れたり、報道の番組を見学出来て、TVでは見えないところまで見られてよかったです。社食がキッズメニューまで作ってくださり、有難うございました。社食美味しかったです。
☆千葉市Nさん、3才男子
生放送を見学出来てよかったです。私もドキドキしました。案内が優しくてわかりやすかったです。お天気おねえさん(久冨アナウンサー)の声がステキでした。アイスが楽しくておいしかったです。ありがとう。
☆千葉市Yさん、4才男子
なかなか見ることのできない現場を見れたこと、せつめいしてくださったこと、おいしいごはんをいただけて、物珍しくて楽しかった。子どもがとても喜んでいるのがよかったです。
☆千葉市母子生活支援施設職員
テレビ局の中に入れる経験はなかなかできることではなく、様々な配慮が必要な方も安心して楽しめる機会をたくさんの方に与えてくださりありがとうございます。社食やテラスに入ることができてとても嬉しかったです。お子さまプレート(食堂の特別メニュー)や大道具等、子どもたちが楽しめる見学ができました。「ゆっくりでいいですよ」とその都度話していただけたので、ゆったり楽しめました。スタジオでアナウンサーと写真を撮ってもらうことができて、緊張しましたが、嬉しかったです。たくさんの方に参加してほしい見学体験ツアーです。
日 時:平成28年10月16日(日)、10月23日(日)、11月13日(日)
場 所:テレビ朝日本社(港区六本木)
主 催:テレビ朝日福祉文化事業団
後 援:関東ブロック母子生活支援施設協議会
参加者:10月16日(日)
母子3組10名(小学生1名 中学生3名 高校生1名 引率職員2名)
神奈川1施設、千葉1施設
10月23日(日)
母子5組14名(小学生5名 未就学児3名(うち託児1名) 引率職員1名)
東京2施設、神奈川1施設、千葉1施設
11月13日(日)
母子4組9名(未就学児4名、引率職員1名)
東京1施設、千葉1施設
5月22日(日)、5月29日(日)、6月5日(日)、「母子のためのテレビ朝日見学体験ツアー2016」を開催し、関東の母子生活支援施設で生活しているお母さんとお子さんなど45人をテレビ朝日に招待しました。2014年度から開始したこの企画は、住所を公開しない母子生活支援施設で暮らす親子をテレビ朝日に招き、外出して気分転換を図ってもらうこと、他の施設で暮らす母子や引率職員との交流、テレビ局を身近に感じて楽しい一日を過ごしてもらうことを目的にしています。テレビ朝日の館内見学は、小学校5、6年生以上を対象に学校単位の申し込みは受け付けていますが、個人を対象には行っていません。この企画では、「母子の笑顔を応援!」する特別な見学コースで実施しています。過去2年とも大変好評で、春2回の応募枠に倍以上の応募があり、秋に2回追加、これまで8回開催して99人の方をお招きしました。
2016度は春に3回の開催を決定。3歳未満のお子さんを持つお母さんも参加できるよう、託児所付きの回も設けました。新しいコースは、「ウエザーセンター」→「ニュースCG室」→「極上!旅のススメ」(毎週日曜日10:00~11:45放送・一部地域を除く)放送中スタジオ見学(ドアのガラス越し)→ANNニュース放送中スタジオ見学(ガラス越し)→竹内由恵アナと屋上で記念撮影→社内食堂での昼食→美術セットの模型や小道具見学→「報道ステーションSUNDAY」のセット見学→本社1階アトリウム自由観覧→(晴れた日には)EXタワー・クラウドカフェと盛り沢山。EXタワーのクラウドカフェは、普段は関係者以外入館できない場所で土・日は休業ですが特別にオープンしてもらい、この見学ツアーの晴れた日ならではのお楽しみとして、素晴らしい眺望を楽しみながらティータイムを過ごすことができます。5月は両日とも爽やかな晴天に恵まれ、EXタワー17階からスカイツリーや東京タワーが望めました。6月は雨のち晴れ。小さいお子さんが多かったこともあり、テレビ朝日本社1階で解散し、アトリウムの番組宣伝コーナー「のび太の部屋」、「徹子の部屋」、番組の等身大セットなどで楽しく遊んでもらいました。
今回のハイライトは、生放送中の「極上!旅のススメ」を目の当たりに体験すること。控室でテレビ画面を見た後、スタジオのドアのガラス越しに、出演者やスタッフの動きを見学しました。生放送終了時に出演者の方々に「お疲れさまでした!」と声を掛けると、出演者が「いらっしゃい!」と応じ、司会の草野仁さん、5月22日のゲスト具志堅用高さん、29日のゲスト舞の海さんが子どもたちと握手をしてくれて全員大感激!!また、6月5日のゲストいっこく堂さんは、お人形を持って見事な腹話術を見せてくれました。「有名人に会えた!」「握手してもらえた!」とみんな大興奮。番組プロデューサー始めスタッフの方々の温かいもてなしに感動しました。
次にお昼のANNニュース放送中のスタジオをガラス越しに俯瞰で見学。小さい子も大きい子も、お母さんたちも放送の仕組みを興味深そうに見入っていると、「極上!旅のススメ」出演の竹内由恵アナウンサーが登場!!「かわい~~い!」と歓声をあげてみんな大喜び。竹内アナウンサーがニュースを読むときのことを説明しながら参加者に話しかけると、嬉しくて抱きつく子どもも・・・。その後、7階テラスで東京タワーをバックに竹内由恵アナウンサーと記念撮影をし、後日一家族に1枚写真をお送りすると「一生ものですね」「竹内アナウンサーがやさしかった」「会えて嬉しかった」など感動のお手紙がたくさん届きました。
待望の食堂では食べ放題にみんな満面の笑み。お代わりを何度もして、大人気のソフトクリームを上手にコーンやカップに入れていました。食後にはテラスで気持ちよさそうに子どもたちが遊び、みんなで寛ぎの一時を過ごしました。
美術セット見学では「歓迎!母子のためのテレビ朝日見学体験ツアー 御一行様」の旗に歓声があがりました。美術スタッフがこの日のために用意してくれたものです。「報道ステーションSUNDAY」の新しいセットの見学も大人気。番組プロデューサーと久冨慶子アナウンサーが、番組で使うランキングボードの機械を子どもたちの声に合わせて動かすとわれ先に「スタート!」と言った子どもたちの笑顔が今も眼に浮かびます。
今回託児所にお子さんを預けたお母さんも、約5時間子どもから手が離せてリラックスし、お迎えに行く時にはなお愛おしく感じたり、上の子と二人だけのゆっくりした時間をもてたと、楽しい一日を過ごしてくれたようです。
今回36人の募集枠に100人以上応募者があり、秋にも見学ツアーを3回開催する予定です。関東ブロック母子生活支援施設協議会、テレビ朝日各部署の多大なご協力に感謝しつつ、今後も母子生活支援施設で生活する方々に喜んでいただける企画として継続していきたいと思っています。
日 時:平成28年5月22日(日)、5月29日(日)、6月5日(日)
場 所:テレビ朝日(東京都港区)
主 催:テレビ朝日福祉文化事業団
後 援:関東ブロック母子生活支援施設協議会
参加者:5月22日(日)
母子5組15人(未就学児童2人 小学生3人 引率職員3人 託児した乳幼児2人)
東京2施設、千葉1施設、神奈川1施設
5月29日(日)
母子5組15人(小学生7人 中学生1人 引率職員2人)
東京1施設、神奈川3施設
6月5日(日)
母子7組15人(未就学児童3人、小学生4人、引率職員2人)
東京3施設、神奈川1施設