STORY

第45話「天・秤・離・反」

 今日は賢吾(高橋龍輝)の誕生日。弦太朗(福士蒼汰)らライダー部のメンバーは、食堂でにぎやかにお祝いを。ライダー部員のイラストがついたキーホルダーをプレゼントされ、「こんな賑やかな誕生日は生まれて初めて」と喜ぶ賢吾。部員たちが改めて友情を深めていると、なんと我望理事長(鶴見辰吾)がコックの姿で現れた。

 お手製の野菜スープを振る舞い、生徒たちへの思いやりを口にする我望。単純な弦太朗はそんな我望の声に感動。「今日から俺がダチだ」と宣言するが、我望はそんな弦太朗を受け流す。
「人間には友達を必要としない人種もいる」。
 何やら不可思議な雰囲気となる中、賢吾がまたも倒れてしまった。思わず抱き留めた我望の脳裏に20年前の賢吾の父・緑郎(風間トオル)との思い出が蘇り…。

 ムスカ・ゾディアーツとなった影響からいまだ入院しているハル(荒木次元)を見舞った弦太朗とユウキ(清水富美加)。ハルも、ハルの親友の蘭(ほのかりん)も改めてライダー部に入部して弦太朗らと戦うことを約束するが、そのとき速水校長(天野浩成)が突然やってきた。アメリカへの特別留学が決まったと半ば強制的に蘭を車に乗せて連れ去っていく。そんな速水の行動に弦太朗は違和感を覚える。

 実は蘭は最後の十二使徒、ピスケスだった。速水の運転する車の前に立ちはだかるレオ・ゾディアーツは蘭に襲いかかるが、そこへ弦太朗とユウキが駆けつけた。そんな弦太朗に速水から意外な言葉が飛んでくる。
「その子を守りたかったら、私とともに戦え!」。
 速水はそのままリブラ・ゾディアーツに変身。唖然とする弦太朗とユウキだが、今は蘭を守ることが先だ。フォーゼに変身するとレオに立ち向かっていく。

 リブラとの共闘でなんとかレオを追い払うことに成功するが、速水は12個のスイッチがそろうと自分の命が危ないという思いから、ピスケスの蘭を守る決意を固めたという。
 今まで生徒たちをゾディアーツにしていた速水校長が今さら改心など!?弦太朗は蘭を必死で守ろうとしていた速水の行動を信じ、「あんたも俺のダチだ」と手を差し出す。

 速水からサジタリウスの正体が我望理事長だと聞かされ、ショックを隠せない弦太朗たち。さらにその我望は12個のホロスコープス・スイッチでコズミック・エナジーを制御。ザ・ホールからダークネビュラを作り、プレゼンターのもとへ一気にワープするつもりであることを聞かされる。ただし、その際に生じる衝撃波で日本は壊滅してしまうとか。なんとか我望の野望は阻止しなければならないが、速水の言葉を信じていいのだろうか…。

 とりあえず蘭を美羽(坂田梨香子)の屋敷にかくまうことに。一方、賢吾は速水とともに江本が使っていた研究室へ。ヴァルゴとして我望の打倒を狙っていた江本、どこかに我望を倒すヒントがあるはずと部屋を探すのだが、そこで賢吾は「KENGO」と書かれたUSBメモリを見つける

 蘭の居所がアクエリアスとなったレオ・ゾディアーツにばれてしまった。弦太朗らの前で改めて正体を明らかにした立神(横山一敏)は、レオに変身。フォーゼとメテオにレオ・ダスタードを差し向け、その間に蘭を捕まえるとピスケス・スイッチを押させようとする。
 そんなレオを素手で止めようとする速水だが、かなうはずもなく一方的に攻撃を受ける。さらに駆けつけた賢吾は倒れ、フォーゼらはなかなかやってこない。見かねた蘭はピスケスに変身。ピスケス・ゾディアーツの力でレオに立ち向かっていく。

 なんとかレオ・ダスタードから逃れたフォーゼとメテオ。ピスケスとレオの戦いを目の当たりにし、「遅かったか」と茫然とするが、そこへ我望が悠然と現れた。
 最後の十二使徒ピスケス誕生に胸躍らせる我望。人々を犠牲にしてまで自らの野望を達成しようとするやり方を「自分勝手」と非難するフォーゼを冷徹に見下す。
「自分勝手?君の貧しい価値観だとそういう言葉になるのかな…」。

 我望の赤く光る眼にフォーゼらは戦慄を覚えるだけで何も言い返すことができず…。

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脚本:中島かずき
監督:諸田敏
アクション監督:宮崎剛
(ジャパンアクションエンタープライズ)