STORY

第42話「射・手・君・臨」

 ヴァルゴの正体がタチバナだったとは…。
 ショックを隠せない弦太朗(福士蒼汰)と賢吾(高橋龍輝)。メテオまでダークネビュラに送られてしまったが、弦太朗らは回転し続けるメテオのストームトッパーを見つけて…。

 戦いから身を引き、ライダー部を去ったユウキ(清水富美加)、美羽(坂田梨香子)、隼(冨森ジャスティン)、そしてJK(土屋シオン)の前に現れる弦太朗。が、ライダー部への復帰を求めるわけでもなく、懐かしそうに声をかけて去っていく弦太朗にユウキらは困惑を隠せない。

 そんなメンバーがいなくなり、賢吾も弦太朗の力だけでコズミックにチェンジする策を見出せない今、弦太朗はタチバナとの特訓を続けるという。その正体がヴァルゴとわかった今、タチバナとの特訓などに意味があるのか?
 気色ばむ賢吾に弦太朗は、回転し続けるストームトッパーから、ダークネビュラに送られたメテオ=流星(吉沢亮)は生きていると断言。ヴァルゴにある良心を信じ、弦太朗は特訓を続けてタチバナ=ヴァルゴとダチになると言い放つ。

 タチバナのもとにやってきた弦太朗と賢吾。特訓を続けるという弦太朗にタチバナはヴァルゴに変身。弦太朗もフォーゼに変身、例によって壺を破壊しようと躍起になってヴァルゴに立ち向かっていく。
 しかし、タチバナとは違い、ヴァルゴの攻撃力は圧倒的。すべての技を跳ね返されたフォーゼはボロボロになっていく。

 それでも流星や友子(志保)らをダークネビュラに送っておきながらも生かしているヴァルゴとダチになろうとするフォーゼ。ヴァルゴはかつて友を裏切り、強大な力を手に入れたと自らの過去を語り、「友情など捨て去れ」となおもフォーゼに迫る。
 しかし、巨大な光弾をチャージするヴァルゴに対してフォーゼはついにコズミックにチェンジ。発射された光弾をリミットブレイクで跳ね返すと、ついに壺を真っ二つに割ってしまう。

 ヴァルゴはフォーゼもついに友情を捨て去ったと満足するが、変身を解除した弦太朗は改めて絆の力でコズミックにチェンジできたことを強調。同じ戦いの場にいなくても、心が通じていれば、絆が切れることはない。弦太朗はユウキらと会うことによって、そんな彼らの心を確認していたのだった。
 そして今、ユウキらメンバー全員が弦太朗のもとへ。彼らは皆、恐怖を克服。弦太朗、賢吾とともに最後まで戦うことを宣言する。

 弦太朗の言葉、そしてユウキら仮面ライダー部の気持ちの強さにヴァルゴも脱帽。メテオと友子をダークネビュラから解放する。
 ヴァルゴが友子らをダークネビュラに送ったのも、彼らを処刑させないため。かつてホロスコープスに変身した生徒たちなども死んではいないらしい。

 それにしてもヴァルゴ=タチバナはなぜ賢吾にゲートスイッチを与え、フォーゼシステムを見つけさせたのか。そしてなぜ流星をメテオに?
 ここで友子によってタチバナが江本(山崎一)であることが暴露され、タチバナは仮面を脱ぎ江本となって裏切り者の自分の身を隠すために仮面をつけていたことを明かす。そして、フォーゼシステムやメテオドライバーを賢吾や流星に送ったのも、戦う仲間が欲しかったからだと。
 江本は弦太朗に何があっても友達は守ってやって欲しいと願いを託す。

 そんな江本の思いを弦太朗が受け入れたそのとき、一本の矢が江本の身体を貫いた。
 そこにはいつの間に現れたのか、サジタリウス・ゾディアーツの姿が。ヴァルゴ=江本の裏切りに怒りを露わにしたサジタリウス。弦太朗はフォーゼに、流星はメテオに変身。サジタリウスへ立ち向かう。

 一方、江本は賢吾を連れてワープ。そこで自分が賢吾の父・歌星(風間トオル)を殺してしまったことを告白。さらに「歌星は君の…」と何かを伝えようとするが、レオとリブラに見つかってしまい、裏切り者としてヴァルゴは処刑されてしまう。

 フォーゼ・コズミックステイツもメテオストームもサジタリウスの圧倒的なパワーにまるで歯が立たない。すべての攻撃を軽くいなされ、逆に痛めつけられると2人とも変身を解除してしまう。余裕で立ち去るサジタリウスを弦太朗と流星は倒れながらも見送るしかない…。

 弦太朗、賢吾、流星、友子の4人は月面で江本への思いを口にする。それにしても江本は賢吾に何を言おうとしていたのか…。弦太朗は「自分のダチを守る」という江本との約束を、なにがあっても守りぬくことを誓うのだった。

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脚本:中島かずき
監督:山口恭平
アクション監督:宮崎剛
(ジャパンアクションエンタープライズ)