STORY

第38話「勝・者・決・定」

 宇宙飛行士選抜試験でユウキ(清水富美加)が不正をした、と怒りをあらわにするエリーヌ(滝沢カレン)。暴れるアクエリアスをなんとか抑えたフォーゼだが、変身を解除した弦太朗(福士蒼汰)は、エリーヌのまっすぐな気持ちを大切にしたいと、ゾディアーツとして倒すのではなく、なんとかスイッチを捨てさせようと考える。

 賢吾(高橋龍輝)とエリーヌ、生徒会の杉浦(絲木建太)、そしてユウキの4人が最終試験に進むことになった。
 なぜ、ヒキョー者のユウキが…。
 納得がいかないと部屋を飛び出すエリーヌを追いかけた弦太朗は、なぜユウキが最終試験にまで残ったのか、その本当の理由を突き止める、だからユウキとは正々堂々戦ってくれ、と頼む。
 弦太朗はフォーゼに変身し、月面で最終試験突破を祈るユウキに、それとなく不正があったのか聞くが、なぜかユウキは言葉を濁す。まさか、本当にユウキは…。

 弦太朗は我望理事長(鶴見辰吾)のもとを直接訪ね、ユウキが持っている宇宙飛行士に大切なものとは何か、と最終試験へ駒を進めた理由を聞く。が、ユウキを一番に推したのは、審査委員長で宇宙飛行士の千夏(中村綾)だったという。千夏と会えるよう連絡をとってくれるという我望に感激した弦太朗は、馴れ馴れしく我望の肩などを叩いてしまい、そばにいた立神(横山一敏)の怒りをかってしまう。

 突然、暴れまくるアクエリアスを抑えようとするメテオだが、どんなに攻撃しても復活エネルギーで衰えることを知らない。両肩の水瓶からエネルギーが放出されていることを察知したメテオだが、片方の肩の水瓶を攻撃しても、もう一方の水瓶で復活してしまう。
 いったい、どうすれば…。

 千夏からユウキが最終試験に進めた理由を聞いた弦太朗は、喜びながらエリーヌのもとへ向かおうとするが、そこへレオ・ゾディアーツが現れた。
「あのお方に無礼を!」
 我望に対する態度に怒りをあらわにするレオだが、フォーゼには何がなんだかわからない。一方的にやられると川へと転落してしまい…。

 賢吾とエリーヌ、杉浦とユウキ、というペアで最終試験のサバイバルレースがスタートした。山の中へと入っていった2組だが、エリーヌはこっそり賢吾と離れると、一人休んでいるユウキの前へ。アクエリアスに変身すると、ユウキを崖から突き落として平然と賢吾のもとへ戻る。

 そんなエリーヌと賢吾の前にフォーゼが突然空から落ちてきた。変身を解除した弦太朗は、ユウキが審査員の指示でこっそりとカメラパーツを隠し、その予測外の事態からチームがどう切り抜けるかを試されていたのだという。
 ユウキはそのピンチにもエリーヌのロボットを救うために、嫌われ者になることを覚悟でリーダーを買って出ると、みごと危機を乗り越えた。千夏はそんなユウキの胆のすわった行動を高く評価したのだという。
 意外な事実に言葉を失うエリーヌ。
 それなのに自分はユウキを…。
 エリーヌはユウキが足を痛めて動けなくなっている現場に戻るとアクエリアスに変身。復活エネルギーで足を治療する。

 最終のサバイバルレースも無事終了。4人全員が合格となった。
 エリーヌもユウキと和解。弦太朗は改めてエリーヌとダチになろうと言うが、エリーヌとしては尊敬するホロスコープスのボスを裏切ることができない。
 あえてアクエリアス・ゾディアーツとしてフォーゼとの一騎打ちに臨む。

 誰も手を出すな!
 フォーゼもコズミックにチェンジ、あっという間に両肩の水瓶を破壊すると、あっさりアクエリアスを撃破してしまう。
 変身を解除したエリーヌは「ありがと、ゲンタロー…」と力なく感謝の言葉を。あえて倒されることを選んだエリーヌ。フォーゼの「バッカ野郎」という言葉がむなしく響く。

 ダークネビュラに送られることなく、記憶を消去されたエリーヌ。“初対面”の弦太朗、ユウキと宇宙を夢見るが、その一方で我望らは新たな幹部ゾディアーツとなる人材を発掘していた。それはユウキのパートナーだった…杉浦…。

  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真
脚本:三条陸
監督:石田秀範
アクション監督:宮崎剛
(ジャパンアクションエンタープライズ)