STORY

第37話「星・徒・選・抜」

 JAXAつくば宇宙センターのロケットの前で「宇宙、行くぞーっ!」と両手を挙げて気合を入れている少女を見かけた弦太朗(福士蒼汰)。自分の「宇宙、キターーッ!」とよく似ている、と意気投合。転校してきたばかりのエリーヌ(滝沢カレン)とさっそく“ダチ”になる。と、そんな2人の間に割って入るようにユウキ(清水富美加)が突然姿を現した。「ロケットのか〜み〜さ〜ま!」というロケットに向かって願をかけるユウキだが、エリーヌはそんなユウキに「神頼みじゃ宇宙に行けない」と嫌悪感をあらわにする。

 天高で宇宙飛行士になるための資質をテストする恒例の「宇宙飛行士選抜試験」が行われることになった。ユウキが願をかけていたのも、この試験に受かるため。賢吾(高橋龍輝)も「今年こそは」とリベンジに燃えている。まずは筆記試験が行われるが、弦太朗にはさっぱりわからずお手上げ状態だったが…。

 その弦太朗、賢吾、ユウキ、流星(吉沢亮)、友子、さらにはエリーヌも含む21名が予選を突破した。速水校長(天野浩成)によると、弦太朗とユウキは特別ボーナス問題に救われたらしい。

 そんな21名は2つのグループに分かれ「一次試験 閉鎖環境・耐久テスト」に挑戦。密室に72時間こもり、ひたすら千羽鶴を折るのだが、流星などはプレッシャーに耐えられずしまいには大混乱。賢吾は持ち前のリーダーシップを発揮するのだが、いつものめまいに襲われ倒れてしまう。
 そのとき、突然幹部ゾディアーツのアクエリアスが現れた。弦太朗がフォーゼに変身するよりも早く、アクエリアスは賢吾に向かって攻撃。フォーゼはコズミックステイツにチェンジし攻撃を仕掛けるが、ダメージを受けたと思われたアクエリアスはアッという間に復活。どうやら自力で蘇生する能力を持っているらしい。脅威を感じるフォーゼの前で、おかしな日本語で自らの力を誇示するアクエリアス。その言葉からフォーゼはエリーヌに疑惑を抱き…。

 アクエリアスの攻撃を受けたと思われた賢吾だったが、めまいから回復していた。どうやらアクエリアスの狙いは賢吾を治すこと、やはりゾディアーツはエリーヌだったようだ。
 弦太朗はひそかにエリーヌに近づくとスイッチを捨てろと迫るが、「ゾディアーツは人間が宇宙で生きるための身体」と拒否。エリーヌはパフォーマンスが得意な同僚に宇宙に行くことを阻まれた父の無念を晴らすため、今回の「選抜試験」だけは人間の実力で勝ち抜くと宣言する。
 だからエリーヌは一見いいかげんなユウキを許せなかったのか。すべてを納得した弦太朗は、ユウキが最後まで勝ち残ったらスイッチを捨てる、とエリーヌに約束させる。

 二次試験は「ロボット制作」。弦太朗らのチームはエリーヌの指揮で犬ロボットの制作を開始するが、肝心のカメラのパーツが消えてしまった。取り乱すエリーヌにユウキは、ロボットのキャラ変更を提案。ユウキのパフォーマンスの力もあり、審査員から高い評価を得る。そんなユウキの活躍が気に入らないエリーヌは一人部屋に戻ると大暴れ。ユウキのはやぶさくんを蹴り上げると、なんと中から…。

 大喜びのユウキの前にアクエリアス・ゾディアーツが現れた。
「許せない!お前だけは」。
 怒りもあらわにユウキに迫るアクエリアスを、あわてて弦太朗が阻止。フォーゼに変身し戦いながら「何があった?」と怒りの理由を聞く。
 実はエリーヌはユウキのはやぶさくんからなくなったはずのカメラパーツを見つけていた。
「ユウキが隠してたんだ!アタシに勝つためにヒキョーなことしたんだよ!」。
 ユウキはもちろん、ユウキの味方をするヤツも自分の敵だと、フォーゼ・コズミックステイツ、メテオストームの攻撃にも動じることなく反撃するアクエリアス。
 本当にユウキがそんなことを…!?
 フォーゼは追いつめられながら動揺を隠すことができず…。

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脚本:三条陸
監督:石田秀範
アクション監督:宮崎剛
(ジャパンアクションエンタープライズ)