STORY

第36話「本・気・伝・歌」

 コズミックステイツを解除してしまったフォーゼ。ライダー部を辞めて去って行こうとするJK(土屋シオン)を説得しつつ、マグネットステイツにチェンジ。超電磁ボンバーを放つも、カプリコーン・ゾディアーツはJKとともに消えてしまった。
 コズミックは絆の力。JKがライダー部を抜けたことで、その絆も失われてしまった。JKとともにコズミックの力をも失ってしまったことに、弦太朗(福士蒼汰)はショックを隠せない。

 翌朝、天高では全校放送を使ってJKとカプリコーンが曲を披露。熱狂する生徒や教師たちに向けて、JKと五藤(川村亮介)のユニット、ジーンゴッドの再結成ライブを開催すると宣言する。ユウキ(清水富美加)や友子(志保)、さらには賢吾(高橋龍輝)までもJKらの演奏に大興奮。その異常な盛り上がりに弦太朗と流星(吉沢亮)は危機感を募らせる。

 そのころ立神(横山一敏)は、カプリコーンのギターが発する特殊音波がすべてのスイッチに共鳴すると我望(鶴見辰吾)に進言。失われたはずのコアスイッチも見つかるのでは、と提案する。コアスイッチと聞き色めき立つ我望。いったいコアスイッチとは?

 カプリコーンのギターに熱狂した後は抜け殻のようになってしまった賢吾らを家に帰すと、弦太朗らはなんとか復活ライブを阻止しなければと作戦会議。流星と美羽(坂田梨香子)、隼(冨森ジャスティン)は、とにかくJKを捕まえることに。が、弦太朗は「ほかにやりたいことがある」と一人別行動を。

 JKのネットラジオが始まると同時に、流星らはスタジオに使われている部屋へとやってくるが中はもぬけの殻。そして、レオ・ゾディアーツが現れた。どうやらJKとカプリコーンは別の場所から放送、流星らはまんまと罠にはまったらしい。
 流星は美羽らがレオの一撃で倒されるたのを確認すると、メテオに変身。しかし、アリエスやキャンサーにもチェンジする力を身につけたレオに圧倒されてしまう。そんなメテオはタチバナによって意思に反して救出されるが、変身を解除した流星はボロボロになり意識を失ってしまう。

 入院した流星らをよそに弦太朗は、一人の漁師(志水正義)と釣りの真っ最中。魚を釣り上げては漁師に何かを教えてくれ、とせがんでいるが、何をやっているのか?美羽の電話にも復活ライブまでには戻る、とだけ言うと切ってしまう。

 復活ライブ当日。流星は会場前にやってくるとメテオに変身。が、そんなメテオに再びレオ・ゾディアーツが襲い掛かる。メテオはリベンジとばかりに立ち向かうが、レオの圧倒的な力に一方的に攻撃を受けるだけで…。

 そのころライブハウスのステージにはカプリコーンとJKが登場。まさに歌おうとしたその時、弦太朗がギターを手に現れた。
「さぁ、歌え、JK!俺の魂のギターで」。
 と弦太朗が演奏を始めたのは、JKが幼いころに父親のギターで歌っていたあの曲。弦太朗は今は漁師となっているJKの父から魚を釣ることを条件にギターを習っていたのだった。
 ボロボロになった手を見て「こんな俺のために」と感激するJK。カプリコーンのギターとは比べ物にならない下手な弦太朗のギター、そしてJKは下手くそな歌を披露する。たちまち観客の爆笑に包まれるライブハウス。それでも2人はやめようとせず、最後まで歌い終わると、本当の理想のジーンとなったJKは弦太朗と友達のシルシを交わす。と、同時に賢吾ら観客たちも正気に戻る。どうやら弦太朗の魂を込めたロックが、観客の天高の生徒たちの目を覚ましたらしい。

 怒り狂うカプリコーン。しかし、JKが戻り、コズミックの力を取り戻したフォーゼに怖いものはない。弦太朗は意を強くしてフォーゼに変身する。
 一方、追いつめられていたメテオもレオの右足首に攻撃を集中することで状況を打開。レオはとどめを刺すことが出来ずに逃亡する。
 そして、コズミックステイツにチェンジしたフォーゼはカプリコーンを圧倒。最後はライダー超銀河フィニッシュでとどめを刺す。

 JKは何も覚えていないという五藤とかつてのような仲の良い友達に。メンバーに頭を下げて、めでたくライダー部にも復帰した。そして、自ら歌をやめることを宣言。ジーンとしてのネットラジオを終了させる。

 しかし、我望は失われたと思われていたコアスイッチのエナジーをしっかりと感じ取っていた。
「おそらくはこの学園の生徒が持っている」。
 我望の新たな野望とは…。

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脚本:長谷川圭一
監督:渡辺勝也
アクション監督:宮崎剛
(ジャパンアクションエンタープライズ)