STORY

第31話「昴・星・王・国」

 昴星高校でゾディアーツ化したのは、流星(吉沢亮)と交換留学で昴星高校へ行った天ノ川学園の生徒…!?
 タチバナの予測を確かめるため、ユウキ(清水富美加)らから話を聞いた流星は、自分と入れ違いで昴星高校へ行った生徒が演劇部の山田(川原一馬)であることを知る。

 一方、弦太朗(福士蒼汰)と賢吾(高橋龍輝)らはフォーゼの40番のスイッチのテストに余念がない。このコズミック・スイッチが完成すれば、フォーゼはコズミックステイツとなり最強となる。さっそくフォーゼは試してみるのだが、あえなく失敗。スイッチそのものに問題はないはずだが、何かが足りないのか…。

 流星はひとり昴星高校へ乗り込もうとするが、弦太朗らは顧問の大杉先生(田中卓志)の働きもあり、体験通学という形で流星と昴星高校へとやってくる。
 以前に来たときとは様子が違う学校に早くも不審を抱く流星。弦太朗らはそんな流星に協力しようとするのだが、あくまでも流星は単独での行動を優先して…。

 演劇部の山田と再会した弦太朗らは、その山田と同じクラスで英語の授業を受けるのだが、女性教師の瀬田(廣川美つ美)は発音もひどければ、黒板の文字も間違っている。山田の指摘に、なぜか必要以上に恐縮する瀬田先生の姿に流星は不審を抱く。
 さらに流星は昴星高校の友人・芽以(夏居瑠奈)から貸した覚えのないのに“返してもらった”本を開くと、そこには「逃げて、流星くん!眠らされる」という手紙が。いったいどういうことなのか。

 宇宙研究部へやってきたユウキだったが、部員たちはまるで宇宙に関する知識がない。ユウキが不満を口にしていると、部員たちの怒りが爆発する。
「そういう配役にされたんだからしょうがないだろ!」。
 そのとき王様きどりのアリエス・ゾディアーツが現れ、脅える部員たちを眠らせてしまった。
 そこへ弦太朗らが乱入。アリエスは変身を解除、演劇部の山田であることがわかる。山田は昴星高校の関係者に芝居をさせ、自らの脚本どおりに動かない人間を眠らせていた。

 昴星高校は自分の王国、と勝ち誇ると山田は再びアリエスに変身。弦太朗もフォーゼに変身し、次々とスイッチを使い攻撃を繰り出すのだが、すべてスイッチが使えなくなってしまう。おまけにフォーゼも、見守る賢吾、ユウキ、流星までもが強烈な眠気に襲われていく。
 どうやらアリエスには生体活動自体を鈍らせる力があるらしく、肉体の機能が眠らされたためにスイッチが効力を発揮しなくなったようだ。

 このままでは勝ち目はない。
 そのときメテオが現れ、アリエスに眠らせた相手を起こすこともできるのか、と確認する。
「たやすいこと」と眠っている生徒の一人を目覚めさせたアリエスにメテオは嬉々とする。
「二郎を救える、こいつなら」。

 しかし、流星はタチバナからフォーゼと組んでアリエスを撃退せよ、という指令を受ける。二郎を目覚めさせることを第一に考える流星は、タチバナに異議を唱えるが、なんとか落ち着きを取り戻す。しかし…。

 芽以らに助けられた弦太朗は目を覚ますと、反省会と称して山田が芝居の出来が悪かった昴星高校の関係者を裁く場所へと向かう。山田の容赦ないやり方に弦太朗の怒りが爆発。山田がアリエスに変身すると、弦太朗もフォーゼに変身。今度は眠らされまいとスタンパーなどのスイッチを巧みに使い、アリエスを追い込んでいく。

 そして、いよいよとどめというその時、なんとメテオストームが割って入った。メテオは二郎を助けるため、とフォーゼに容赦ない攻撃を加えると、躊躇しながらも最後の一撃を放ってしまう。
 まともに受けたフォーゼは変身を解除、弦太朗はがっくりと倒れ込む。

 メテオの暴走に怒ったタチバナは変身を解除。ライダー部のメンバーはメテオの正体が流星であることを知り、がく然とする。
 流星は二郎を助けるためにアリエスと手を組み、フォーゼを、弦太朗を倒したのだった。虫の息の弦太朗は、それでも流星を思いやる。
「おまえのホントの心、ホントの想いが受け止められて嬉しいぜ。たとえ、それが殺意…でも…な」。
 そのまま意識を失った弦太朗。はたして弦太朗は死んでしまったのか…!?

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脚本:三条陸
監督:坂本浩一
アクション監督:宮崎剛
(ジャパンアクションエンタープライズ)