STORY

第26話「有・終・輪・舞」

「私がプロムで踊りたかったのは…弦太朗よ!」。
 美羽(坂田梨香子)の思わぬ告白にショックを受ける隼(冨森ジャスティン)。
 一方、隼に代わってパワーダイザーを操るJK(土屋シオン)も奮起。アルター・ゾディアーツを粉砕、フォーゼもコーマ・ゾディアーツを追いつめ、逃げられたものの、新生仮面ライダー部としてまずまずの好結果を出す。
 賢吾(高橋龍輝)の評価に、新部長に指名されたユウキ(清水富美加)、JKも喜びをあらわにするが、自分がいなくなってもやっていけそうなライダー部に美羽は寂しさを隠せない。不機嫌にその場を去っていく美羽、ショックを受けたまま姿を消す隼に、わけがわからない弦太朗(福士蒼汰)は「心がムズムズする」。

 律子(梶原ひかり)ら、かつてゾディアーツに変身した3人が卒業式に出ないことがわかった。原因は新聞部の弥生(鈴木かすみ)が、律子らが再びゾディアーツになり学校破壊を開始した、と新聞に書きたてたから。一般の生徒たちに責められる律子らを庇おうと、賢吾は懸命に否定するが誰も信用しようとしない。
 しかし、卒業式もプロムも騒動にかかわらず、予定通りに行われることがわかり、生徒たちの安堵とともに騒動は収束。が、弥生だけは卒業式が行われることにショックを受ける。

 名残惜しそうに月面を歩く美羽を見つけた弦太朗はフォーゼに変身して月面へ。美羽の気持ちを知る由もない弦太朗は、プロムでは隼と踊ってやってくれ、と頼み込む。「弦太朗が頼むなら…」と悲しげな笑顔で了承する美羽。大喜びのフォーゼは、偶然そんな2人の様子を見ていた隼に報告するが、怒りを抑えきれない隼はフォーゼを殴りつける。
「そんなプロム、誰が喜べるか!」。
 変身を解除した弦太朗には何がなんだかわからない。

 コーマのスイッチャーが弥生であることが判明した。大好きな天ノ川学園を卒業したくない、という弥生は卒業式を阻止するためにゾディアーツに変身。プロムを含めたすべての行事を中止に追い込もうとしていた。すべてを告白した弥生はコーマに変身。メテオが駆けつけ、リミットブレイク。コーマを大爆発へと追い込むが、恐るべき執念で弥生は復活。再びコーマに変身するとその場から消え去る。
 強大な力をつけたコーマに震撼する弦太朗、賢吾らライダー部。そんなメンバーにメテオは「おまえたちには無理だ、おまえたちだけではな」と謎めいた言葉を投げかける。

 卒業式当日。美羽は隼とともにプロムに出席。そんな2人に律子のパートナーとしてプロムに来ていた流星は、美羽と隼がいなければライダー部は機能しないことをさりげなく告げる。
 伝統のプロムナンバー「咲いて」が流れ、美羽と隼はダンスを始めるが、そのとき隼がフードロイドが会場を守っていることに気が付く。弦太朗たちがプロムを無事に終わらせるため、外ではコーマらと戦っていたのだった。
 踊っている場合ではない!弦太朗らの思惑を悟った隼は戦いに合流すると美羽に宣言。ライダー部に自分の居場所はない、と思っていた美羽も隼の言葉に励まされ、ともに会場を出ると弦太朗らの戦いに合流する。

 コーマ・ゾディアーツにキャンサーも加わった敵にJKもパワーダイザーから放り出され、フォーゼも1対2の戦いに窮地に追い込まれる。
 そんな状況を美羽が一喝。隼もパワーダイザーに乗り込み、キャンサーを圧倒すると、フォーゼ・マグネットステイツとのコンビでコーマを粉砕する。
 戦い終わった隼は「美羽と踊ってやってくれ」と弦太朗に意外な頼みを。初めて美羽の、隼の気持ちを理解した弦太朗は泣きながら隼と握手。隼の思いやりに感激する美羽の手を取りダンスを始める。
「さよなら、天ノ川学園…」。
 どこからともなく流れる「咲いて」のメロディーに2人のダンスはいつまでも続いて…。

 翌日、新部長として張り切ってラビットハッチにやってきたユウキ、ライダー部のメンバーの前に、なんと私服の美羽と隼が。2人とも大学が近いから、とライダー部での活動は続けるという。
「私は会長ってことでどう?」。
 いつもの女王様きどりの美羽にがっくりのユウキ。そんななか一人、弦太朗は2人に復活にご機嫌で…。

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脚本:三条陸
監督:諸田敏
アクション監督:宮崎剛
(ジャパンアクションエンタープライズ)