STORY

第25話「卒・業・後・髪」

 ある朝、ド派手な仕掛けでさっそうと隼(冨森ジャスティン)が現れると、美羽(坂田梨香子)に「一緒にプロムへ行こう!そして、俺と踊ってくれ!」と誘う。ところが美羽は「そんな気になれない」と一蹴。隼は見るも無残に撃沈してしまう。
 そんな2人の様子から美羽と隼が卒業してしまうことを知った弦太朗(福士蒼汰)は大慌て。ライダー部の8人は永遠だと思ったのに。とはいえ、卒業は仕方がない。弦太朗は落ち込む隼を「俺が友達になれたやつだけでも笑顔にして送り出したい」と元気づけようとする。

 と、その時、なにやら騒動が発生した。弦太朗が駆け付けると、かつてゾディアーツのスイッチャーだった律子(梶原ひかり)、珠恵(吉川まりあ)、野本(安藤龍)の3人が新聞部の弥生(鈴木かすみ)と言い争っている。弥生によると、アルター・ゾディアーツが再び出現。学校を恨んでいる生徒が犯人だと取材しているのだという。アルター…、ということは、また律子が?3人のことを信じていながらも、思わず疑惑を口にしてしまった弦太朗。律子は怒りをあらわにすると、他の2人も呆れて去って行ってしまう。

 卒業を前に美羽が次期部長にユウキ(清水富美加)を指名。一同が大いに驚いていると、今度はカメレオン・ゾディアーツが出現した。まさか、珠恵が!?弦太朗はフォーゼに変身、さらにメテオも加わり、カメレオンを撃破するが、スイッチャーもスイッチも出てこない。ただ、なぜか濡れた髪の毛が落ちているだけで…。

 今回のスイッチャーの真の目的がプロムの妨害であることが判明した。ライダー部のメンバーは手分けして律子、珠恵、野本に話を聞こうとするが、取り合ってもらえない。そんな中、隼は弦太朗にフォーゼの力で美羽とプロムで踊れるようにしてもらえないか、と懇願する。とはいえ、そう簡単に美羽が色よい返事をするとは思えない。弦太朗は「美羽を本当に好きになってしまった」という隼の言葉に動かされ、「お前が満足するプロムにする」と力強く約束する。

 今度はドラゴン・ゾディアーツが出現した。フォーゼはマグネットステイツにチェンジ。が、前回は効果があった攻撃も今回はまったく通用しない。フォーゼは一気に片をつけようとするが、ユウキがゾディアーツの正体がつかめないと阻止。思いとどまったフォーゼは、賢吾(高橋龍輝)の指示でU磁石をドラゴンに放つ。と、ドラゴンは正体を現し髪の毛になってしまうと、ついに本当の正体コーマ・ゾディアーツが現れた。
 髪の毛座のコーマ・ゾディアーツは自分の髪で分身を作り、律子らに罪をなすりつけようとしていたらしい。

 コーマはまたもアルター・ゾディアーツを作るとフォーゼの前に立ちはだかる。が、さらにキャンサー・ゾディアーツまでが加わり、フォーゼは一気に劣勢に。
 このままではフォーゼが危ない。賢吾はパワーダイザーを出動させると、卒業する隼に代わって嫌がるJK(土屋シオン)を無理やりパイロットにしてしまう。
 泣き叫ぶJKだったが、フォーゼに気合いを入れられ、ハチャメチャな動きながらもゾディアーツを翻弄。そんな戦いを目の当たりにして美羽は、ユウキの指示といい、JKといい、なんとかうまくいっていると実感する。が、そこには安堵の気持ちではなく、自分がいなくても大丈夫という一抹の寂しさが…。

 そこへピエロの扮装をした隼がやってきた。戦う弦太朗たちをよそにプロムのことばかりを考え、自分たちがいなくなってもライダー部は大丈夫と喜ぶ隼に、ついに美羽がブチ切れてしまった。
「冗談じゃないわ!私がプロムで踊りたかったのは…弦太朗よ!」。
 美羽の一言にこれまで以上のショックを受ける隼。

 一方、戦いながら美羽と隼のもめごとの内容までわからないフォーゼは、なかなか活路を見いだせず…。

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脚本:三条陸
監督:諸田敏
アクション監督:宮崎剛
(ジャパンアクションエンタープライズ)