STORY

第23話「白・鳥・同・盟」

 白いコスチュームの正義のヒーローが現れた、という噂が弦太朗(福士蒼汰)らクラスでささやかれ始めた。フォーゼのことか?と気を良くする弦太朗だったが、さにあらず。その正体はキッグナスという白鳥の勇者らしい。
 そのキッグナスに心酔する江口(永嶋柊吾)などはコスプレで同好会を立ち上げ、母部田(親川優志)と校内で勧誘を行っている。「悪いが、我々は暇じゃない」と断ろうとした賢吾(高橋龍輝)だったが、弦太朗は「そいつが正義のヒーローなら俺はダチになる」と大乗り気。ユウキ(清水富美加)、友子(志保)、そしてメテオとして存在が気になる流星(吉沢亮)と同好会の集会に参加する。

 チンピラに絡まれたところを助けられて以来、キッグナスのようなヒーローになりたいと思うようになったという江口。コスプレもその決意の表れ、と得意満面だが、そこへ鬼島(タモト清嵐)が現れキャンサー・ゾディアーツに変身した。逃げだす江口らをよそに弦太朗はフォーゼに変身。しかし、キャンサーの堅い甲羅にすべての攻撃を跳ね返され、軽くあしらわれてしまう。窮地に陥ったフォーゼ。そのとき白い羽根が降り注ぎ「小さな親切、大きなお世話…」という声が響いてきた。

 真っ白いコスチュームに独特の決め台詞。なんとキッグナスが現れた。驚くフォーゼらをよそにキッグナスはバレエ風アクションでキャンサーを圧倒。たまらずキャンサーは逃走していく。
 その強さに心奪われたフォーゼは「ダチになろうぜ」と手を差し出すが、「ヒーローとは孤独なもの」と去っていくキッグナス。変身を解除した弦太朗は、そんなキッグナスにますます惹かれていく。
 しかし、そんなキッグナスの戦いを見ていた賢吾は、白鳥座のゾディアーツであることを見抜いていた。はたしてゾディアーツが正義のヒーローになどなるのか…!?

 同好会の集会では会長のミサ(浅野かや)が華麗にバレエを披露。そして、会員たちがミサの前で自らの善い行いを発表し、ミサが彼らにポイントをつけ始めた。そんな「親切の発表会」に心打たれる弦太朗とユウキ。が、友子は雰囲気になじめず、流星も「ついて行けん」と心の中で嫌悪感をあらわにする。

 そのころJK(土屋シオン)が独自にキッグナスを調査。なんとキッグナスは自分に批判的な人間に対して制裁を加えていたことがわかる。やはりゾディアーツは正義のヒーローなどではなかった!

 集会を抜け出した流星と友子が会を批判しながら歩いていると、突如キッグナスが現れた。
「私の会を侮辱したな。マイナス50ポイントだ」。
 流星と友子の前で正義のヒーローの仮面を脱ぎ捨てたキッグナスは、2人に猛然と襲い掛かってきた。ソフトーニャで弦太朗に知らせようとする友子に対して、流星は弱いフリをして逃走。メテオに変身して再びキッグナスの前に現れる。

 華麗な攻撃でキッグナスを圧倒するメテオだったが、キッグナスはなんと友子を盾にとってしまう。お構いなしで必殺技を打ち込もうとしたメテオだったが、さすがに決断が鈍ると形勢は逆転。キッグナスがメテオを圧倒する。友子を盾にとられ手も足も出ないメテオ。

 そこへようやくフォーゼが駆けつけた。「ダチになれると思った」という気持ちを裏切られたフォーゼは怒り心頭。新しいスイッチ、ジャイアントフットでキッグナスを追いつめる。
 しかし、キッグナスは姿を消すと巧みにフォーゼの背後へ。得意のバレエキックをフォーゼにお見舞いし、勝ち誇ったようなセリフを吐く。
「フォーゼ、今まで私はお前の分身だった。だが、これからは私がお前で!」。
 分身とはどういうことなのか?キッグナスの目的とはいったい…!?

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脚本:長谷川圭一
監督:山口恭平
アクション監督:宮崎剛
(ジャパンアクションエンタープライズ)