STORY

第16話「正・邪・葛・藤」

 ラストワンを越える力を手に入れたペルセウス・ゾディアーツがパワーアップ。左手のメドゥサの瞳からすべてを石化する光線を放つ能力を身に付けてしまった。その光線を受けてしまったフォーゼは左手が石化してしまう。勝ち誇るペルセウスにフォーゼは「クリスマスプレゼントの絵はどうするんだ!」と必死で訴えるが、完璧な力を得たことに喜びを感じるペルセウスは聞く耳を持たない。
「なんだこんなもの!」。
 繭に包まれた自分の身体=元山(秋元龍太朗)を蹴り上げて去っていくペルセウス。もはや誰にも止められないのか…。

 ラストワンを越え、強大になったペルセウスのせいで「ライダー部」のメンバーも元気がない。それでも弦太朗は「クリスマス会はやるべき」とユウキ(清水富美加)を元気よく送り出すと、新たな25番のスイッチを試すことに。が、スイッチを押すと右足が筆に変化。イタズラ書きぐらいにしか使えない、とガラスにイタズラ書きをするフォーゼ。そんなことをしているうちにあることを思いついた弦太朗は…。

 フラシェキーにペルセウスがいる場所を確認し森へとやってきた弦太朗は、大声で元山を呼び出す。もはやペルセウスになりきってしまった元山が姿を現すと、弦太朗はなんと絵で勝負をしようと提案する。自分が描いた富士山が元山の絵よりも勝っていたら、人間に戻ってもらう。弦太朗の勝負を元山=ペルセウスは余裕で受けることに。

 ついに弦太朗の絵が完成!自信満々にペルセウスに作品を見せつける弦太朗だが、まるで子供の絵のようだ。
「ふざけるな!勝負はおまえの負けだ!」。
 怒り狂ったペルセウスは絵を破り捨てようとするのだが、なぜか破れない。「なぜだ…」と苦しむペルセウスに弦太朗は「出来はゴミでも、その絵は俺の全部だ」と勝ち誇る。

 そんな弦太朗の言葉にペルセウスの心がわずかに揺れ動いたその時、何者かが攻撃をしかけてきた。見れば、フォーゼが立っている!?動揺しながらも弦太朗はフォーゼに変身。なんと2体のフォーゼが激しい戦闘を始めてしまう。苦戦する弦太朗フォーゼはガトリングで攻撃。するともう一体のフォーゼは錫杖ではじき返した。どうやらホロスコープスの一人、リブラ・ゾディアーツの幻らしい。気付いたフォーゼにお構いなく、リブラのフォーゼは弦太朗のフォーゼを圧倒。ついに変身を解除してしまう。

 動けなくなった弦太朗を前にリブラはペルセウスに「石にしなさい」と命令する。躊躇するペルセウスだが、リブラと同格の十二信徒になれると聞くと、思いを振り切るように光線を発射。ついに弦太朗は石化してしまう。

 絵を幼稚園に届けた後、合唱部を石化せよとリブラに命令されたペルセウス。幼稚園にやってきたペルセウスはユウキらの歌声に苛立ちを爆発させるが、ふと見ると園児たちも楽しそうに歌い踊っている…。動揺するペルセウスがふと教室の壁に目を向けると、元山への感謝を込めた園児たちの絵が飾ってあった。その絵はまるで弦太朗の作品と同じ…。
「あいつの絵には下手でも僕に届けたいという思いがこもっていた」。
 そこへ賢吾(高橋龍輝)と隼(冨森ジャスティン)に支えられた弦太朗が現れた。どうやらペルセウスの心に迷いがあり、弦太朗を石化しきれなかったらしい。
「人間に戻れ、応援するぜ」という弦太朗に涙し、友情のシルシを交わすペルセウス。しかし、そんなペルセウスの裏切りに怒り心頭のリブラはペルセウスに電撃を注入。途端にペルセウスは暴走を始めてしまう。

 弦太朗はフォーゼに変身。が、暴走するペルセウスとリブラを相手にたちまち窮地に追い込まれてしまう。
 と、そこへ一体の見慣れぬ仮面ライダーが現れた。謎のライダーはジークンドーでリブラを圧倒。その間にフォーゼはペンでペルセウスの光線を遮断、復活したロケット、ドリルでペルセウスを撃破する。
 一方、謎のライダーの攻撃にリブラも逃走。フォーゼは謎のライダーに礼を言うのだが、何も言わずのその場を去っていく。

 いったいあのライダーは…!?
 考え込む賢吾だったが、美羽(坂田梨香子)の声かけでクリスマスパーティーが始まった。一気に盛り上がるラビットハッチ。が、外ではフォーゼが月面にペンでイタズラ書きをして賢吾の怒りをかってしまい…。

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脚本:三条陸
監督:柴崎貴行
アクション監督:宮崎剛
(ジャパンアクションエンタープライズ)