STORY

第14話「毒・針・猛・襲」

「ラストワン」。
 スコーピオン・ゾディアーツからソディアーツ・スイッチを受け取った三浦(水野真典)は今にもスイッチを押しそうになるが、ポテチョキンとフラシェキーが阻止。フォーゼらも駆けつけ危機を脱したかに見えたが、三浦の心はスイッチに惹きつけられたままだった。
 勝ち誇るスコーピオンは、三浦に「スイッチが欲しければ明日の放課後取りに来たまえ。初めて君にスイッチを渡した場所に」と言い残して消えていく。

 弦太朗(福士蒼汰)の説得にも耳を貸そうとしない三浦。このままでは明日の放課後、スコーピオンからスイッチを受け取り、またゾディアーツになってしまう。三浦が初めてスイッチを手にした場所はどこなのか?弦太朗は手がかりを探そうと奔走するが、糸口さえ見つからない。そんな弦太朗に園田先生(虎南有香)がやさしく声をかけた。
「彼のプライベートがわかる資料があったはず…」。
 園田先生がスコーピオン・ゾディアーツであることを知る由もない弦太朗は喜んで園田先生に導かれるままに資料室へ。
 しかし、それはスコーピオンのワナ。薄暗い資料室で園田先生を見失った弦太朗は突如現れたスコーピオンに胸を刺され、毒を注入されてしまう。

 ラビットハッチで治療を受けた弦太朗だが、良くなる気配は見られない。弦太朗によるとスコーピオンら幹部たちはホロスコープスと呼ばれているらしいが、その正体は見当もつかない。弦太朗を治療するにはメディカル・スイッチを使えば良いのだが、そのスイッチが使えるのは弦太朗が変身したフォーゼだけ。さすがの賢吾(高橋龍輝)も手をこまねいていると、友子(志保)が弾かれたように飛び出しアストロカバンのキーを操作。変身せずにメディカル・スイッチを使う方法を見出す。しかし、この方法では使う人間が命の危険にさらされる。それでも賢吾は意を決してベルトを手に取ると、どこかへと消えてしまった弦太朗を追う。

 JK(ジェイク)(土屋シオン)の調べで三浦が初めてスイッチを手にした場所がわかった。フラフラと現れた三浦の前に、毒で苦しむ弦太朗が立ちはだかった。
「折れんな、三浦。俺がついてる」。
  フラフラになりながらも必死で説得する弦太朗だが、頑なな三浦は弦太朗の手を払いのけた。そのとき弦太朗の手から三浦の彼女・麻里(石橋菜津美)からもらったアルバムが落ちた。その中の一枚、生き生きとした笑顔の自らの写真を手に取る三浦。このときの自分に戻れたら…。三浦の心が揺れ動いたそのとき、スコーピオンがJKを攻撃。弦太朗も大きく弾き飛ばされてしまう。

 隼(冨森ジャスティン)のパワーダイザーで救われた弦太朗とJKだが、巨大化したスコーピオン・ノヴァにパワーダイザーもねじ伏せられた。いつのまにか現れたダスタードに三浦も連れ去られ万事休す。スコーピオンから改めて手渡されたゾディアーツ・スイッチに再び吸い寄せられてしまう三浦は…。

 一方、苦しむ弦太朗の前にメディカルを装着した賢吾が現れた。賢吾は弦太朗の手を取るとスイッチをオン。激しい電撃に苦しむ2人は確かな友情を感じつつ…。

 スイッチを押そうとする三浦だったが、ギリギリで踏みとどまった。
「こんな物に負けない心になって、また学校に来たい。如月たちと笑いたい!」。
 スイッチの誘惑に打ち勝った三浦。そこへメディカルですっかり元に戻った弦太朗が現れた。喜ぶ三浦と友情のシルシを交わす弦太朗。そしてフォーゼに変身した。

 怒りに燃えるフォーゼはスコーピオンを圧倒。スコーピオンもノヴァとなり、すさまじいパワーで対抗する。あまりのパワーに危険を感じた賢吾は宇宙でフィニッシュすることを指示。フォーゼはミサイルでスコーピオン・ノヴァを宇宙空間に連れ出すと、ロケットドリル宇宙キック、さらにはライダーロケット大宇宙キックでとどめを刺す。さすがのスコーピオン・ノヴァもフォーゼが2回にわたって繰り出す必殺技についに爆発する。

 スコーピオンから変身を解除した園田先生は、幹部ゾディアーツのリブラの手によって赤い目の男=我望(鶴見辰吾)の前に。リブラは再教育が必要とスコーピオン・スイッチを我望に手渡す。変身を解除したリブラ、その姿はなんと速水校長(天野浩成)となり…。

 翌朝、三浦も元気に登校。喜ぶ弦太朗は三浦を「仮面ライダー部」に誘うが、三浦は麻里のいる写真部に入るという。ラブラブの2人に「俺も恋がしたい」という弦太朗。そんな弦太朗を隼や美羽(坂田梨香子)がからかって…。

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脚本:三条陸
監督:石田秀範
アクション監督:宮崎剛
(ジャパンアクションエンタープライズ)