STORY

第13話「学・校・拒・絶」

 相次ぐゾディアーツ騒動に天ノ川学園高校のPTAの怒りが爆発。多数の母親が学校に押しかけてきた。
「この怪物騒ぎはどういうことなの?」。
 あまりの迫力に大杉先生(田中卓志)も園田先生(虎南有香)もタジタジ。収拾がつかない状態をなんとかしようと弦太朗(福士蒼汰)が動こうとしたその時、赤いスポーツカーに乗った青年がさっそうと現れた。その青年こそ、天ノ川学園高校の校長・速水(天野浩成)。若くて二枚目、物理学の博士号をも持っているという速水は、持ち前のやさしい語り口で母親たちを説得。イケメン校長の甘いささやきに母親たちは納得して帰っていく。

 そんな速水の言葉に弦太朗は感動。ゾディアーツに変身したがために、いまだ学校に復帰できない生徒たちを救い出す、と速水に宣言してしまう。

 あいつらを立ち直らせよう、と「仮面ライダー部」で息巻く弦太朗だが、今回は美羽(坂田梨香子)も友子(志保)もJK(ジェイク)(土屋シオン)も乗り気でない。唯一、後輩の三浦(水野真典)に対して責任を感じているという隼(冨森ジャスティン)と、弦太朗らは行動を開始する。

 隼が連れてきた三浦の彼女で写真部の麻里(石橋菜津美)も一緒に三浦の自宅を訪ねる弦太朗たち。死んだような目でまるでやる気のない三浦を弦太朗は懸命に励ますのだが、「学校なんか二度と行かない」と言うだけ。いったい何が不満なのか…?

 弦太朗らから走って逃げる三浦の前にスコーピオン・ゾディアーツが現れた。ショックを受ける三浦を守ろうと、弦太朗はフォーゼに変身。苦戦しながらも戦いのテクニックを身に着けたフォーゼは次第にスコーピオンを追いつめていく。ファイヤーステイツとなったフォーゼがフィニッシュに持ち込もうとしたその時、スコーピオンを守るように星屑の兵士ダスタードが現れた。ダスタードが放つ閃光弾がさく裂、スコーピオンはその間に姿を消してしまう。

 ゾディアーツが現れても守ってやる、と三浦を安心させようとしたフォーゼだが、それが理由で不登校になっているわけではないらしい。では、何が理由なのか?

 三浦の頑なな心を解きほぐそうとユウキ(清水富美加)が考えた三文芝居を演じる弦太朗ら。クサいセリフに耐えかねた賢吾(高橋龍輝)が怒りを爆発させ、芝居は大失敗に終わるが、そんなライダー部のメンバーを見た三浦は、学校には行きたいが、スイッチがあるから行けない、と本音を吐露する。
 スイッチなら俺がつぶす、と弦太朗はさらに説得するのだが、そこへダスタードが現れ三浦を連れ去っていく。

 後を追った弦太朗はフォーゼに変身。新たなスイッチで対抗するものの、6人を相手にするのは容易ではない。エレキステイツとなり、さらに新たなスイッチで水攻撃。意外にも効果を発揮し、ついにダスタードを撃破する。

 しかし、三浦の様子がおかしい。実は三浦はゾディアーツやスイッチが怖いのではなく、学校でスイッチを探してしまう自分が怖いのだという。
 ゾディアーツスイッチに魅せられた男…。
 そんな三浦をどうやって救ってやればいいのか。さすがの弦太朗も言葉を失う。

 夢遊病のようにさまよう三浦を園田先生がこっそりと見つめていた。
「うれしいわ、三浦くん。とっくに気づいていたのね。自分の星のさだめに」。
 園田先生は表情を一変させると、2種類のゾディアーツスイッチを手に三浦の前で変身する。
 なんとその姿はスコーピオン・ゾディアーツに!
 三浦はスコーピオンが差し出すゾディアーツスイッチに吸い寄せられるように近づいていき…。


  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真
脚本:三条陸
監督:石田秀範
アクション監督:宮崎剛
(ジャパンアクションエンタープライズ)