STORY

第12話「使・命・賢・命」

 ピクシス・ゾディアーツの力によってラビットハッチへのゲートとなるロッカーが破壊されてしまった。あまりの出来事にフォーゼも「仮面ライダー部」のメンバーも声を失ってしまう。そんな一同をあざ笑うかのように変身を解除した牧瀬(篠原孝文)は、「まだまだ僕の輝く星座はたくさんいる」と美羽(坂田梨香子)に不敵な笑みを残して去っていく。

 このままでは賢吾(高橋龍輝)はラビットハッチから地球に戻ることが出来ない。フォーゼはマシンマッシグラーで宇宙空間へと飛び出すが、月には届かず。そんな弦太朗(福士蒼汰)らの失敗に賢吾は苛立ちを募らせる。
 ダチになるといった弦太朗の言葉はウソだったのか!何が「仮面ライダー部」だ!
 賢吾は「ライダー部」の旗を壁からはがすと投げ捨ててしまう。

 牧瀬の情報を集めていたJK(ジェイク)(土屋シオン)に言われるまま天文部の部室にやってきた弦太朗らは、牧瀬が自分を袖にした女子を集めてバス旅行に行く計画を立てていたことを知る。が、そのバスは海に転落して…。弦太朗らは牧瀬を阻止しようと動き出す。

 一方、ユウキ(清水富美加)は天ノ川学園高校の我望理事長(鶴見辰吾)と面会。月にロケットを飛ばして欲しいと土下座する。我望から理由を聞かれたユウキは思わず、「友達が…」と口走るが、突然現れた美羽がその場をごまかしユウキを連れ出す。そんな2人を見送った我望の目は怪しげに赤く光り…。

 美羽らがピクシス・ゾディアーツの誘導で無理やりバスに乗せられてしまった。ユウキの報告を受けた弦太朗はマシンマッシグラーで追跡。ユウキは弦太朗に言われた通り、ラビットハッチの賢吾に弦太朗ら「ライダー部」の全員が賢吾を心配している、今はゾディアーツを止めることを優先しているが、それは賢吾が望んだこと、と告げる。そんなユウキの言葉に賢吾もようやく落ち着きを取り戻す。

 弦太朗はフォーゼに変身。バスに追いつくとピクシスを引っ張り出すが、バスはそのまま走り去っていく。ブレーキもきかず、海へ真っ逆さま、と思われたその時、隼のパワーダイザーがバスの転落を食い止める。
 あとはピクシスをやっつけるだけ。そこへ賢吾から連絡が。ピクシスの誘導能力に対抗するには21番のスイッチ、ステルスを使えと指示する。5秒間だけ姿を消せるステルスでフォーゼはピクシスを翻弄。ついにダウジングホーンをたたき折り、誘導能力を奪い去る。

 こうなればフォーゼのもの。エレキステイツとなり、必殺技でピクシス・ゾディアーツを撃破する。一方、ゾディアーツスイッチを失った牧瀬は女子生徒に取り囲まれて…。

 そのころ月では賢吾が「仮面ライダー部」の旗を月面に突き刺していた。今は亡き父に「仲間が出来た」と報告する賢吾。そこへフォーゼと「ライダー部」のメンバーが現れた。実はロッカーは大杉先生(田中卓志)が園田先生(虎南有香)のものと思い込み、取り換えたものを廃品業者に渡していたのだった。自ら描いた不気味なイラストがないことに気付いた友子(志保)のお手柄だった。

 これで賢吾も地球に戻れる。そんなメンバーの、弦太朗の友情を強く感じた賢吾は、ついに弦太朗と友達のシルシを交わす。
 賢吾もメンバーに加わり、学園と地球の自由と平和を守る「仮面ライダー部」が正式にスタートした。
 弦太朗ら「仮面ライダー部」は、地球へ向けて喜びの雄叫びをあげるのだった。


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脚本:中島かずき
監督:田崎竜太
アクション監督:宮崎剛
(ジャパンアクションエンタープライズ)