STORY

第7話「王・様・野・郎」

 天ノ川学園高校のアメリカンフットボール部が地区優勝。その優勝を記念して、フットボール部のエースで学校のキングでもある隼(冨森ジャスティン)の父・高人(加門良)がブロンズ像を寄贈。その除幕式が華々しく行われた。
 しかし、隼のパートナーでクイーンの美羽(坂田梨香子)は、チアリーダーでありながら式典を欠席。仮面ライダー部の活動に熱中していた。
「何が仮面ライダー部だ。美羽の奴!」。
 怒り心頭の隼に父・高人は、美羽とは別れるようそれとなく助言する。

 そんなことはお構いなしの美羽はフォーゼの新しいスイッチの実験に大張り切り。“部長”として日曜日も活動を、と提案するが、肝心の弦太朗(福士蒼汰)、賢吾(高橋龍輝)、ユウキ(清水富美加)は「休日特別補習」に出なければならないという。JK(ジェイク)(土屋シオン)によると、その「休日特別補習」はかなり辛いものらしいが…。

 補習当日。弦太朗ら3人が教室へやって来ると友子(志保)に加えて、なんと優等生のはずの隼の姿が。しかも美羽を見限り、新たなクイーンだと玲子(橘ゆりか)まで連れてきている。弦太朗らが目を丸くしていると、担当教諭の佐竹(神保悟志)がやってきた。「徹底的な補習授業で更生させるのが役目」というが案外優しそう…と思いきや、弦太朗に近づくと「私は『不良』が大っ嫌いなんだ」と目の敵にする。

 補習授業…と言っても内容は「反省」という文字を1000回書く、というもの。が、弦太朗だけはなぜかペンではなく墨と筆。不公平だと文句を言うと、2000回に増やされてしまう。その一方で隼に対しては「きちんとこなして早く部活に戻りなさい」と大甘。さらに佐竹が教室を出ると、隼は弦太朗が書いた半紙を丸めて投げ捨ててしまう。
「この野郎!」。
 怒った弦太朗は隼ともみ合いになるのだが…。

 そのころ美羽とJKは街中で暴れるハウンド・ゾディアーツを発見。現場に急行し、賢吾に連絡をとる。もはや補習どころではない。教室から出ようとする弦太朗だったが、隼はそんな弦太朗をタックル。またも、もみ合いとなってしまう。

 賢吾はひと足早く現場に到着。パワーダイザーを操り、間一髪で美羽を救出するが、いかんせん体力が持たない。ハウンドの反撃を許し、あっさりと逃げられてしまう。

 賢吾が戻り、補習が再開されるが、隼は何を思ったのか、佐竹に補習後の総合テストで及第点以下の生徒は毎週日曜日に補習をするよう提案。あくまでも仮面ライダー部の活動を邪魔したいらしい。そんな隼に対して、クールな賢吾が珍しく怒りを露にする。佐竹を利用してまで自らの目的を遂げようとする隼を卑怯者という賢吾に、隼は「父の教えだ」と開き直る。
「父…」。
 父親を失った賢吾は、隼のそんな言葉に思わず反応して…。

 JKが情報網を生かしてハウンドに変身するヤンキー風の少年を発見した。が、逆にハウンドに追いかけられる羽目に。連絡を受けた弦太朗は今度は隼のタックルをかわして教室から脱出。ようやくフォーゼに変身し、ハウンドに襲われかけていたJKを救出する。
 ハウンドの素早い動きに苦戦していたフォーゼだったが、新たなスモーク、スパイク、ウインチなどの武器で追い込むとエレキスイッチでステイツチェンジ。とどめを刺そうとするが、その瞬間アメフトのボールが飛んできてスイッチをオフにしてしまう。

 なんと補習を抜け出してきた隼が邪魔をしたのだ。
「天高のキングである俺が不愉快に思うものは学園にあってはならない」。
 もはや仮面ライダー部を潰すことしか頭にない隼は、ロケットでハウンドを追おうとしたフォーゼにしがみついた。
 途端にコントロールを失うフォーゼ。そんなフォーゼにハウンドの針光線が直撃した!?


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脚本:三条陸
監督:柴崎貴行
アクション監督:宮崎剛
(ジャパンアクションエンタープライズ)