グランプリファイナル 愛知・名古屋 12/7(木)〜10(日)

放送予定

男子ショート
12月 7日(木) よる7時〜 ※一部地域をのぞく
女子ショート・男子フリー
12月 8日(金) よる7時〜 ※一部地域をのぞく
女子フリー
12月 9日() よる6時56分〜
エキシビション
12月 10日() よる6時57分〜

グランプリシリーズを勝ち抜いた 「世界トップ6による世界一決定戦」

オリンピック、世界選手権と並ぶフィギュアスケートの3大大会。
それが、氷上サバイバル世界一決定戦 「グランプリファイナル」
6ヵ国を転戦するGPシリーズの成績上位6名のみがGPファイナルに進出できる。
まさに世界のトップ6だけが出場を許される世界最高峰の頂上決戦。
今年の舞台は4年ぶりとなる日本開催。愛知・名古屋で行われる。

出場選手

【男子6名】※順不同
ネイサン・チェン(アメリカ)宇野昌磨ミハイル・コリヤダ(ロシア)セルゲイ・ボロノフ(ロシア)アダム・リッポン(USA) ジェイソン・ブラウン(USA)
【女子6名】※順不同
アリーナ・ザギトワ(ロシア)ケイトリン・オズモンド(カナダ)カロリーナ・コストナー(イタリア)マリア・ソツコワ(ロシア)樋口新葉宮原知子

今年のグランプリファイナルは 「平昌オリンピック日本代表選考対象競技会」

4年に一度の「オリンピックシーズン」に行われるGPファイナルとあって、
「平昌オリンピック日本代表選考対象競技会」として重要な意味を持つことになる。
特に女子は平昌オリンピック出場枠が「2」枠の中で、樋口新葉と宮原知子の2選手が出場するだけに、“世界トップ6だけが出場できる”GPファイナルで成績を残せば、代表争いでアドバンテージを得ることになる。

あと2ヵ月に迫った「平昌オリンピックのメダルを占う」世界一決定戦

平昌オリンピックまで残り2ヵ月と迫った中で争われる世界一決定戦とあって、
この大会は「平昌オリンピックのメダルを占う」重要な戦いになる。
4年前に行われた2013年のグランプリファイナルでは、
羽生結弦が世界選手権3連覇中だった絶対王者のパトリック・チャンを破り、金メダル。
初めて世界一の称号を手にすると、その勢いのままソチ五輪でも金メダルを獲得し、五輪王者となった。
羽生結弦が怪我によりNHK杯を欠場し、ファイナル5連覇が絶たれた中で、世界一となるのは宇野昌磨か、他の海外勢か―。宇野昌磨を含め男子シングルはGPファイナルで金メダルを獲得すれば初の世界一となるだけに、その結果に注目が集まる!

【五輪シーズンのグランプリファイナル結果】

2013年羽生結弦GPファイナル金メダル ⇒ ソチ五輪金メダル
2009年ライサチェックGPファイナル金メダル ⇒ バンクーバー五輪金メダル
キム・ヨナGPファイナル金メダル ⇒ バンクーバー五輪金メダル

誰が勝っても初の世界一!平昌五輪の金メダル争いが大きく変わる!

怪我などにより、羽生結弦フェルナンデスパトリック・チャンらGPファイナル出場常連の実力者が、次々と脱落した。今大会は誰が勝っても初の世界一となる中、平昌オリンピックの金メダル争いの行方にも大きく左右するGPファイナルを勝ち抜くのは誰になるのか!?

宇野昌磨が生まれ育った地元・名古屋で初の世界一へ!

昨シーズンのGPファイナルでは銅メダル、世界選手権では銀メダルと確実に
世界大会で結果を残し、世界ランキングも2位に浮上。羽生結弦に次ぐ、
世界ナンバー2にまで上り詰めた宇野昌磨
今シーズンは初戦のロンバルディア杯でショートとフリー共に、自己ベストを更新すると、GPシリーズ初戦となったカナダ大会ではトータル300点越えで圧勝。
5試合連続で300点超えを果たすなど、
300点の大台突破がわずか5人しかいない中、異次元のレベルで抜群の安定感を誇っている。
今シーズンも4種類目の4回転ジャンプとなる「4回転サルコウ」に成功するなど、着実に進化を遂げてきた
宇野昌磨が地元・名古屋で行われるGPファイナルで初の世界一を狙う!

複数の4回転ジャンプが求められる「4回転バトル」を制するのは!?

昨シーズンから急激な進化を遂げる男子は、複数種類の4回転ジャンプを跳ぶ時代へ。
男子ファイナル出場選手で、今シーズン高難度の「4回転ルッツ」を成功させているのが、ネイサン・チェンコリヤダである。特に、ネイサン・チェンは人類初となる「5種類の4回転ジャンプ」に成功している。「4回転バトル」を制する者が世界一の称号を手にすると言っても過言ではない中、GPファイナルの金メダルに輝くのは果たして誰なのか!?

【グランプリファイナル出場者の4回転ジャンプの種類】

ジャンプ基礎点宇野昌磨ネイサン・チェンコリヤダ
4ルッツ13.6 
4フリップ12.3 
4ループ12.0 
4サルコウ10.5
4トウループ10.3

日本でも大人気の個性派スケーター!アダム・リッポン&ジェイソン・ブラウン

今年のGPファイナルには日本でも大人気の個性派スケーターが出場!
まずは、2年連続のGPファイナル出場となるアダム・リッポン28歳
個性的な衣装や独特の表現力、芸術的な演技で異彩を放っている。

さらに、金博洋(中国)の欠場により念願のファイナル出場を果たしたのが、
ジェイソン・ブラウン22歳。NHK杯の時には欠場した羽生結弦に向けて、キスクラで日本語の直筆応援メッセージを見せ、大きな話題になった。
4回転ジャンプを跳ばなくても表現力などを評価され、GPシリーズを勝ち抜いた。フィギュアスケートはジャンプが全てでないことを演技で「魅せる」2人の個性派スケーターに注目!

進化を続ける驚異の30歳!セルゲイ・ボロノフ

羽生結弦が怪我で欠場したNHK杯で優勝したのが、ロシアのセルゲイ・ボロノフ
解説の織田信成さんと同じ1987年生まれの30歳。10代、20代前半の若い選手が、
台頭しているフィギュアスケートという競技において、驚異の年齢での優勝といえる。
しかも、グランプリシリーズ参戦12シーズン目での初優勝であり、
男子シングルではGPシリーズ最年長優勝の快挙
である!
4年ぶりのGPファイナルで、30歳のベテランが驚異の進化を見せる!

世界女王メドベデワが欠場で金メダル争いは大混戦!

平昌五輪の金メダル最有力候補である世界女王メドベデワが、右中足骨骨折によりGPファイナルを欠場。昨シーズンから無敗を誇る世界女王の欠場により、金メダル争いは史上稀にみる大混戦に。世界選手権銀メダルのオズモンドや、ソチ五輪銅メダリストのコストナー。さらにジュニアで世界一に輝いてきたザギトワやソツコワなど、ロシアの新世代が勝ち上がってきた。日本からは2試合とも表彰台に上がった樋口新葉が、初のGPファイナル出場。さらに、怪我から復活を遂げた日本女子のエース宮原知子がメドベデワの欠場による繰り上げ出場が決まった。宮原知子、樋口新葉ともにメダル争いはもちろんのこと、金メダルの可能性も十分ある!

五輪出場「2」枠を争う熾烈な戦い。一歩リードするのは樋口か宮原か!?

オリンピックの出場枠「2」枠をかけた熾烈な代表争いが繰り広げられている日本女子。
そんな中で迎える今年のGPファイナルの戦いは、非常に重要な意味を持つことになる。
GPシリーズを勝ち抜いた世界トップ6だけで世界一を争うGPファイナルで結果を残せば、
オリンピックの代表争いで大きなアドバンテージとなる。
果たして、平昌オリンピックまで2ヵ月に迫った中で、
五輪代表争いで一歩リードするのは樋口新葉か宮原知子か!?

今シーズン絶好調!樋口新葉が初のファイナルで世界の頂点を狙う!

今シーズン、日本女子で最もコンスタントに結果を残しているのが、
樋口新葉16歳。GPシリーズでも2試合連続で表彰台に上がり、
自身初となるGPファイナル出場を決めた
「とにかく平昌オリンピックに行きたい。もっと点数は伸ばせる。」と語る樋口が、
GPファイナルで熾烈な五輪代表争いを抜け出すか!?
今シーズン絶好調の樋口新葉が、初のGPファイナルで世界の頂点を狙う!

帰ってきた日本女子のエース宮原知子、悲願の金メダルなるか!?

GPシリーズ最終戦アメリカ大会で優勝を果たし、怪我からの復活を遂げたのが、
日本女子のエース、宮原知子19歳。左股関節の疲労骨折により、昨シーズンの後半を棒に振るなど長期の離脱。約11ヵ月ぶりの復帰戦となったNHK杯では、ジャンプの回転不足などもあり5位に終わったが、その2週間後のアメリカ大会では見事優勝し、完全復活を印象付けた。世界女王メドベデワの欠場で巡ってきたGPファイナル。平昌オリンピック出場に照準をあわせ、見事帰ってきた
日本女子のエース宮原知子が2年連続で銀メダルに輝いている
GPファイナルで、悲願の金メダルなるか!?

五輪シーズンに現れた「フィギュア王国」ロシアの超新星

昨シーズンジュニアで圧倒的な強さを誇った世界ジュニア女王ザギトワ15歳。今シーズン、シニアデビューを果たすと、いきなりグランプリシリーズ2連勝でGPファイナル進出を決めた。ジャンプを全て後半に跳ぶ驚異の演技構成で、GPシリーズ2戦目となったフランス大会では、世界女王メドベデワに次ぐ、フリーの世界歴代2位となる驚異の得点をマーク!五輪シーズンに現れた「フィギュア王国」ロシアの超新星が、世界の頂点に立つか!?

【女子シングル フリー世界歴代最高得点】 ※自己ベストで比較

① メドベデワ(ロシア)160.46(国別対抗戦2017)
② ザギトワ(ロシア)151.34(GPフランス大会2017)
③ キム・ヨナ(韓国)150.06(2010バンクーバー五輪)

元世界女王コストナーが6年ぶりのGPファイナルの舞台へ!

4シーズンぶりにGPシリーズに復帰したソチ五輪銅メダリストのコストナー30歳。全くブランクを感じさせない圧倒的な表現力と高いスケーティング技術で、
2戦連続の表彰台でファイナル進出を果たした。ロシアを中心に10代の選手が台頭する中、30歳のコストナーが6年ぶりのGPファイナルで、どんな演技を見せるのか!?

ジュニア グランプリファイナル

ジュニア女子シングル出場選手
アレクサンドラ・トゥルソワ(ロシア)、 ソフィア・サモドゥロワ(ロシア)、 アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)、 ダリア・パネンコワ(ロシア)、 アナスタシア・タラカノワ(ロシア)、 紀平梨花

ジュニア男子シングル出場選手
アレクセイ・イエローホフ(ロシア)、 アレクセイ・クラスノジョン(アメリカ)、 カムデン・プルキネン(アメリカ)、 須本光希、 マカール・イグナトフ(ロシア)、 アンドリュー・トルガシェフ(アメリカ)

シニア顔負けのハイレベルな戦い!「ジュニアGPファイナル」

近年はジュニアのレベルが年々高くなってきており、ジュニアGPファイナルで金メダルに輝いた選手は、シニアデビューのシーズンにGPファイナル出場を果たす選手が増えている。今年も去年のジュニアGPファイナルで金メダルに輝いたザギトワが出場を果たしている。 今年のジュニアGPファイナルは、日本から女子は紀平梨花、男子は須本光希が出場。ジュニアの頂点を目指す!果たして、羽生結弦、宇野昌磨に続く、ジュニアチャンピオンが生まれるのか!?ジュニアの戦いからも目が離せない!

【ジュニアGPファイナル 優勝者】

 女子シングル男子シングル
2013年大会(福岡)ソツコワ(ロシア)金博洋(中国)
2014年大会(バルセロナ)メドベデワ(ロシア)宇野昌磨(日本)
2015年大会(バルセロナ)ツルスカヤ(ロシア)ネイサン・チェン(アメリカ)
2016年大会(マルセイユ)ザギトワ(ロシア)アリエフ(ロシア)

伊藤みどり、浅田真央の系譜継ぐ 「トリプルアクセル」紀平梨花15歳

去年9月のジュニアGPシリーズ・スロベニア大会で、女子7人目となる「トリプルアクセル」に成功した紀平梨花15歳。今年2月の全大阪選手権では、非公認のローカル大会ながら、「トリプルアクセル-3回転トウループー2回転トウループ」に成功すると、11月の西日本選手権では、フリーで浅田真央以来となる2本のトリプルアクセルに成功を果たした。11月末に行われた全日本ジュニア選手権では、冒頭で「トリプルアクセルー3回転トウループー2回転トウループ」の高難度の連続ジャンプを成功させると、2本目にトリプルアクセルを単発で決め、フリーで2本のトリプルアクセルに成功!ショート6位からの大逆転優勝を果たした。世界屈指のトリプルアクセルジャンパーがジュニアGPファイナル金メダルを目指す!

対するはフィギュア王国ロシア勢!注目は、「4回転ジャンパー」トゥルソワ13歳

ジュニアGPファイナルでは7連覇中と圧倒的な強さを誇るフィギュア王国ロシア勢。今年もGPシリーズ7大会全てで女子ロシア勢が優勝。GPファイナルには6人中5人がロシア勢と他国を圧倒している。
中でも注目は、「4回転サルコウ」を跳ぶトゥルソワ13歳
まだジュニアGPシリーズでは成功していないものの、。もし成功すれば安藤美姫以来となる女子では史上2人目の快挙となる。トゥルソワの「4回転サルコウ」に注目!

日本男子2年ぶりとなるメダルを目指す!須本光希16歳

ジュニアの日本男子からは、須本光希16歳が出場。
今年トリプルアクセルを跳べるようになると、ラトビア大会でジュニアGPシリーズ初優勝。ジュニアGPファイナルの切符も掴んだ。
11月末に行われた全日本ジュニア選手権も優勝。全日本ジュニア王者として、日本男子では山本草太以来2年ぶりとなる表彰台を目指す!

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