大会ハイライト

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各区ハイライト

第8区

8区、さっそく東海大・伊達が猛追を見せる。4.4kmで早くも2人抜く。さらに早大を抜き去り、4位に浮上する。
昨季、この区間で驚異的な新記録を出した山梨学院大モグスも、昨年同様のハイペースで疾走する。1km2分40秒、3km8分11秒。ちなみに、昨年は3km8分12秒で入っている。
日体大のキャプテン北村も、激しく前を追い上げる。早大を抜き、2位中大に接近。
トップ駒大・堺は、大きな貯金で余裕のある走り。駒大は、このままゴールまで突っ走るのか!?
6.5km過ぎ、モグスが11位大東大を一気に抜きさった。7km過ぎ、拓大、城西大も餌食にする。さらに8km過ぎ、順大・小野までも同様にかわしていく。
10km過ぎ、日体大・北村が2位中大・平川の後ろにぴったりとついた。
2位以下の激しいバトルを尻目に、駒大は悠々とした走りを見せる。
ゴールまで7.9kmの度会橋を北村と平川が並ぶように通過する。トップとの差は約2分10秒。続く4位には東海大・伊達。トップと約2分35秒差。スタートから1分以上縮めてきた。
そして5位には早大、6位には日大。そして、7位にはなんと山梨学大。モグスが自身の区間記録を約20秒上回るペースで通過した。シード権獲得まで、あと1人。
駒大・堺は、まったく表情を変えずに、最後3.4kmの参道に入っていく。
モグスは、15km通過でも約25秒、前回を上回っている。
参道に入る時点で、2位日体大、3位中央大。いったん2位グループに追いつきかけた東海大・伊達は、力尽きたか、3位から水をあけられていった。6位争いの日大と山梨学大の差は、第7中継所で4分以上あったにも関わらず、ついに1分を切った。
ゴール伊勢神宮は両サイドとも鈴なりの大観衆。駒大・堺は、Vサインで連覇のゴールテープを切ったのだった。
2位には、エースらしい走りをした日体大・北村が軽く手を挙げゴール。3位には健闘中大が、笑顔でゴールした。
優勝候補筆頭に挙げられていた東海大は4位に沈み、5位には早大が、久々のシード権獲得。
そして最後にモグスが魅せた。ゴール手前でなんと、日大まで抜き去る。4分10秒の差を大逆転して上位6位までのシード権を獲得。モグスはガッツポーズでゴールテープを切る。55分32秒という、去年の記録をさらに約1分縮める大記録を打ち立てた。

第7区

7区、トップ駒大・星は1km3分を超える、ややスローペースで前半を走る。調子が上がらないのか、あるいは作戦か?
アンカー伊達に逆転射程圏内でつなぎたい東海大としては、まさしく正念場だ。8km過ぎの直線では、2位中大から3位早大、4位東海大、5位日体大とそれぞれ視界に入る距離にいる。
9km、7区スタートからいったん日体大を離した東海大・藤原が、逆に日体大・谷野に捕えられ、5位後退。
第7中継所、結局崩れることなく一定ペースで走りきった駒大・星が、アンカーの堺に最後の襷リレー。2位には必死の表情の中大・加田が、1位との差2分28秒で飛び込んできた。3位は早大で、差は3分16秒。4位には日体大が、早大の背後わずか3秒差まで迫ってきた。東海大は1位から3分51秒差とさらに後退。さて、2枚看板のひとり伊達が、どこまで追い上げるか!?
シード権争いの6位には、日大が浮上。7位中央学大、8位城西大、9位拓大。箱根王者の順大が、10位にまで下がった。
山梨学大は、注目のアンカー・モグスへ13位で襷をリレー。何人抜きを見せるか、目が放せない。

第6区

6区、トップ駒大・平野は、2年連続区間賞を獲っているだけにこの区間を知り尽くした自信あふれる走りで、快走する。
東海大がここにきて、追撃を始めた。3.5km、前川が前を行く中央学大に追いつく。
5km、1位駒大、2位中大、3位早大、4位日体大。5位争いをしているのが、東海大と中央学大。ここまでがシード圏内。7km手前、東海大は中央学大を突き放し、単独5位に。
上位は点々とした展開で、それぞれ孤独な戦い。2位中大・水越が苦しそうな素振りで、3位早大・神澤が背後に迫っていく。さらに、日体大、東海大も必死の追い上げを見せている。11km、東海大が日体大のすぐ後ろに迫ってきた。
第6中継所、平野から星へ。駒大がまったく危なげない展開で、襷をトップでつなぐ。中大は2位をキープしたものの、1位との差は2分30秒を超えてしまった。3位には早大。4位は、東海大がラストスパートで日体大をかわして襷リレー。しかし駒大との差は、まったく詰められず。逆に第5中継所よりも、5秒差が広がった。
6位以内のシード権争いは、6位中央学大、7位日大、8位拓大、9位順大。残る2区間で激しい争いが予想される。

第5区

5区、トップ駒大・高林が、3km8分38秒の好ペースで、2位以降の接近を許さない。
5区中間点の順位は、第4中継所と同じ、1位駒大、2位中大、3位早大。駒大は優勝した昨年のより1分以上早いペースだ。1位と2位の差は約1分30秒、1位と3位との差が約2分10秒とますます差は開く。駒大にとって気になる東海大は、実に約2分50秒。この区間だけで、40秒程度の差がついている。
気温は17.8度まで上昇。暑さとの勝負にもなっていきそうだ。
後半になっても、駒大の独走状態は変わらず。高林が11km過ぎで早くも襷を手に握り、後続が見えないほどの大差をつけて、第5中継所に駆け込んだ。2位で襷をつないだ中大は1分40秒差前後。そして、4年ぶり出場の早大が3位と健闘。4位には日体大がひとつ順位を上げてきた。東海大は順位を2つ落とし6位。駒大との差は3分46秒。アンカー伊達での逆転を狙うためには、限界を超えた差になってきた。「5区6区7区で、1分以上離したい」と語っていた大八木監督のプランを大きく上回る展開となった。

第4区

4区、ごぼう抜き男「スピードキング」中大・上野が期待通りの猛追を始める。3km過ぎ、第一工大・ムワンギを一気に抜き、9位スタートから7位に。シード権の6位以内にもう一歩だ。
4km過ぎ、上位の順位は1位駒大、2位早大、3位グループに日大、順大、日体大、東海大。有力校が確実な走りを見せている。
5km過ぎ、駒大との差を詰めたい東海大・荒川が、グループから抜け出す勢い。順大と日大は、ついていけず脱落の様相。そのすぐ後ろには、早くも中大・上野がやってきた。上野はその勢いのまま、あっさり2人を抜き5位に浮上。
4区中間点、1位駒大と3位東海大の差は、1分27秒。
7.8km、上野は3位東海大までも捉えた。今回はここまで6人抜き。さらに2位早大・駒野も10秒という射程権内に。
9.5km過ぎ、上野はついに早大・駒野も並ぶことなく抜き去った。
12km過ぎ、駒大・深津と2位中大・上野の差は1分15秒程度。深津は苦しそうな表情ながら,1km2分54秒程度の走りを崩さない。
結局駒大は、1位をキープして第4中継所へ。2位は中大・上野。伊勢路で4年トータル29人抜きという走りで、フィニッシュ。Vサインの余裕を見せる。3位には健闘の早大。4位に襷をつないだのは東海大。しかし駒大との差は、2分5秒まで拡大した。6位にはエース木原が踏ん張った中央学大が、順位を上げてきた。

第3区

3区序盤、駒大、早大、順大がトップを併走。1km約2分53秒で入り、その後1km3分程度の安定した走りで、3校の差はまったく開かない。
5km過ぎ、駒大・池田が早大・中島と順大・関戸を突き放し始めた。駒大としては、理想的な展開だ。7km、1位駒大と2位早大の差は21秒に。しかし、優勝候補筆頭同士、東海大と駒大の差は、徐々ではあるが縮まっている印象だ。
駒大・池田は表情こそ苦しそうだが、ペースはまったく落ちず。早大に50秒の差をつけて、トップで襷をつないだ。3位には日大が盛り返した。順大は4位に後退。5位は日体大が続き、トップから1分6秒差の6位に東海大が襷をつなぐ。結局3区でも、駒大と東海大の差は開いた。

第2区

2区、1分の差で日大・阿久津が逃げる。早大・竹澤が1km2分37秒のペースでいきなり猛追、2km過ぎで7位から3位に急浮上した。
5km、落ち着いた走りで、日大・阿久津がリードを保つ。1分差で2位を走る駒大・宇賀地に、順大・松岡、早大・竹澤が迫る。
長島温泉のポイント、順大、早大が駒大に追いつき、2位グループとなった。東海大のエース佐藤は、順位を一気に上げ、6位グループに躍進する。駒大と東海大の差は20数秒。
日大のリードは、徐々に少なくなっている。
8.5km、トップ日大と2位グループの差は約41秒。
9km、東海大・佐藤が苦しそうな表情を見せる。5位グループから脱落しはじめた。
10km過ぎ、日大・阿久津の表情が険しい。併走する駒大・宇賀地、順大・松岡、早大・竹澤が、その差20数秒まで迫ってきた.11.5km、差は約8秒に。
12km、2位グループ3人が、トップ日大を一気に追い抜いた。
東海大・佐藤は、意地の再浮上。5位まで順位を戻してきた。
12.7km、順大・松岡がスパート、くらいつく駒大・宇賀地。さらに早大・竹澤。ラストスートのバトルは、竹澤が勝利。1位早大、2位駒大、3位順大で3区へ。3校の差はほとんどない。4位は日大。36秒差の5位に東海大・佐藤が飛び込んだ。日体大は6位、中大は9位。竹澤は37'42"で区間新記録達成。

第1区

気温11.4度 湿度66%熱田神宮を8時10分、予定通りスタート。
1区ダニエルという奇襲とも言える作戦に出た日大が、さっそく飛び出す。第一工大、早大、中央大、順大など6校が離されまいと追う展開。ダニエルは1km2分40秒。区間新を上回るペースだ。3kmは8分25秒。後続をじりじり離していく。
約5km、2位グループは第一工大・グギ、広島経済大・ガンガ、駒大・豊後。15秒ほどの差で日大を追う。5位グループは、早大、中大、順大。優勝候補東海大は、それから約7秒ほど遅れた大集団の中だ。
8km、ダニエルと第2集団の差は、100m以上に。駒大・豊後と広島経大・ガンガが併走しながら2位争いを繰り広げる。
10km、ダニエルと第2集団の差は約40秒。日大・小川監督が目論んでいた「1区で2分離す」というプランほどの差はついていない。東海大は苦しい展開で、15位程度まで後退した。
12.5km、日大と2位グループの差は1分に。第3集団には早大、日体大、順大。東海大・皆倉も意地の走りで、第3集団を追い始めた。
第1中継所、ダニエルは区間記録タイで襷をつなぐ。広経大と駒大が1分13秒差で飛び込む。東海大はトップと2分差の12位。