STORY 放送内容

2016年5月14日(土) よる9:00~11:06
「逆転報道の女(5)」
情熱キャスターVS氷の女と呼ばれたスゴ腕刑事!二人の女が火花を散らす!被害者はこの世に存在しない男だった!?疑惑の目撃証言

 夜、旧中川にかかる橋から若い男が転落し、死亡する。偶然にも近隣で取材をしていた西野沙織(高島礼子)は、出動してくる緊急車両の音を聞きつけ現場に急行。そこに、ほかの捜査官たちとは異なる緊張感を漂わせ、捜査一課の警部、三上玲央(かたせ梨乃)が到着する。
 死亡した男は手に紙切れを握っていた。そこには、全文は不明ながら、親から虐待を受けた子供が書いたと思われる言葉が綴られていた。また、所持していた社員証から名前は田中亮(松川尚瑠輝)と判明する。携帯電話をはじめ他に身分を証明するものはなく、遺書も見当たらなかったが、目撃者が「男が一人で橋から飛び降りた」と証言したことから警察は自殺との見方を強める。だが、亮と同じ会社に勤め身元確認のために呼ばれた野崎彩花(岡本玲)は、「自殺なんかするはずがない!」と警察の見立てに強く反論。目に涙を浮かべ玲央たちを睨みつけるように訴える彩花の薬指には、亮とペアの真新しい婚約指輪がはめられていた。
 二人は一カ月前に婚約したばかりだという。彩花の言葉が耳から離れない沙織は、小久保デスクの反対を押し切り取材の続行を決意。一方、亮と彩花の間に子供がいないことから、握りしめていた紙片の説明がつかないと考えた玲央は、発見されていない亮の携帯電話を探すために、自殺ならば通常は行わない川底の捜索に踏み切る。
 沙織はまず、亮が働いていた会社を訪ねる。社長の岡部哲也(小野寺丈)によれば、亮には仕事覚えの悪さを苦にしていた節があったという。また岡部の会社では、貧困の子供たちを救う活動をしているNPO法人の理事長、森誠(田中健)からの紹介で若者たちを雇っており、彩花もその一人だということがわかる。彩花は実の父親からひどい虐待を受けていたところを森に救われ、職を得ただけでなく亮という信頼できる男性にも巡り会うことができたのだ。そんな彩花のためにも、真実を突き止めたいとの思いを強くする沙織。だが、玲央は逆に、彩花へと疑いの目を向ける。彩花には傷害の逮捕歴があった。人を信じることをモットーとする沙織と、疑うことから始める玲央。考え方が水と油の二人は対立を深めていく。
 そんな中、沙織は田中亮が偽名であることを突き止める。本名は青木太陽。田中亮の戸籍を買い取り、岡部の会社に就職していた。以前は、ホストをしており、当時の同僚いわく「俺はこの世に生きていない」が口癖だったという。さらに、それより以前に属していたカラーギャングの仲間によれば、15歳ころに母親が消え、ホームレス生活を送っていたらしい。沙織の報道をきっかけに亮こと太陽の素性は少しずつ明らかになる。だが、それは彩花が知らないことばかり。苦しむ彩花に寄り添えるよう、沙織は彩花を自分の家へと連れて帰る。
 一方、沙織に先を越されておもしろくない玲央は、全力で青木太陽の照会を急ぐ。だが、所在不明の青木太陽という人物は全国のどこにもいなかった。死んだ男は、青木太陽でもないということか…?
 そんな中、太陽の母親、美奈子(古村比呂)の存在が明らかになる。沙織は彩花を伴い、美奈子がいるという熱海へと向かう。
 沙織たちの面会に応じた美奈子は、自分には子供はいないと言う。そんな美奈子に彩花は、太陽と婚約していたことを告げるが…。
 翌朝、美奈子の絞殺遺体が、太陽が死んだ同じ橋の上で発見される…!!

  • 【脚本】友澤 晃一
  • 【監督】山本 大輔
  • 【プロデューサー】飯田 新(ABC)、菊池 誠(アズバーズ)、岡 美鶴(アズバーズ)
  • 【制作】ABC、アズバーズ
【出演】 西野沙織高島礼子
 石田 翼原田龍二
 大倉 健益岡 徹
 小久保 満近江谷太朗
 江畑佳代秋本祐希
 梅崎忠司朝倉伸二
 坂口銀三郎渡辺 哲
 西野雅子水野久美
 野崎彩花岡本 玲
 森 誠田中 健
 三上玲央かたせ梨乃 ほか