STORY 放送内容

2016年4月23日(土) よる9:00~11:06
「森村誠一原作  棟居刑事の偽完全犯罪」

 フリージャーナリストの河上辰男(金子昇)の死体が、都内の自宅アパートで見つかった。臨場した警視庁捜査一課の刑事・棟居弘一良(東山紀之)は、血痕が霧状に飛び散った本棚の中に、一冊だけ血痕が付着していない本を見つけ、不審に思う。その本は、有名作家、檜山麗子(浅見れいな)の人気小説『湖上の恋』で、開いてみると著者のサイン入りだった。
 同僚刑事・神林武人(きたろう)らは、事件発生直後から姿を消している河上の同棲相手・水野伸江(柴本幸)を怪しむが、棟居は血痕の謎が気になっていた。河上が殺されたとき、『湖上の恋』は本棚になかったのではないか。だとしたら、犯人はなぜこの本を本棚に戻さなければならなかったのだろうか。
 そんな中、麗子が編集者の小幡明彦(葛山信吾)と共に、捜査本部がある目黒西署の捜査二課に相談にやって来た。実は、最近、麗子になりすました女があちこちで借金を重ねたり、旅館で宿泊代を踏み倒しているらしく、返済や支払いの要求が出版社に多数舞い込み、迷惑しているという。
 「麗子に恨みを抱く人物は?」と聞かれ、小幡は旅行代理店勤務の高梨みどり(大塚千弘)の名を挙げる。『湖上の恋』の執筆にあたり、麗子はみどりに取材させてもらったが、彼女は本の内容が気に入らなかったらしく、「檜山麗子を許さない!」と編集部にクレームをつけてきたという。小幡が勤める出版社は、奇しくも神林のひとり娘・一子(貫地谷しほり)が勤めている会社でもあった。
 その矢先、伸江が自ら出頭してきた。彼女はペットの猫を亡くしたショックから体調を崩し、アパートを離れ神奈川県内の実家に帰っていたと主張。自分は事件とは無関係であり、昨夜のニュースを見て急いで出頭してきたのだと話す。とはいえ、実家はすでに誰も住んでおらず、伸江のアリバイは証明できなかった。
 しかし、伸江は気になることを口にする。河上は自分と同棲していながらも、別に女性がおり、その相手の名は高梨みどりだというのだ。麗子の詐欺事件で疑わしい人物として浮上したみどりが、死んだ河上とつきあっていたとは…。奇妙なつながりに、棟居らは驚愕するが…!? 
 その後、事件関係者のひとりが遺体となって発見された上、またしても麗子の偽者が出現する。はたして連続殺人の犯人は誰なのか…!? そして人気小説家になりすました女の正体は…!?

  • 【原作】森村誠一
  • 【脚本】坂田義和
  • 【監督】村川 透
  • 【プロデューサー】高橋浩太郎(テレビ朝日)、内山聖子(テレビ朝日)、阿部謙三(東宝)、馬場千晃(東宝)
  • 【制作】テレビ朝日、東宝
【出演】 棟居弘一良 東山紀之
  神林一子 貫地谷しほり
  檜山麗子 浅見れいな
  水野伸江 柴本 幸
  小幡明彦 葛山信吾
  河上辰男 金子 昇
  高梨みどり 大塚千弘
  福永刑事 天宮 良
  神林武人 きたろう
  那須亮輔 森本レオ