10月24日
「温泉(秘)大作戦(16)」
〜鹿児島県指宿の天然砂蒸し温泉!7年熟成された鰹節でとる究極の出汁と20年間の恩讐を秘めた薩摩切子!?殺人事件に翻弄された美人若女将の跡継奮闘記〜

脚 本
桑原裕子
監 督
合月 勇
プロデューサー
深沢義啓(ABC)
藤井貴憲(トレンド)
黒川浩行(ユニオン映画)
紺野 生(トレンド)
制 作
ABC
トレンド

出演
星野さつき    森口瑤子
島 慎之介    東 幹久
森田 梢      高樹マリア
泉 華       小沢真珠
泉 康太郎    林 与一
新田修司     阿南健治
間島吉純     ベンガル
向山 茜      菜葉菜
田村瑞穂     萩尾みどり
向山五郎     綿引勝彦
岩田幸平     村田雄浩
           ほか

 温泉宿の仕掛け人として全国を飛び回る星野さつき(森口瑤子)たち城ノ内コンサルティングの今回のクライアントは、鹿児島県指宿にある温泉旅館『白水館』。社長の泉康太郎(林与一)は、温泉旅館そのものが日本の美を伝える芸術品であるべきという考えを持ち、収集した美術品を館内に展示するなど、おもてなしの一環として広く宿泊客に提供している。しかし、次期社長候補の娘の華(小沢真珠)はまったくの正反対。海外生活が長かったせいか“おもてなし”や“わびさび”などは非合理的だと理解を示さず、人員整理やコスト削減を独善的に進めるため従業員から不信を買っていた。さつきの任務は、その華の社長教育だ。
 次期社長候補はもう一人。支配人の新田修司(阿南健治)は長年、社長の右腕として働き従業員からも信頼を置かれている。そんな二人が、植木職人の織部茂(林和義)の処遇をめぐって激しく対立する。華は、酒飲みで遅刻が絶えない織部を一存で解雇。新田は、「白水館の暗い過去を暴いて潰してやる!」と息巻く織部が何をしてくるかわからないと、恨みを買うような華の行いを厳しくたしなめるが…。
 翌朝、その織部が剪定ばさみで胸を一突きにされた遺体で発見される。織部の捨て台詞「白水館の暗い過去」が気になったさつきは、事件の詳細とともに言葉の意味を調べるよう岩田幸平(村田雄浩)に依頼する。
 一方、島慎之介(東幹久)は、客から繰り返し要望が寄せられている、20年前に白水館で出されていた椀物の再現に取り組む。食材を求めてかつお節工場を訪ねた慎之介は、7年物のかつお節を扱うラーメン屋の向山茜(菜葉菜)と出会う。
 その頃、華宛に心当たりのない人物から薩摩切子の贈り物が届く。送り主は東野咲子(中村ひろみ)。切子は『竜宮伝説』をモチーフにした高価な代物だった。それを目にした康太郎、新田、そして喫茶コーナーのママ、田村瑞穂(萩尾みどり)までが顔色を変える。狼狽を懸命に隠しつつ、康太郎は華とさつきに口止めを指示するが…。
 その夜、白水館は華が始めた格安のツアー客であふれかえる。コスト削減を掲げる華の方針で、常に人員不足の状態にある調理場やフロントは大わらわ。命じるだけの華に対して、テキパキと実務をこなす新田への従業員からの信頼はますますアップする。そんな中、板長が怪我をし、包丁が握れなくなってしまう。調理場スタッフは過剰労働が原因だと考え、集団ストを画策。華の社長候補辞退を要求する。さすがの華も、これには気持ちがふさぐ。さつきはそんな華と華の行きつけのラーメン店に出かける。向山五郎(綿引勝彦)が作る味わい深いスープになぜか懐かしさを感じるという華。そこに偶然、慎之介がやってくる。五郎は慎之介が昼間出会った茜の父だったのだ。五郎の味を口にした慎之介は…。
 その頃、白水館で竜宮伝説の切子盗難と康太郎襲撃事件が発生する?