6月27日
「広域警察(6)」

脚 本
安井國穂
監 督
吉川一義
プロデューサー
深沢義啓(ABC)
浦井孝行(国際放映)
伊東由彦(国際放映)
制 作
ABC
国際放映

出演
東 圭太     高橋克典
清水 梓     高岡早紀
中原弘美    大路恵美
小森麻美    前田亜季
大内孝太郎   片岡信和
中原陽介    小林正寛
三村時雄    清水章吾
中西みどり   小川菜摘
清水和正    寺田 農
高村順一郎   大杉 漣
          ほか

 山梨県河口湖にある自宅で、有名な工業デザイナーの中原陽介(小林正寛)が殺害される。容疑者は直前に言い争いをしていたという妻の弘美(大路恵美)。弘美は容疑を否認するが、取り調べ中に持病の発作を発症すると、救急搬送先の病院から刑事たちの目をかいくぐり逃走してしまう。県外に逃げ出すことも考えられ、捜査の全権は急きょ広域捜査課に渡される。
 課長の高村順一郎(大杉漣)の指揮の下、捜査に加わった東圭太(高橋克典)は、中原家から天草信用金庫が発行した2千万円の小切手を発見する。小切手には『どうしても謝らなければならないことがあります』との意味深な手紙が添えられていた。凶器からは弘美の指紋を検出。陽介に二億円もの保険金がかけられていたことも判明し、弘美への容疑はますます深まる。
 中原家の隣には、陽介にデザインを発注していた清水工業の顧問、清水和正(寺田農)が住んでいた。現社長は娘の梓(高岡早紀)。海外進出を狙う新製品のデザインを陽介に発注していたという梓は、陽介の死を悼むよりもデザインの進捗の方が気になるようだった…。
 その後の捜査で、弘美の両親は25年前に火事で死亡し、弘美とともに生き残った妹の麻美(前田亜季)が熊本の天草に住んでいることが判明。また、小切手の振出人が三村時雄(清水章吾)と特定され、東は手掛かりを求めて天草へと向かう。だが、麻美からも三村からも、弘美の情報は何も得られなかった。三村に至っては弘美との面識もないと言う。分かったのは、三村がガンに冒され余命わずかだということ。銀行によれば、三村は財産を処分すると言って、預金の4千万円を2千万円ずつ2枚の小切手に換えたという。
 山梨では、その三村が、かつて清水工業の役員だったという新事実を突き止める。三村と陽介には接点があったのか…。
 一方の熊本では、ついに弘美の携帯電話の電源がキャッチされる。発信基地局は熊本県三角西港。麻美との接触に備え、東たちは所轄の警察官とともに厳重警戒に当たる。しかし、いくら待っても弘美は姿を見せなかった。その間、まるで東たちの裏をかくように、三村が自宅で殺害されてしまう。近所の防犯カメラには、弘美の姿が捉えられていた…!?