3月22日 よる9:00〜11:21
「西村京太郎トラベルミステリー61 越後・会津殺人ルート〜必ず相席する女!?」

原 作
西村京太郎
脚 本
坂田義和
監 督
村川 透
プロデューサー
高橋浩太郎(テレビ朝日)
河瀬 光(東映)
制 作
テレビ朝日
東映

出演
十津川警部     高橋英樹
亀井刑事      高田純次
川合ひろみ     原 沙知絵
十津川直子     浅野ゆう子
浦部慶一      勝村政信
西本刑事      森本レオ
松山刑事      宇梶剛士
北条刑事      山村紅葉
本多捜査一課長  矢島健一
仙堂 肇       寺泉 憲
             ほか

 久々の休日、警視庁捜査一課の十津川警部(高橋英樹)は、妻の直子(浅野ゆう子)と共に新潟への1泊旅行を楽しむ予定で家を出た。だが、東京駅に着いた直後、殺人事件発生の知らせが入る。なんと被害者の所持品から、十津川の名刺が出てきたというのだ。
 直子を残し、現場に急行した十津川。殺されたのはホステスの原田由紀(杜野まこ)だったが、十津川にはまったく心当たりがない。名刺が見つかった封筒には数枚の電車の切符と宿泊先を記したメモも入っており、彼女はその日から2泊で会津若松と新潟を旅する予定だったことがわかる。メモの筆跡が由紀のものとまったく違うことから、十津川たちは旅行の同伴者が切符とメモを被害者に渡したのではと推理。手がかりを求め、十津川は由紀が乗るはずだった“特急きぬ115号”に単独で乗り込む。
 座席の近くで見張っていたところ、突然、十津川の携帯電話が鳴った。“公衆電話”からの着信で、ボイスチェンジャーを使った甲高い声が「やっぱり“特急きぬ115号”に乗ったんですね」とだけ告げて切れた。いったい誰が何の目的で電話をかけてきたのか…!? 結局、同伴者らしき人物は現れず、十津川は由紀が所持していた切符と同じルートをたどってメモにあった宿泊先の猪苗代のホテルに向かうことに決めた。
 ホテルによると、由紀の名前で予約は入っておらず、その日まだチェックインしていないのは東京在住の田中裕介(菅原卓磨)という男性だけと判明。田中はメモにあった新潟のホテルにも予約を入れていた。やはり、その男が旅行の同伴者なのか…。そんな中、十津川は夕食を取るため立ち寄ったそば店で、旅行客・川合ひろみ(原沙知絵)と知り合う。

 一方、東京で捜査を進めていた亀井刑事(高田純次)は、切符や名刺に由紀の指紋が付着していなかったことから、犯人は十津川を会津若松におびき出すため、わざとそれらを現場に残したのではないかと考えはじめる。すべては犯人が仕掛けた罠ではないか。亀井の胸に、嫌な予感が湧きあがる…。
 その夜、こんどは十津川の携帯電話に「原田由紀さんの事件のことで話したいことがある。午後10時、猪苗代湖の天神浜に来てください」という謎の電話が入った。十津川は天神浜に赴き、遅くまで情報提供者が来るのを待ったが、誰も現れることはなかった。
 翌朝、猪苗代のホテルを出て、新潟に向かった十津川。その電車内でまたもやひろみと出会い、偶然に驚く。ところがその後、天神浜の一角で女性の扼殺死体が見つかり、なんと十津川が福島県警から参考人として事情を聴かれる事態に陥ってしまう…! 実はひろみが前夜、天神浜で十津川を見たと通報し、証拠写真まで提出したのだ。被害者の小坂井恵子(宝積有香)は1年前、交通事故を装った殺人事件で目撃証言を行った女性だったが、死の直前、“十津川の自宅”に電話をかけていたことが判明した上、遺体の手の中から十津川のコートのボタンも見つかったのだ。亀井の悪い予感は、的中してしまった…! 亀井は十津川の嫌疑を晴らすべく、1年前の事件を担当した世田谷南署の刑事・浦部慶一(勝村政信)を呼んで改めて話を聞くが…!?