8月17日
「拘置所の女医〜殺人犯の嘘を診断する女!」

脚 本
林 誠人
監 督
白川 士
プロデューサー
関 拓也(テレビ朝日)
霜田一寿(ザ・ワークス)
角田正子(ザ・ワークス)
制 作
テレビ朝日
ザ・ワークス

出演
一本木則子  青木さやか
小山誠二   西村雅彦
秋元美沙   安めぐみ
大泉正太   渡辺いっけい
大泉恵子   田中美奈子
本橋かおり   大路恵美
山口 実    加藤 茶
鮎川君枝   丘みつ子
榊原冨美子  山口美也子
荒木哲也   金山一彦
          ほか

 一本木則子(青木さやか)は横浜市内の総合病院に勤務する傍ら、横浜中央拘置所でも診察を行っている内科医。夫の浮気が原因で離婚し、一人息子を女手ひとつで懸命に育てるワーキングマザーだ。
 ある日、拘置所の医務室で診察中の則子のもとに、県会議員の大泉正太(渡辺いっけい)が担ぎ込まれてくる。大泉は治水工事の発注を巡る贈収賄の容疑で神奈川地検特命検事・小山誠二(西村雅彦)の取調べを受けていたのだが、突然ぜんそくの発作を起こしたのだ。則子はその処置を行う際、大泉の左手薬指に太い指輪の痕が付いていることに気づく。大泉によると、3連の厚いリングをはめていたが、入所時に刑務官に外されたのだという。
 やがて大泉は不起訴処分となり、拘置所から釈放されるが、その直後、何者かに背中を刺され、則子が勤務する総合病院に運び込まれた。しかし則子による必死の処置も甲斐なく、まもなく死亡が確認される。そのとき則子は、大泉の手に例の指輪がないのを見て、不審に思う。拘置所から釈放された際、刑務官から返却された指輪を大泉がはめていたのを、則子は見ていたからだ。その日は10年前に交通事故で死んだ大泉の息子の月命日にあたり、大泉が事故現場に花を手向けに行ったところを、待ち伏せしていた犯人に刺されたものとみられた。

 秋元美沙(安めぐみ)ら刑事たちが現場を捜査すると、周辺に白いバラの花びらが散乱していた。犯人に襲われた大泉が、持っていた花束でとっさに抵抗したとみられた。一方、病院では、夫の死を聞いて駆けつけた大泉の妻・恵子(田中美奈子)と、大泉の元秘書で県会議員の本橋かおり(大路恵美)が激しく言い争っていた。かおりは“ハマのマドンナ”の愛称で大泉をしのぐ人気を誇り、国政に打って出ようとしている“時の人”だった。

 大泉の葬儀場で人の出入りを監視していた小山と美沙は参列者の中に、宝石詐欺の容疑で内偵中の榊原冨美子(山口美也子)がいることに気づく。冨美子は本物の宝石を偽物と鑑定して客から二束三文で買い上げ、ネットオークションで荒稼ぎしている容疑がかけられていた。そこで小山たちが調べると、冨美子が運営するオークションサイトに、大泉の例の3連のリングが出品されていることが判明! さっそく冨美子の店を捜索する、美沙たち。だが押収した宝石の中に、大泉の指輪はなかった。いったい指輪はどこに消えたのか…!? そしてその一見高そうには見えない指輪に、どんな秘密が隠されているのか…!?