1月5日 よる9:00〜11:21
テレビ朝日開局55周年記念
「西村京太郎トラベルミステリー・終着駅(ターミナル)殺人事件」

原 作
西村京太郎
脚 本
坂田義和
監 督
村川 透
プロデューサー
高橋浩太郎(テレビ朝日)
河瀬 光(東映)
制 作
テレビ朝日
東映

出 演
十津川警部 高橋英樹
亀井刑事   高田純次
十津川直子 浅野ゆう子
鈴木紀子   原 史奈
森下勇介   岩城滉一
西本刑事   森本レオ
松山刑事   宇梶剛士
北条刑事   山村紅葉
宮本 孝   石垣佑磨
町田隆夫   黄川田将也
村上陽子   三津谷葉子
橋口まゆみ 小野真弓
         ほか

 上野駅近くの公衆トイレで、“経済通商省”の若手官僚・安田章(篠田光亮)の刺殺体が発見された。現場には被害者のスーツケースが残されていたほか、遺体の内ポケットから、21時15分上野発青森行きの“寝台特急あけぼの”のチケットが見つかった。臨場した警視庁捜査一課の十津川警部(高橋英樹)は、思わぬ偶然に驚く。実は、今頃、親戚の法事に向かう妻の直子(浅野ゆう子)が同じ“寝台特急あけぼの”に乗っているはずなのだ。
 まもなく、殺された安田は青森で行われる同級生・片岡清之(一條俊)の結婚式に出席するため、野球部の仲間6人と共に帰郷する予定だったことが判明。友人たちなら、何か事情を知っているかもしれない…。“寝台特急あけぼの”に乗車した5人の後を追って、十津川は青森に赴いた。
 片岡の結婚式に招待されていたのは、死んだ安田のほか、旅行代理店社員の宮本孝(石垣佑磨)、フリーターの町田隆夫(黄川田将也)、運送会社勤務の川島史郎(土屋裕一)という野球部仲間と、当時マネージャーだった女性2人――百貨店に勤める派遣社員・橋口まゆみ(小野真弓)、看護師の村上陽子(三津谷葉子)――という面々だった。だが、川島はどこか途中の駅で降りてしまったのか、“あけぼの”の車内からこつ然と姿を消していた。安田が殺されたと聞いて、衝撃を受ける4人。最もショックを受けていたのは、2年前まで安田と交際していたという陽子だった。

 ところがその直後、なんと川島の死体が群馬・高崎の利根川上流で発見されたという知らせが入る。死因は溺死で、近くの橋から何者かに突き落とされたのではないかと考えられた。その後の調べで、川島は高崎駅で下車したことが発覚。偶然にも、直子が“あけぼの”の車内のデッキで女性をナンパする川島を目撃していたが、高崎駅ではひとりで改札を出たことが確認されている。川島はなぜ高崎で途中下車したのか、まったくの謎だった。
 6人の仲間のうち2人が殺されたという異常事態に、十津川は内部の犯行ではないかとにらみ、川島の体内からクロロフォルムが検出されたことから、薬品の入手が可能な看護師の陽子を疑う。
 
 そんなとき、亀井刑事(高田純次)が遅れて青森にやって来た。亀井は前日、珍しく有給休暇を取っており、捜査に加わるのが遅れたのだ。実は、亀井は故郷・青森で高校の校長職を務める高校時代の友人・森下勇介(岩城滉一)から音信不通の教え子・鈴木紀子(原史奈)の居場所探しを頼まれ、昨日は、上京した森下と共に都内を歩き回っていたのだ。だが、紀子が2年前に都内で傷害事件を起こしていたこと、バーテンダーの西山英司(安藤彰則)が彼女と親しかったことをつかんだだけで、まだ発見には至ってはいなかった…。
 捜査に加入した亀井は、安田と川島の事件は繋がっているとは限らない、それぞれ外部に犯人がいるのではと主張するが、その矢先、また新たな死者が出現して…!?