9月29日 よる9:00〜11:06

「再捜査刑事・片岡悠介」

脚 本
佐伯俊道
監 督
長尾啓司
プロデューサー
島川博篤(テレビ朝日)
小坂一雄(レオナ企画)
制 作
テレビ朝日
レオナ企画

(出 演)
片岡悠介   寺島 進
榎本香織   南 果歩
奥村 澪    原 沙知絵
浅野直樹   金子貴俊
本田勇蔵   不破万作
一二三祐希  吉田 羊
末永仁美   清水美沙
山本有紀   宮地真緒
井上絵里   上野なつひ
尾高隆二   磯部 勉
大橋義治   江藤漢斉
杉原和義   伊藤洋三郎
鈴木真一   橋爪 淳
木下 譲    大和田伸也
手塚高志   杉本哲太
片岡美知恵  吉行和子
         ほか

 警視庁刑事・片岡悠介(寺島進)と奥村澪(原沙知絵)が所属する特命捜査対策室――通称“再捜査班”――は、主として未解決事件の継続捜査を行う部署だ。“再捜査の鬼”の異名を持つ悠介は、これまで数々の未解決事件の真相を暴きだしてきた。

 ある日、悠介たちは捜査一課長の木下譲(大和田伸也)から、23年前の殺人事件の再捜査を命じられる。その事件とは、私設貸金業を営む山崎忠臣(木之内頼仁)が後頭部を殴られて殺されたもので、尾高隆二(磯部勉)という男が逮捕、起訴され、すでに結審。しかも、尾高は拘置所内で病死していた。
 事件は1989年6月、足立区内にあった山崎の事務所で起きた。金庫には4000万円の現金と300枚近い借用書が残されたままだったため、当時の捜査本部は怨恨の線で捜査を進めたらしい。犯人逮捕の決め手となったのは、現場に残されていた“二百万円の返済期限の延長交渉”と毛筆で書かれたメモで、“山崎から200万円を借りていて、普段から毛筆を使っている人間”に絞って捜査を進めたところ、近くで日本美術工芸店を営んでいた尾高が浮かび上がったのだ。
 尾高は犯行を否認したが、現場にあったメモと新たに捜査本部が採取した尾高の筆跡が一致。さらに尾高の自宅物置から、山崎の血痕が付着した書道用の大きな硯が見つかったこと、尾高の店でも扱っていた漆刷毛の“かもじ”という人毛が落ちていたことなどから逮捕され、東京地裁での第一審で懲役18年の判決が下った。尾高は控訴を望んだが、物証が完璧だったため国選弁護人は乗り気ではなく、やがて尾高は拘置所内で病死したのだった…。

 捜査資料を読み返した悠介は、尾高が一貫して犯行を否認し続けていたことに注目。そして、金庫内の借用書の中に尾高のものがなかったこと、凶器の硯を物置に放置したままだったことなどに疑問を抱き、逮捕の決め手となった筆跡の再鑑定を依頼する。当時、科捜研技官だった山本博康(酒向芳)と印刻業者の鈴木真一(橋爪淳)の2人が同一人物によるものだと鑑定したのだが、現代の技術で調べ直したらどんな鑑定結果が出るのかと考えたのだ。分析の結果、“盲点”ともいうべき、新事実が浮かび上がるが…!?
 さらに、当時の取り調べ官の名前を確認した悠介と澪は、がく然。そこに一課長・木下の名前があったのだ。いったいなぜ木下はこの事件の再捜査を命じたのか、2人は不思議に思うが…!?

 そんな中、都内で人気女性カメラマン・山本有紀(宮地真緒)が撲殺される事件が起き、榎本香織(南果歩)ら一課の刑事たちが捜査に乗り出す。続いて、有紀の親友である高校教師・井上絵里(上野なつひ)が殺される事件も発生。この連続殺人と23年前の事件との“ある接点”を見つけた悠介は手がかりを求め、有紀が絵里に紹介した、美貌の書道アーティスト・末永仁美(清水美沙)に会いにいくが…!?