10月29日
「弁護士・森江春策の事件 透明人間の完全犯罪!! 
偽装結婚で殺された病院長!?」

原 作
芦辺 拓
脚 本
安井国穂
監 督
猪原達三
プロデューサー
佐藤凉一(テレビ朝日)
浦井孝行(国際放映)
伊藤由彦(国際放映)
制 作
テレビ朝日
国際放映

出演
森江春策   中村梅雀
菊園綾子   若村麻由美
高柳明信   金田明夫
菊園喜助   竜 雷太
町田澄代   角替和枝
松原美智代 高橋かおり
片山郁夫   長谷川初範
長谷川潤子 いしのようこ
今井由香   金子さやか
長谷川 実  矢島健一
         ほか

 弁護士・森江春策(中村梅雀)は、人がよすぎて国選の仕事ばかりしていたこともあって自分の事務所を潰し、今では先輩弁護士・片山郁夫(長谷川初範)が代表を務める“キャピタル総合法律事務所”に籍を置く“イソ弁”の身となっていた。

 ある日、森江は、年下ながら事務所の先輩でもある若手弁護士・今井由香(金子さやか)と共に、“シリウス会・長谷川病院”の顧問弁護士に着任することとなった。片山に率いられて2人は長谷川病院に赴き、病院理事長・長谷川洋三郎(山本圭)に挨拶する。末期のがんを患っている洋三郎は、その特別病室に入院していたのだ。
 だが、対面もそこそこに、森江たちは洋三郎の長男であり、病院長の実(矢島健一)から、病院のそばにある長谷川家を訪ねてほしいと依頼される。実の妻・潤子(いしのようこ)に、相談したいことがあるらしい。
 聞いてみると、潤子のもっぱらの心配事は、洋三郎の遺産問題だった。理事長の余命はもはや半年、そろそろ遺言書を残すように助言してほしいという。しかし、遺言は個人の意志だからと、片山はきっぱり断る。
 ところがそこに、病院から、洋三郎の容態が急変したという連絡が入った。急ぎ、病院に駆けつける森江たちだったが、すでに洋三郎は絶命していた…。

 警察の調べによると、洋三郎の死因は薬物死。何者かが点滴パックに注射器で致死性の薬物を注入した痕跡が見つかったという。真っ先に疑われたのは、洋三郎を担当していた看護師の松原美智代(高橋かおり)。森江たちが病室を立ち去ってから、実の回診によって急変が発見されるまでの間、洋三郎の病室に入ったのは彼女ひとりだけだったのだ。その事実は防犯カメラによって証明されており、美智代はかたくなに犯行を否認するものの殺人容疑で逮捕されてしまう。
 森江たちはさっそく美智代と接見するが、彼女を信じようとする森江に対し、由香は美智代の犯行に間違いないと相容れない。そんな中、美智代は、なんと10日前に洋三郎と結婚し、婚姻届を提出していると言い出して…!?
 
 その後も、「弁護士は被疑者の味方であるべき」として美智代を救おうとする森江と、彼女の弁護を降りて院長夫妻の要望どおり婚姻無効の訴えを出したほうが得策だと考える由香は、何かと対立。そんなとき、美智代が保険金を狙って前夫を殺害していたという黒い疑惑が浮上し、さすがの森江も動揺するが…!?
 やがて、裁判がはじまった。担当公判検事は、またしても森江の司法修習生時代の同期であり、“地検のエース”とよばれるキレ者・菊園綾子(若村麻由美)で…!?