7月3日
「東京駅お忘れ物預り所
全長6400メートル 銚子電鉄殺人ルート!!」

脚 本
奥村俊雄
音 楽
吉川清之
監 督
吉田啓一郎
プロデューサー
佐藤凉一(テレビ朝日)
横塚孝弘(東映)
制 作
テレビ朝日
東映

出演
望月幸平    高嶋政伸
村尾由希子   櫻井淳子
嶋田満江    高橋ひとみ
嶋田福男    北村総一朗
北口幸夫    前田 健
真鍋千春    高野志穂
岩村哲雄    下條アトム
栗本誠二    渡辺 哲
沢田奈津子   遠野なぎこ
杉本祐介    田中 実
栗本友子    大島蓉子
           ほか

 望月幸平(高嶋政伸)は、東京駅遺失物係、通称“お忘れ物預り所”に勤務するJR職員で、上司の嶋田福男(北村総一朗)の家に下宿している。嶋田の妻・満江(高橋ひとみ)は東京駅の助役で、普段から嶋田は妻に頭が上がらないのだが、浮気がバレて以来、この夫婦は別居状態にある。

 ある日、お守り袋を落としたという女性・真鍋千春(高野志穂)が“お忘れ物預り所”を訪ねてきた。それが母親の形見だと聞いた幸平は、同僚の村尾由希子(櫻井淳子)や嶋田が止めるのも聞かず、「探しましょう!」と事務所を飛び出していく。
 幸平と千春は構内を懸命に探すが、終業時間を過ぎてもお守り袋は見つからなかった。あきらめかける千春に、「必ず見つけますから」と約束する幸平。そんな幸平に、千春は連絡先として名刺を渡す。そこには、スナックの名前が書いてあった。清楚で遠慮がちな千春と夜の仕事のイメージが結びつかず、違和感を覚える幸平…。

 翌日、有給休暇を取得していた幸平は、満江と共に銚子へ。満江の母の墓参りに同行する予定だったのだが、幸平には別に目的があった。全長6.4キロのローカル線、濡れ煎餅でも有名な銚子電鉄に乗ることを楽しみにしていたのだ。
 結局、やきもちを焼いた嶋田もついてきて、3人で出発。銚子で特急列車“しおさい号”を降りた幸平たちは念願の銚子電鉄に乗り換え、短いローカル線の旅を楽しんだあと、満江の叔母・友子(大島蓉子)と共に墓参りに向かった。
 ところが墓参りの帰り、3人は寺の石段の下で若い女性の刺殺体を発見する…!すぐに、友子の夫で地元警察署の刑事・栗本誠二(渡辺哲)が駆けつけて来るが、所持品から被害者が真鍋江利子(冨樫真)だとわかり、栗本夫妻は驚く。実は15年前、江利子の父・真鍋光雄も同じ石段から転落死したのだ。そして聞き込みの結果、現場から逃げ去る女の後ろ姿が近所の住民に目撃されていたことがわかった。
“真鍋”と聞いて、ふと昨日、一緒にお守り袋を探した千春を思い浮かべる幸平。その予感は、なんと的中! 遺体確認のために江利子の妹がよばれたのだが、現れたのは千春だったのだ。姉が殺されたというのに、千春はなぜかしごく冷静だった。
 その後、千春が江利子の殺害容疑で任意同行される。千春は東京から江利子と一緒にしおさい号に乗っていたらしく、しかもある男をめぐって姉妹の間にはトラブルがあったという。
 千春の無実を信じる幸平は彼女のアリバイを証明するべく奔走するが、その後、新たな殺人事件も発生!事態は、幸平の思いを裏切るかのような驚愕の展開を見せていき…!?