脚 本
今井詔二
監 督
高畑隆史
プロデューサー
高橋浩太郎
関 拓也(テレビ朝日)
目黒正之(東映)
制 作
テレビ朝日
東映
出演
弁天祐美子 かたせ梨乃
日暮忠信 升 毅
南郷志保 三浦理恵子
赤星正義 賀集利樹
葛城潤子 高橋かおり
弁天真実 志保
新島 亨 北見敏之
松永紘一 丸岡奨詞
小笠原華子 遠野凪子
加山澄江 酒井和歌子
ほか |
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弁天祐美子(かたせ梨乃)は、冤罪で服役していた過去を持つ弁護士。夫とは死別し、中学生の娘・真実(志保)と暮らしている。
ある日、迎えにきた新米弁護士・赤星(賀集利樹)と事務所に向かおうとした弁天のもとに女性の声で弁護依頼の電話が入る。だが、事務所に来てほしいという弁天に、いまそっちに警察が向かっているので捕まるわけにはいかないと、別の場所を指定してきたのだ。
電話を切った直後、弁天のもとに二人の刑事が現れるが、たまたま彼女を訪ねてきたフリーターの南郷志保(三浦理恵子)と赤星の機転で刑事を振り切り、弁天は指定された場所に向かう。
電話の声の主・加山澄江(酒井和歌子)に会った弁天は、彼女が家政婦として働いている家の主人・小笠原忠道(吉満涼太)が今朝方、自宅で殺され、澄江に殺人の疑いがかけられていると聞かされる。
小笠原は、耐震偽装問題で世間を騒がせている建築会社の二代目社長で、つい先日の役員会で社長を解任されたばかりだった。澄江の話では、解任騒ぎ以降、小笠原は人が変わったように妻の華子(遠野凪子)に暴力を振るうようになったという。
今朝、華子の身を心配して早めに小笠原家に行ったところ、小笠原が包丁で胸を刺されて死んでおり、その場に呆然と佇んでいるところに小笠原の友人で元精神科医の新島(北見敏之)とお抱え運転手の松永(丸岡奨詞)が現れて騒ぎ立てたため、怖くなって逃げ出したと澄江はいうのだ。
しかし、なぜ一面識もない自分に連絡してきたのか? 弁天の問いに対する澄江の答えは意外なものだった。澄江は暴力を振るう夫を殺害し、弁天と同じ女子刑務所で5年間服役していたというのだ。そして、弁天が出所後、二度と冤罪を作ってはいけないと弁護士を志したことを知り、ずっと注目してきたという。弁天に関する新聞や雑誌の記事をスクラップしていたと澄江は語り、自分のアパートの部屋を警察が捜索すれば、弁天に連絡を取るだろうと予想するはずだから、弁天の事務所で会うわけには行かなかったと澄江は答えたのだ。そして、夫を殺した過去があるからといって、今回の事件に関してはまったく関係がないと強く訴えたのだった。
澄江の無実を信じた弁天は、警察に疑われているという彼女の弁護を引き受け、一緒に警察に出頭しようと勧める。ところが澄江は、その前に一つだけお願いがあると言い出し、自分の髪の毛を一本引き抜いて、弁天に手渡した。この髪の毛と、小笠原の妻・華子のDNAを鑑定してほしいと言い出したのだ。いったいなんのためにDNA鑑定を行ってほしいのか、弁天にはまったくわからない。
そんな中、弁天はこの事件の担当検事が日暮(升毅)だと知る。日暮は祐美子の冤罪に大きく関わった男で、宿敵ともいえる相手だった。
DNA鑑定の結果、澄江と華子は本当の親子だということがわかるが、それを知った澄江は、突然、小笠原を殺したのは自分だと言い出して、弁天を驚かせる…。 |
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