12月13日
「おとり捜査官・北見志穂 バスローブ連続殺人」

原 作
山田正紀
脚 本
佐藤孝行
監 督
長谷部安春
プロデューサー
高橋浩太郎(テレビ朝日)
雑賀俊郎(泉放送制作)
坂上也寸志(泉放送制作)
制 作
テレビ朝日
泉放送制作

出演
北見志穂   松下由樹
袴田刑事   蟹江敬三
沢口芳恵   横山めぐみ
太田秀樹   金子 賢
元木和弘   坂上 忍
志村法子   森口博子
井原主任   小木茂光
三上 勉    半田健人
佳代      赤座美代子
今井邦彦   梶原 善

 北見志穂(松下由樹)は、警視庁捜査一課の刑事。自ら囮となって事件の渦中に飛び込み、同僚の袴田刑事(蟹江敬三)の協力を仰ぎながら数々の難事件を解決してきた。
 ある朝、警視庁城西署管内の公園でバスローブ姿の女性の死体が発見され、志穂と袴田は現場に急行する。死体はバスローブの下は全裸で、首に紐状のもので絞められた痕跡があった。先着していた三上刑事(半田健人)によると、死亡推定時刻は前夜の6時前後らしい。現場は人目につきやすい場所にあることから、別の場所で殺されとものと推察された。
 死体を観察した志穂は、わずかに香水が匂っていることに気付く。さらに、バスローブのポケットに入っていた被害者のものと思われる携帯電話に、“秀”という名の人物から前夜の7時過ぎから立て続けに着信があったことを知る。
 やがて、着信履歴から発信していたのは太田秀樹(金子賢)なる人物だと判明する。太田は資産家の息子で、若者向けのクラブの経営者でもあった。
 太田に遺体をあらためてもらったところ、恋人の菊地知子(真田ゆかり)だとわかる。遺体に大仰に取りすがる太田を見て、袴田は何か不自然なものを感じていた。
 太田によると、前夜はデートの約束をしていたのにも関わらず知子が待ち合わせ場所に現れないため電話を掛け続けていたということだった。
 検視の結果、知子は妊娠3か月だと判明、さらに全身から多量のアロマオイルが検出された。志穂が遺体から嗅ぎ取ったのは、香水ではなく、アロマオイルの匂いだったのだ。どうやら知子はアロマオイルのマッサージの後に殺されたらしい。
 太田の身辺を洗い始めた三上は、太田の秘書・沢口芳恵(横山めぐみ)から、知子が殺された当日、太田にはアリバイがあることを教えられる。
 数日後、知子と同様にバスローブ一枚の、紐状のもので首を絞められた女の死体が公園で発見される。被害者は上尾千恵美(早川瀬里奈)というOLで、婚約者の鈴木直哉(顔田顔彦)と結婚式を挙げる直前の悲劇だった。
 捜査一課の井原主任(小木茂光)は、知子と千恵美の両名に恨みを持つ人物の犯行ではないかと推察し、二人の接点を洗わせるが、まるで繋がりが見えてこない。
 そんな中、千恵美の死体が発見される前日、彼女の住むマンションの前に不審な車が停まっていたことがわかる。目撃者の話では、車の横腹に仕出し弁当屋の名前が書かれてあったという。この情報から、今井(梶原善)という仕出し弁当屋の配達員が容疑者として浮上するが、今井は姿を消してしまう。