10月27日 「獣医・いかり七緒の殺人診断」
[原作]
浅黄 斑
[脚本]
山上梨
[監督]
岡本 弘
[プロデューサー]
三輪祐見子(テレビ朝日)
榎本美華(東映)
島田 薫(東映)
塙 淳一
[制作]
テレビ朝日
東映
[出演]
五十海七緒 ・・・ 水野真紀
榊原 雄 ・・・ 東 幹久
濱田幸作 ・・・ 高橋和也
沢村つぐみ ・・・ 大寶智子
玉井須磨子 ・・・ 大島蓉子
丹下章夫 ・・・ 佐戸井けん太
濱田頼子 ・・・ 未來貴子
濱田徳造 ・・・ 菅原大吉
沢村博之 ・・・ 池田政典
長崎美子 ・・・ 麻生真友子
泉川アヤ ・・・ 江口ナオ
  五十海七緒(いかりなお・水野真紀)は、『いかり動物病院』の院長。自宅を改造したこの病院には、七緒の叔母で受付兼庶務を担当する口やかましい玉井須磨子(大島蓉子)と動物看護師の長崎美子(麻生真友子)、そして獣医の七緒の3人が働いている。
 ある朝、ジョギングに出た七緒は、飼い主と散歩中のシェパードが車にはねられるのを目撃、自分の病院に運び込む。“リュウ”という名のそのシェパードは七緒の手術で一命を取り留めるが、飼い主の丹下(佐戸井けん太)は、失業中とかで治療費は払えないと言い出したのだ。そこは気にいい七緒のこと、支払いはいつでもいいと言ってしまう。
 そんな中、七緒の友人のつぐみ(大寶智子)が客を連れてくる。客は、つぐみの夫・沢村博之(池田政典)が勤める不動産会社の社長・濱田頼子(未來貴子)で、飼い犬の小型犬“ジュリアン”の腹具合がおかしいというのだ。ジュリアンを溺愛している頼子が、好んで食べるからといって犬には不向きな食材を与えてしまったためらしい。
 七緒がそれを指摘したのがきっかけで、頼子と七緒の間で口論に発展、怒った頼子はジュリアンを連れて診察室を出て行ってしまう。慌てて七緒があとを追ったところ、車に乗ろうとした頼子に丹下が近付いてきて声をかけたのだ。頼子は、一瞬怯えたような表情を見せると、丹下を振り払うように車を発進させたのだった。
 翌朝、出勤してきた美子が病院の前に犬の首輪が落ちているのを目にとめる。そしてその直後、血相を変えた頼子が現れ、ジュリアンを返せと美子に掴みかかってきたのだ。この騒ぎを聞きつけて七緒が表に出ると、興奮した頼子が、昨日の腹いせにあんたがジュリアンを誘拐したのだろうと七緒に詰め寄ってきた。どうやらジュリアンが行方不明になっているらしい。
 興奮して手のつけられない頼子に、七緒はどうすることも出来ない。そんな中、頼子と一緒に来た夫の濱田徳造(菅原大吉)が頼子をなだめ、ようやく二人は戻っていったのだった。
 数日後、須磨子に誘われてゴルフに出かけた七緒は、ゴルフ場のロビーで高校時代の先輩・濱田幸作(高橋和也)に出会う。幸作はこのゴルフ場の支配人をしているということだった。
 七緒は幸作に案内されていったんゲストハウスに向かう。ところが、そこに頼子の死体があったのだ。
 幸作の急報で所轄署の刑事が到着、七緒や幸作は榊原刑事(東幹久)から事情聴取を受ける。そして、その過程で七緒は、頼子がこのゴルフ場のオーナーであり、幸作は頼子の弟だということを知る。
 やがて、頼子は首を絞められたあと鈍器で殴られて死亡したことが判明、数日前に頼子と七緒が揉めていたという情報を掴んだ榊原は七緒に疑いの目を向けるが…。