「天の川で星釣りを」「ねがい星」[2018年7月6日放送]

「天の川で星釣りを」

「天の川で星釣りを」「ねがい星」

七夕の夜、お祭りに参加したのび太は、しずかのために、短冊(たんざく)に「きれいなほし、一つください」と書く。しかし、それを見たジャイアンとスネ夫からバカにされ、くやしくてしかたがないのび太は、星をたくさんプレゼントするとしずかに約束し、ドラえもんに泣きつく。
 それを聞いたドラえもんは、「ステキじゃない!ロマンチックで夢のある願いごとだ」と言い、のび太に力を貸してくれることに。まずは笹(ささ)の葉で笹船を作ると、のび太を連れて雲の上まで飛んでいく。
 到着後、ポケットから『星釣(つ)りセット』を取り出すドラえもん。まずは、『雲かためガス』で雲をかため、『うき水ガス』で雲の上に大きな池を作ると、『星釣りオイル』を水面にたらす。すると、水面が鏡のようになり、星空を映しこんだ! ドラえもんによると、この池は本物の宇宙と時空でつながっており、『星釣り竿』で池の中の星を釣ると、小さくなった本物の星が釣れるのだという。
 二人は持ってきた笹船を『ビッグライト』で大きくして乗り込み、星釣りを始めるが …!?

「ねがい星」

「天の川で星釣りを」「ねがい星」

四次元ポケットのひみつ道具を整理しようとしてひっくり返ってしまったドラえもんは、ポケットの中からあふれ出てしまった道具の仕分けを始める。それを見たのび太は、「いらないならボクにちょうだい」とねだるが、雨がふるカサや自分とケンカする手ぶくろなど、本当に使えないものばかり…。
 そこで、不要な道具はあなを掘(ほ)ってうめることに。だが、その中に、願いをかなえてくれるという『ねがい星』を見つけたのび太は、ドラえもんにナイショで掘り返そうとする。ところが、二人が道具をうめるのを見ていたジャイアンとスネ夫が、のび太を追い返して掘り始めてしまう。
 しかし、どれだけ掘っても見つからず、のび太が「お願いだから出てきて!」と言ったとたん、地面からねがい星が飛び出てきた。のび太はさっそく、ジャイアンたちからかくれるため、星にお願いするが、そこはごみ箱の中で…。
 その後、部屋に戻ったのび太がどんな願いごとをしようかと考えていると、そのすきにジャイアンがねがい星を持って行ってしまう…!?

(「ねがい星」てんとう虫コミックス第10巻より)