「名作劇場カメラ」「三年寝太郎まくら」[2017年6月30日放送]

「名作劇場カメラ」

「名作劇場カメラ」「三年寝太郎まくら」

町内会の子ども発表会で「ロミオとジュリエット」の劇(げき)をやることになったのび太たち。ジュリエット役はしずか、ロミオ役はくじ引きの結果、スネ夫に決定。ジャイアンは修道士役、のび太は“木”や“馬”など人間以外の役になってしまう…。
 ところが本番前日、しずかが風邪をひいてしまい、出演できなくなってしまった。落ち込むしずかを見たのび太は、「ボクがなんとかする!」と宣言するが、代役を引き受けてくれる女の子が見つからない。
 困ったのび太を見かねたドラえもんは、演じたいキャラクターを設定して撮影するとその役になりきることができる『名作劇場カメラ』を取り出す。これを使えば、どんな人でもジュリエットを演じられるというのだ。そして、なんとのび太がジュリエット役を演じることに…!
 みんなにはのび太の親戚(しんせき)の“のび子”だとごまかし、まずは練習に参加。みんながおどろくほどの熱演を見せる。そして当日、舞台のステージの幕が上がり…!?

「三年寝太郎まくら」

「名作劇場カメラ」「三年寝太郎まくら」

のび太が裏山で昼寝をしていると、やってきたおじさんたちに「じゃまだ!」と起こされてしまう。しかたなく、自分の部屋で寝るのび太…。そんなのび太の姿にあきれたドラえもんは、『三年寝太郎』の話を始める。
 昔、三年間寝てばかりいるので寝太郎と呼ばれる男がいた。しかし、ある日突然起き出した寝太郎が、大きな岩を動かすと、川の流れが変わり、干からびた村の田んぼが水でいっぱいに! 寝太郎はただ寝ていたのではなく、村人の問題を解決する方法を考えていたのだ。
 話し終えたドラえもんは、寝太郎のように寝ている間に脳を活性化させて、どんな問題でも解決できる『寝太郎まくら』を取り出す。さっそく、指輪を探しているママのために使ってみることに。ドラえもんが寝太郎まくらに「ママの指輪を見つけるにはどうしたらいい?」と話しかけ、のび太が寝ると、3分後にベルが鳴り、起きたのび太は指輪を見つけることに成功する!
 調子に乗ったのび太は、寝太郎まくらで人助けすることを思いつくが…!?