「ふろしきタクシー」「いつでもどこでもスケッチセット」[2016年11月18日放送]

「ふろしきタクシー」

「ふろしきタクシー」

 クラスメイトの本山くんからマンガ本をたくさん貸してもらうことになったのび太。自分が大好きなマンガもあると聞き、大よろこびするドラえもんだったが、のび太はなかなか本山くんの家に向かおうとしない。気になったドラえもんがわけをたずねると、本山くんの家は遠いため、疲れるのがイヤで出発する気にならないのだという。
 あきれ返るドラえもんだったが、マンガを借りてきてもらうため、ポケットからひみつ道具を出すことに。取り出したのはふろしきのようなもので、その上にドラえもんが乗ったところ、自動的にふろしきに包まれたからビックリ! これは『ふろしきタクシー』というひみつ道具で、そのふろしき包みを見た人は否応(いやおう)なしに“運転手”にされ、目的地までふろしきごと中の人物を運ばなければならないという。
 さっそく、家の前でふろしきタクシーの上に乗り、ふろしきに包まれたのび太。早く誰かが来て運んでくれないかな…と楽しみにしていると、しずかが通りかかって…!?
(てんとう虫コミックス ドラえもんプラス1巻「ふろしきタクシー」より)

「いつでもどこでもスケッチセット」

「いつでもどこでもスケッチセット」

 学校で写生の宿題を出されたのび太。ドラえもんに助けを求めようとするが、楽に絵を描く道具はないとピシャリと言われてしまい、しかたなくスケッチブックを抱えて外に出る。とはいえ、なかなか描きたいものは見当たらない。そこで、しずかをモデルにしようと思いつき、しずかの家へと向かう。
 すると、しずかの家の前にスケッチブックを持った出木杉の姿が…。さらに、ジャイアンとスネ夫もやってきたため、みんなで公園に行き、それぞれしずかを描くことに。みんなが描き上げた絵を見せてもらったものの、自分の絵に自信のないのび太は、家で描き上げてから見せると言って、その場を去る。
 のび太が帰宅すると、パパとおじさんが子どものころの街の地図を描いていた。ところが、二人の記憶がちがい、ケンカを始めてしまう。それを見たドラえもんは、どんな時代のどんな場所でも正確にスケッチしてくれる『いつでもどこでもスケッチセット』を取り出す。
 その様子を見たのび太は、このスケッチセットを使うことを思いつくが…!?
(てんとう虫コミックス ドラえもん41巻「いつでもどこでもスケッチセット」より)