「とびだす伝記電気」「ほしい人探知機」[2016年9月9日放送]

「とびだす伝記電気」

「とびだす伝記電気」

 読書感想文の宿題を出されたものの、字ばかりの本を読もうとすると1ページも読まないうちに眠くなってしまうのび太。なんとかして!と言われたドラえもんは、『伝記電気』というひみつ道具を取り出す。これを本に取り付けると、伝記に描かれた偉人(いじん)と直接話をすることができるというのだ。
 さっそくニュートンの伝記に伝記電気を取り付けたところ、本の中からニュートンが出現! ニュートン本人から話を聞いたのび太だったが、書いた感想文は「ニュートンはリンゴが好きなおじさんでした」という1行のみ…。あきれたドラえもんは、次にエジソンの伝記に伝記電気を取り付けるが、なんとのび太は、電球をもって現れたエジソンに、トイレの電球を取り替えさせようとして…!?
 その後、別の本を借りようとしずかの家に向かったのび太は、やはり感想文の宿題に悩むジャイアンやスネ夫と会い、スネ夫の家で伝記電気を使うことに。ピカソやナポレオン、ベートーベンの本に取り付けてみるが…!?

「ほしい人探知機」

「ほしい人探知機」

 学校の帰り、空き地で捨て猫を見つけたのび太たち。だが、誰も飼うことができないため、みんな気になりつつも、そのまま置いて帰る…。その直後、ママの弟の玉夫おじさんと会ったのび太は、おじさんと一緒に帰宅。車のセールスをしている玉夫おじさんは、まだ一台も売れないと悩んでいるという。
 その話を聞いたドラえもんは、ほしがっている人を探すことができる『ほしい人探知機(たんちき)』を取り出す。探知機に車のパンフレットを覚えさせたところ、すぐに探知機が反応。ドラえもんとのび太は探知機の矢が反応する方向へと向かう。
 すると、公園で水を飲んでいる男性めがけて探知機の矢が飛んでいった。ところが、車は欲しいがお金がないから買えないと言われてしまう…。がっかりする二人だったが、またすぐに探知機が反応。今度は大きな家の庭でゴルフをしている男性に矢が飛んでいき、車を買ってもらえることになった!
 安心したのび太は、捨て猫をほしがっている人を探すことを思いつくが…!?
(てんとう虫コミックス ドラえもん32巻「ほしい人探知機」より)