「なんでも材質変換機」「雪だるまは忘れない」[2016年2月19日放送]

「なんでも材質変換機」

「なんでも材質変換機」

 空き地で野球をしていたのび太たち。ジャイアンの打ったボールが神成さんの家のガラスを割ってしまい、ボールを取りに行ったのび太は大目玉をくらってしまう。「あんなところにガラスがあるから悪いんだ。鉄板でもはっておけばいいのに」というのび太の言葉を聞いたドラえもんは、モノの材質を変えられるひみつ道具『材質変換機(ざいしつへんかんき)』を取り出す。
 さっそく材質変換機を使い、神成さんの家の窓ガラスを鉄に変えるドラえもん。試しに大きな石を投げてみたところ、見た目はガラスなのに割れることもなく、大きな音が響きながら石が跳ね返ってきた!
 これなら思いきり遊べると、のび太たちは安心して野球をはじめる。さらに、丸めた新聞紙を金属バットにしたり、野球のボールを風船玉に変えたりと、材質変換機を活用するのび太。
 その後、のび太とドラえもんは、なんと銀行から強盗が出てきたところに遭遇(そうぐう)。ドラえもんは材質変換機を使って強盗たちの逃走を止めようとするが…!?
(てんとう虫コミックス ドラえもん25巻「材質変換機」より)

「雪だるまは忘れない」

「雪だるまは忘れない」

 雪が積もったある日、のび太とドラえもんが雪だるまを作って遊んでいると、ジャイアンとスネ夫が雪玉クロスボウを使って、二人に雪玉をぶつけてきた。怒ったドラえもんはポケットから、自動で雪玉を発射する『スノーピッチャー』を出すと、二人に応戦。はげしい雪合戦となるが、スノーピッチャーがこわれてしまう…。
 ジャイアンたちが逃げてしまった後、のび太はせっかく作った雪だるまを家に連れて行きたいと言い出す。そこでドラえもんは、雪だるまが自分で歩くように『ロボットのもと』を背中に埋める。すると、雪だるまから手と足が生え、ジャンプしたからビックリ!
 その後、雪だるまと歩いていると、ジャイアンの家の前で突然雪だるまが立ち止まった。さらに、庭の柵から中をのぞきこむ雪だるま。すると、それを見たムクがはげしく吠え、雪だるまも柵を乗り越えようとする。
 どうにか家に連れて帰ったものの、次々と問題行動を起こす雪だるまをふしぎに思ったドラえもんは、その原因を探ることに…!?