「空とぶサンマがやってきた」「昔のカキの物語」[2015年10月30日放送]

「空とぶサンマがやってきた」

「空とぶサンマがやってきた」

 秋になると、みんなどうしてサンマを食べるの?とのび太に質問されたドラえもんは、のび太を連れ、『タケコプター』で海へと向かう。海上から魚の群れを見せ、サンマは秋になると産卵のために寒流に乗ってやって来ることを説明するドラえもん。どれがサンマかわからないというのび太のために、『ペット用魚エサ』でサンマを呼び出すことに。
 さっそくのび太がエサをまいてみると、サンマの大群が海から飛び上がり、のび太の周囲を回りはじめたからビックリ! このエサを食べた魚は、エサをくれた人になつくのだという。すっかりサンマがかわいくなったのび太は、彼らを家に連れて帰り、芸を仕込むことに。
 すると、サンマたちはのび太のかわりにおつかいに行ったり、洗たく物を取り込んでくれたりするようになる。ところが、ママが夕飯のおかずにしようと包丁を向けたのを機に、サンマたちの態度はひょう変! 怒ったサンマたちは窓から外へ飛び出して行き…!?

「昔のカキの物語」

「昔のカキの物語」

 のび太とドラえもんが新しく買ってきたマンガ本を読んでいると、パパが部屋に入ってくる。ちゃんと宿題をするよう注意しにきたパパだったが、そのマンガ本を見るなり、「なつかしいなぁ。子どものころ、大好きだったマンガだよ」と言い出したからビックリ! というのも、そのマンガ本は今日発売されたばかりなのだ。
 そんなはずはないというのび太に、パパは何度も読んだからまちがえるはずがないと言い、ストーリーの説明をし始める。
 そんな時、しずかが庭でとれたイチジクを持ってきてくれた。のび太はお返しに、かつて家の庭にあったカキの木の実をあげたいと言い出すが、あいにく『タイムマシン』は故障中。どうしてもカキを食べたい、しずかにもわけてあげたいとあきらめきれないのび太。そこでドラえもんは部屋ごとタイムスリップができる『タイム・ルーム』を取り出す。
 30年前にタイムスリップしたのび太たちは、さっそく庭のカキの実をとろうとするが、30年前のパパに見つかってしまい…!?
(てんとう虫コミックス ドラえもん 40巻「タイム・ルーム 昔のカキの物語」より)