「ボクを写して!めんくいカメラ」「しりとりでネッシーに」「かげがり」[2015年6月19日放送]

「ボクを写して!めんくいカメラ」

「ボクを写して!めんくいカメラ」

 ポケットにしまいっぱなしのひみつ道具を出して、手入れをしていたドラえもん。帰宅したのび太は、その中からめずらしいカメラを見つけて手に取ろうとするが、ドラえもんは「使わない方がいい!君のためだ!」と取り上げてしまう。
 実は、これは『めんくいカメラ』というひみつ道具で、美しい顔しか写さないカメラだというのだ。つまり、イマイチ残念な顔や、標準以下の顔は写らないと説明するドラえもんだったが、それを聞いたのび太は、自信まんまんで自分を撮るようにと言う。
 さっそくドラえもんがのび太に向けてシャッターを押すと、出てきた写真に写っていたのび太の顔は、なんとのっぺらぼうだった…!怒ったのび太は、誰の顔なら写すことができるのか、カメラを持って外に出る。すると、空地にしずかとスネ夫の姿が。はたして、めんくいカメラは、しずかやスネ夫の顔を写すのか…!?
(てんとう虫コミックス ドラえもん 8巻「めんくいカメラ」より)

「しりとりでネッシーに」

「しりとりでネッシーに」

 帰宅するなり、ドラえもんに『どこでもドア』と『タケコプター』を出して欲しいと頼み込むのび太。出してもらったどこでもドアを開けたのび太は、なんと「ネス湖」で「ネッシー」を探し始める。
 のび太によると、学校でネッシーはぜったいにいると言ったところ、スネ夫とジャイアンから「今すぐネッシーを探して来い」と言われたのだという。それを聞いたドラえもんも、ネッシーがいる可能性はかなり低いと答える。
 何とかして!というのび太に、ドラえもんはネッシーの人形を『ビッグライト』で大きくすることや、『ロボットペーパー』でネッシーを作ることを提案するが、いまいちピンとこないのび太。
 そこでドラえもんは、一粒飲むと最初に見たものに変身でき、その後はしりとりでいろいろなものに変身していく『しりとり変身カプセル』でネッシーに変身することを提案。のび太はカプセルを飲んで自分がネッシーに変身しようと考えるが…!?

「かげがり」

「かげがり」

 暑い夏の日、パパに庭の草むしりを頼まれたのび太は、ドラえもんに草むしりをしてくれる道具を出して欲しいと頼む。そこでドラえもんは『かげきりばさみ』を取りだし、日の当たる場所でのび太の影をハサミで切り取ると、なんと影が動きだした。そしてこの影に、30分以内に庭の草をむしるよう命令する。
 ドラえもんは、影を使うのは必ず30分以内にして、使い終わったら専用のノリでくっつけないと大変なことになると念を押すが、影が10分で草むしりを終わらせたため、のび太は調子に乗って次々と用事を押しつけてしまう。
 帰宅したドラえもんから、影を切って30分以上経つと、影にだんだんと知恵がついて、影でいるのがバカらしくなり、しまいには影が本物になって、本物と入れ替わってしまうと聞いたのび太は、大あわて。ノリを手に家の中を探し回るが、影はなかなか見つからない。
 そんな中、なんとのび太が影になりかけてきて…!?
(てんとう虫コミックス ドラえもん 1巻「かげがり」より)