「ミニハウスでのりきる夏」「うきうきするウキワ」[2014年8月29日放送]

「ミニハウスでのりきる夏」

「ミニハウスでのりきる夏」

 いっしょに夏休みの宿題をやろうとしずかをさそうのび太だったが、スネ夫からクーラーがこわれていることを指摘(してき)された上に、スネ夫の家は全部屋冷房、アイスクリームも食べ放題、広い庭の木かげも涼しいとじまんされて、言葉につまってしまう。結局、しずかもスネ夫の家で宿題をすることになり、引っこしたいと泣きだすのび太。
 そんなのび太の話を聞いたドラえもんは、「全部屋冷房で広い庭とプールの付いている家に引っこそう」と言いだす。目かくしをされ、何かをくぐらされたのび太が目を開けると、目の前にプール付きの大きな家が建っていたからビックリ!
 実は、この家は省エネルギーを実現した未来の『ミニハウス』で、のび太は目かくしされている間に『ガリバートンネル』を通って小さくなっていたのだ。この家を好きに使っていいと言われたのび太は、大はしゃぎでしずかを呼びに行くが…!?

「うきうきするウキワ」

「うきうきするウキワ」

 ウキウキとミーちゃんとのデートの準備をするドラえもんを横目に、大きなため息をつくのび太。「最近ロクなことがない。この世の終わりだ。」とまで言うのび太のために、ドラえもんはポケットから『ウキウキ輪』を出す。このウキ輪をつけると、心の痛みが忘れられて、ウキウキした気分になり、細かいことは気にならなくなるのだという。
 ウキ輪をつけ、元気になったのび太だったが、ウキ輪に定規が刺さってあっという間にやぶれてしまう。そのとたんに再び落ち込むのび太。それを見たドラえもんは、やぶれたらまたふくらませられるよう、まだ空気の入っていない『ウキウキ輪』をたくさん出してくれる。
 再びウキ輪を身につけ、のんびりと学校へ向かうのび太。その様子を見たジャイアンとスネ夫は、まだ登校時間に間に合うのかとカンちがい。結局3人そろってちこくし、廊下に立たされてしまうが…!?