「のび太エネルギーの使い方」「はなバルーンで大空に」[2013年9月6日放送]

「のび太エネルギーの使い方」

「のび太エネルギーの使い方」

 朝、ジャムのビンのフタがなかなか開けられず困っているママのために、ポケットから『エネルギーバルブ』を取り出すドラえもん。この道具を頭につけてバルブをひねると、エネルギーの流れをコントロールすることができるという。
 さっそくママが頭につけたエネルギーバルブを少しひねってみると、カンタンにフタを開けることができたからビックリ! ドラえもんによると、いつもよりエネルギーが多めに流れるようにしたため、その分、パワーが上がったのだという。
 その便利さに感心したのび太は、体力テストでエネルギーバルブを使おうと考え、学校に持っていく。体育の時間、バルブを開いて50メートル走に挑戦したところ、ものすごいスピードでゴール! ところが、早すぎて記録係がストップウオッチを押すのを忘れたため、もう一度走ろうとするが、すでに一日分のエネルギーを一気に使い切ってしまい、フラフラな状態になっていて…!?

「はなバルーンで大空に」

「はなバルーンで大空に」

 ジャイアンが上手に風船ガムをふくらませているのを見たのび太は、自分だってできるとつい見栄を張ってしまう。そこで、ジャイアンとゲンコツ10発をかけて勝負するが、まったくふくらませることができず、大あわてで家へと逃げ帰り、ドラえもんに泣きつく。
 話を聞いたドラえもんがポケットから取り出したのは、『はなバルーン』というひみつ道具。これを鼻の穴に差し込んだ後に鼻息を出すと、鼻から風船が出てくるのだ。鼻から出ることに少し不満げなのび太だったが、ぜいたくを言うなら貸さないとドラえもんに怒られ、はなバルーンを持って、空き地へと向かう。
 ジャイアンとスネ夫に再び勝負を挑んだのび太は、二人に背を向けて口元をかくし、大きな風船を作りだす。おどろく二人を前に、調子に乗っていくつも風船を作り、ジャイアンとの勝負に勝利するのび太。そのとき、強い風が吹き、風船を持っていたのび太は空へと舞い上がり…!?