ドラえもん 夏の大冒険1時間スペシャル
「さよならボクのそうじ機」「真夏の夜の大航海」「ダイスキンドリンク」[2013年7月26日放送]

「さよならボクのそうじ機」

「さよならボクのそうじ機」

 スネ夫のペットがスネ夫の言うことをよく聞くのをうらやましく思ったのび太は、自分もペットを飼ってしつけたいとママにお願いするが、聞いてもらえずガッカリ。それでもあきらめられないというのび太に、ドラえもんは「とちゅうで投げ出したりせずに、愛情を持ってしつける」ことを条件に、そうじ機を持ってくるように言うと、ポケットからペットフードのようなひみつ道具『ペッター』を取り出す。
 まず、そうじ機のスイッチを入れ、ペッターを1つ吸い込ませるドラえもん。なんとこのペッターは、そうじ機を訓練してペットにするための特別なペットフードなのだという。ドラえもんがしつけるのを横目に、最初はやる気のないのび太だったが、ドラえもんに叱られ、しぶしぶしつけを始める。そのうち、お手やおすわりなどもおぼえたそうじ機に、のび太は「ソージー」という名前をつけ、かわいがるようになるが…!?

「真夏の夜の大航海」

「真夏の夜の大航海」

 夏休み、スネ夫から別荘にさそわれたのび太。ところが、行きの電車の中で、別荘が建つ島には、遭難(そうなん)した乗組員たちの霊(れい)がゆうれい船に乗って上陸するというウワサがあると聞かされ、ふるえ出してしまう。
 その夜、のび太をおどろかせようと考えたジャイアンとスネ夫が、キモだめし大会を開くと言い出した。こわくてたまらないのび太は、ドラえもんのポケットからひみつ道具をこっそり借りて、キモだめしに出発する。
 ところが、のび太が持ち出したのは、『たましいステッキ』『オモイデコロン』『もぐら手袋』など、キモだめしには役に立たないものばかり。しかも、それらの道具を手当たり次第に使ったことで、逆に怖い思いをするはめに…! しまいには、地下の鍾乳洞(しょうにゅうどう)にあった、大昔に難破(なんぱ)した巨大な帆船に迷い込んでしまう。しかも、のび太が気づかないうちに、たましいステッキが遭難船に刺さり、船にたましいが宿ってしまい…!?

「ダイスキンドリンク」

「ダイスキンドリンク」

 給食で大きらいなピーマンを残してしまったのび太は、しずかから、同じくピーマンがきらいだったのに、がんばって食べられるようになったクラスメイトと比較され、自分も食べられるようになりたいとがんばってみるが、どうしても食べることができない。そんなのび太を見たドラえもんは、きらいなものの名前を言いながら飲むと、それが大好きになる『ダイスキンドリンク』を取り出す。
 ためしに、「ピーマン」と言いながら、いちばん効果の弱いブルーダイスキンを飲んでみたところ、おいしく食べることができた。のび太はさっそく、しずかに報告しようと彼女の家に向かうが、しずかの前で食べようとした時、ちょうど効果が切れてしまい…。さらに、ジャイアンの歌を好きになるよう、ドラえもんとのび太とスネ夫は、ブルーより強力なイエローダイスキンを飲んでみるが…!?