この夏、ドラえもんがさらにパワーアップ! 名作が続々と登場!&7月28日(金)は夏の1時間スペシャルを放送するよ![2017年6月23日]

1979年4月に放送を開始して以来、“国民的テレビアニメ”としてますます大人気の『ドラえもん』がこの夏、さらなるパワーアップを果たします!
まずは、7月28日(金)放送『あの名作が帰ってくる!ドラえもん夏の1時間スペシャル』をはじめ、原作のエピソードを続々と放送。第1弾は、ファンの間でも名作と語り継がれている『ぞうとおじさん』。戦争中に殺されてしまったという動物園のゾウ・ハナ夫を助けるため、タイムマシンに乗り込んだドラえもんとのび太。はたして、二人はハナ夫を救うことができるのか…!?
その後も、『天井うらの宇宙戦争』『ロビンソンクルーソーセット』『森は生きている』『おかし牧場』などなど、人気原作のエピソードを続々とラインナップしていくので、お楽しみに!

そして、7月28日(金)放送の夏の1時間スペシャルからは、2016年公開の『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』、2014年公開の『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境~ペコと5人の探検隊~』で監督を務めた八鍬新之介(やくわ・しんのすけ)氏(写真左)が、監督に就任。さらに、2015年公開の『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』で監督を務めた大杉宜弘(おおすぎ・よしひろ)氏(写真右)が、チーフディレクターとして参加。『ドラえもん』の世界観を十二分に理解し、さらなる魅力を引き出す布陣(ふじん)で、制作に臨(のぞ)んでいきます。大きな刷新(さっしん)としては、背景が水彩調からポスターカラー調へ変更し、より濃厚(のうこう)な描写となる予定です。
まずは、7月28日(金)放送の夏の1時間スペシャルをお楽しみに~!

<八鍬新之介監督コメント>
Q.どんな思いで制作に臨んでいますか?
八鍬:原作のコマとコマの間に埋もれているものを掘り出そうという気持ちで作っています。
Q.特にこだわっている点を教えてください!
八鍬:背景に力を入れています。ポスターカラー調にし、ディテールも調整がきくような振れ幅のある背景にしています。ドラマでいうライティングのように、光の演出ができるようにし、感情の機微や心象風景がより丁寧に描けるようになります。全体的に今までよりも難しいことをやろう、ひとつ上の作画をやりたいと思いながら作っています。
Q.視聴者にメッセージを!
八鍬:新しいものを作ります。見たことのない『ドラえもん』になっているはずなので、ぜひご覧ください!

<大杉宜弘チーフディレクターコメント>
Q.どんな思いで制作に臨んでいますか?
大杉:作る人も見る人も楽しくなる作品を作っていきたいと思っています。
Q.特にこだわっている点を教えてください!
大杉:キャラクターの自然なポーズを心がけると共に、笑いに振り切った話ではメリハリをつけた動きを目指すなど、制作にかかわるすべてのスタッフが楽しんで作れるような作品を目指しています。ひと言でいうと、これまでより原画をたくさん書きます! そのため、登場人物たちの動きにメリハリが出ることが考えられます。のび太の部屋なども、より自然な演出ができるよう、演出の幅が広げられるよう、設定に少し手を加えています。テレビシリーズとしてのクオリティーがアップしていくように、丁寧に作っています。
Q.視聴者にメッセージを!
大杉:新たなチャレンジがたくさんありつつ懐かしさも感じられる…そんな『ドラえもん』になっています!