10月26日(金曜日) 「台風のフー子」

台風のフー子

 しずかになついている手のり文鳥を見て、自分も卵から生きものを育て、かわいがってみたいと思った、のび太。
 そんなのび太のため、ドラえもんは『四次元ポケット』から、卵をひとつ取り出す。
 いったい何の卵なのかはわからなかったが、「どんな生きものがかえっても、かわいがるよ」というのび太のことばを信じ、ドラえもんは卵をわたすことに…。

 さっそく、卵をあたためはじめた、のび太。だが1時間後、卵からかえったのは、小さな“台風の子ども”だった!
 じつは、ドラえもんが出したのは、22世紀の気象台の科学者が実験のために作った、台風の卵だったのだ。
 のび太は、台風の子を“フー子”と名づけ、えさをあげたり、さんぽをしたり、心からかわいがる。
 ところが、成長したフー子がイタズラをしでかすようになり、のび太はこまってしまい…!?

★台風の子ども・フー子とのび太の心の交流を描く、感動の名作が登場!!