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2022年2月9日

「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」会見レポート

スーパー戦隊シリーズ第46作は桃太郎をモチーフにした「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」。2月9日(水)シアターGロッソから配信された制作発表記者会見にはキャスト陣が集結し意気込みを語る…はずが、手違い(!?)で、丼を守るために集まった戦士「暴太郎戦隊ドンブリーズ」のVTRが流れ、“鉄火丼レッド”がご挨拶!? 仕切り直すも、今度は香りの戦士「暴太郎戦隊ドンフレグランス」と紹介され、香りをふりまきながら登場!? ツッコミどころ満載の幕開けとなりました。もちろん、その後はちゃんと「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」のトークを。さらにオープニングテーマ曲を歌う森崎ウィンさんも登場し、キャスト陣がドンブラダンスを披露しました。
ドンモモタロウ/桃井タロウ 役  樋口幸平
ドンモモタロウにアバターチェンジする桃井タロウを演じる樋口さんは、「桃井タロウは嘘をつくことができない人物。変身前と変身後では全く違った性格で、内にあるものがふつふつとあふれ出します」と役どころを紹介。プロを目指していたサッカーの道を諦め、何もわからないことからスタートした俳優の仕事、その最初の目標がヒーローだったという樋口さん。出演が決まった瞬間は「スポーツでもやったことがないのに、気づかぬうちにガッツポーズしていました」と喜んだそう。そして会見の最後には、「制作陣がすばらしすぎるので、この機会を棒にふるのか宝にするのかは自分たちにかかっています。全力で1年間駆け抜けます」と、革新的な作品にかけるメンバーを代表して意気込みを!
サルブラザー/猿原真一 役  別府由来
“風流人”の猿原真一を演じる別府さんは、「とても頭が良く博学で、近隣の人からは“教授”と呼ばれ、みんなの良き相談相手となる役どころ。変人でクセのあるキャラクターなので、クセを楽しんでいただけたら」とコメント。また、出演決定を知ったのは、最終オーディションとして呼び出され、突然、出演決定を発表されるというドッキリ企画。「頭が真っ白になって、その場にいた(樋口)幸平と抱き合って喜んだ」という別府さんですが、先に同じドッキリをうけていた樋口さんは全部知っていた、というエピソードを明かしました。
オニシスター/鬼頭はるか 役  志田こはく
“女子高生” 鬼頭はるかを演じる志田さんは、メンバー最年少の17歳。出演が決まって、ずっと応援してくれていた母親に最初に伝えたという志田さん。喜びとともに「スーパー戦隊シリーズ歴代のバトンを受け取った責任を感じました」と気持ちを引き締め、「観てくださっている方に元気を与えられるカッコいいヒーローになれるよう、1年間、暴れまくって頑張ります」とニッコリ。芝居経験も浅くクランクインの時は緊張していたという志田さんは、田崎竜太監督の言葉に励まされた、と感謝。そして、「なんてカッコいいんだろうと惚れてしまいました。好きです」と驚きの発言!?
イヌブラザー/犬塚翼 役  柊太朗
“逃亡者”の犬塚翼を演じる柊太朗さんは、「キャストとスタッフさん、そして観てくださっているみなさんと新しい戦隊を作っていけたら。『こんなブラックがいたんだ』と思っていただけるような、新しいブラックに挑戦し、演じていきます」と意欲を。最終オーディションから発表までの1週間は「もぬけの殻のように過ごしていた」という柊太朗さん。出演が決まって、家族を集めてテレビ電話で報告したそうで、「やっと親孝行できました」と笑顔を見せました。
キジブラザー/雉野つよし 役  鈴木浩文
“会社員”の雉野つよしを演じる鈴木浩文さんは、メンバー最年長の33歳。「お世話になった人にようやく恩返しできるきっかけができた」と、仕事を辞めて俳優を目指すことを応援してくれた両親や、“出世払いでいいから”とご飯をおごってくれた友達などに感謝の言葉を。また、元銀行員の鈴木さんは、「ようやくスーツを脱いだのに、ずっとスーツを着ている役です(笑)」とのコメントも。シリーズ46作品目となるドンブラザーズとして、「45作品の先輩ヒーローの顔に泥を塗らないよう、また次の後輩ヒーローたちに繋げるためにも、希望を与えられるようなヒーローに!」と決意を新たにしました。
ソノイ役  富永勇也
謎の存在「脳人(ノート)」のソノイを演じる富永さん。子どもの頃、幼稚園が嫌いだったという富永さんですが、「スーパー戦隊シリーズのレッドが大好きで、赤い洋服を着させてもらったら喜んで幼稚園に行っていました」と、かわいい思い出を。ドンブラザーズと敵対することになる「脳人」については、「人間とは違った種族ということはわかっているのですが、何を目的として世界をどうしたいのかは謎。これから解き明かされていくと思うので、楽しみにしてください」と見どころを教えてくれました。
ソノニ役  宮崎あみさ
「脳人(ノート)」のソノニを演じる宮崎さん。ヒロイン役のオーディションを受けていた宮崎さんは、悪役のヒロインに決まり、最初は「悪役!?」とビックリしたそう。「1年間を通して、みなさんに愛されるソノニを目指して頑張ります」と、人間界の“恋愛”なるものに興味を持つ役どころへ意欲を語りました。
ソノザ役  タカハシシンノスケ
「脳人(ノート)」のソノザを演じるタカハシさん。「ドンブリーズのみなさん」とボケて笑いを誘いながら、「脳人として存分に敵対していきたい」とドンブリーズ(!)に宣戦布告。また、スーパー戦隊シリーズが好きだというタカハシさんは、「白倉(伸一郎)さんがプロデューサー、田崎監督、脚本は井上(敏樹)大先生、この顔ぶれを見ただけでも、ただ事ではないお話になるだろうという予感がプンプンしています」とマニアぶりがうかがえるコメントも。
また、桃井タロウの育ての親・桃井陣を演じる和田聰宏さんは、「ファンの方々の期待をいい意味で裏切って面白いものを見せていければ」と挨拶しながら、「“ドンペリーズ”のみなさんと」と、酔っ払いそうな新たなボケで盛り上げます。
そんな中、スタッフが乱入!? スタッフジャケットを脱ぐと、なんと「機界戦隊ゼンカイジャー」の駒木根葵汰さん! ゼンカイジャーのショーと間違えて来てしまったのではなく、実は「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」にも出演するのです。「“ドンブリーズ”に出られる」「僕が主役ということで」とボケまくる駒木根さんですが、どんな役かはまだ秘密!? 「僕も、これから何をすればいいのかわからないので、迷ってる子猫ちゃんみたいな感じです」とコメント。はるかがアルバイトをしている喫茶店「どんぶら」のマスター、ゼンカイザーブラック/五色田介人役として、ドンブラザーズをサポートしていきます。
「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」は、3月6日(日)あさ9時30分スタート!

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