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2021年10月8日

『ドクターX』最新作の制作発表会見で米倉涼子が泣いた!「『ドクターX』に救われた」というサプライズゲスト・伊藤美誠選手の言葉に思わず涙…「私も伊藤さんが放つエネルギーにやられちゃいました」(米倉)

100年に1度のパンデミックによって世界中で医療崩壊が起こる中、
内科主導の新たな権力が渦巻き始めた
日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に、待望の第7シリーズをお届けする
米倉涼子主演の大ヒットドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』。
本作でフリーランス外科医・大門未知子を演じる米倉涼子を筆頭に、
野村萬斎、内田有紀、勝村政信、今田美桜、岸部一徳、遠藤憲一、西田敏行、
そして『ドクターX』の生みの親である脚本家・中園ミホ氏が
2021年10月7日(木)、テレビ朝日本社に集合!
さらに…サプライズゲストとして「東京2020オリンピック」でも大活躍した卓球・伊藤美誠選手も登場!!
“失敗しない”豪華メンバーが一堂に会し、リモートによる制作発表会見を開催しました。

『ドクターX』と共に歩んだ10年に米倉も「人生の歴史をひとつ作れた」としみじみ

 前作の第6シリーズから2年――。久々に《白衣+赤いミニワンピ》という未知子スタイルで、会見場に颯爽と現れた米倉。気がつけば『ドクターX』も今年で通算10周年目に突入!…ということで、思いもひとしおのよう。「そのぶん年も取ったし、今は腕と肩が腱鞘炎になってオペのシーンで大変な思いもしていますが(笑)、そういうことも含めて『ドクターX』と共に自分の人生の歴史をひとつ作れたな、と。ありがたい気持ちでいっぱいです」と、愛情に満ちた表情で10年を振り返りました。
 もちろん、最新作に向けての意気込みも十分! 米倉は「2年ぶり、しかもコロナ禍で『ドクターX』をどんな思いで始めていくか、かなり話し合わせていただいた」と明かし、「皆さんに心強いメッセージをお届けできると思うので、ぜひご覧いただきたいです」と力を込めました。

最強の敵を演じる野村萬斎が自ら考案した御意ポーズ&失敗しない余興を披露

 そんな米倉演じる未知子にとって今回、最強の敵となる「東帝大学病院」の内科部長・蜂須賀隆太郎を演じるのが、狂言界の至宝・野村萬斎! 『ドクターX』初参戦となる野村は「今回は敵役ですし、オチャメな人が多いレギュラー陣に引きずられないよう(笑)、私はひたすらクールにいこうと思っております」と宣言。さらに、劇中で内科の新・御意軍団を率いる野村萬斎は、自ら御意ポーズも考案したのだとか! なんと会見では「狂言『唐人相撲』にある、皇帝に対する服従感の強い礼を参考にした」という「飛沫が飛ばない」御意ポーズを、自ら実演披露。劇中でも野村萬斎がこのポーズを取ることはないため、米倉も「トップがやるのを初めて見た! 新鮮ですね!」と大喜びでした。
 さらに、野村萬斎のサービス精神は止まらない!? 記者との質疑応答で「失敗せずにできる特技」を尋ねられた際には「100%スベらない余興」として、狂言のすり足の逆回転バージョンを披露! 今日だけは最強の味方…とばかりに、貴重なパフォーマンスで会見を盛り立ててくれました。

実は『ドクターX』ファン! 伊藤美誠選手がサプライズで10周年目突入を祝福!!伊藤選手の言葉に米倉がうれし涙! さらに、サイン入りラケットまでプレゼント

 この日は、『ドクターX』の10周年目突入をお祝いするため、失敗しないサプライズゲストも会見場に駆けつけてくれました。そのサプライズゲストとは…今年の夏に開催された「東京2020オリンピック」で金・銀・銅すべてのメダル獲得という、夏季オリンピック史上・日本女子初となる快挙を達成した卓球の伊藤美誠選手! 実は伊藤選手、『ドクターX』の大ファンだそう。「去年、緊急事態宣言が出たときに何をしたらいいのかなぁと思っていたら、母から『絶対に自信になるから!』と、『ドクターX』を見ることを勧められたんです。オフの日には必ず家で『ドクターX』を見てましたし、本当に『ドクターX』に救われました」という伊藤選手の言葉を聞いた米倉は、思わず目に涙を浮かべて感動! 「うれしい! 伊藤さんが放つエネルギーにやられちゃいました」と、興奮していました。
 しかも、今回は伊藤選手が愛用ラケットと同じモデルにサインを入れて、米倉にプレゼント。『ドクターX』では未知子の卓球シーンも名物となっているため、伊藤選手から「ドラマの中で使っていただけたら、うれしい」とリクエストされた米倉は「シーンを作ってもらおう!」と、ノリノリで即答していました。
 まさかの伊藤選手登場に沸いたキャスト陣はその後、次々と伊藤選手を質問攻め(※質問と回答は伊藤選手の別立てのコメント欄に記載)。さらに、「海老名先生(遠藤)の素早い御意が好き」という伊藤選手のため、遠藤がナマ御意をプレゼントするなど、とにかく大盛り上がり! キャスト一同、“卓球界の失敗しない女”からパワーをたっぷりもらえたようで、清々しい笑顔で会見場を後にしました。

『ドクターX』初回放送に先駆け…『ドクターY』に続く、新たなスピンオフドラマ『ドクターエッグス』が「TELASA(テラサ)」で独占配信スタート!

 会見当日10月7日(木)夜にはテレビ朝日系列にて勝村政信主演のスピンオフドラマ『ドクターY~外科医・加地秀樹~』の第6弾が放送されましたが、今年はなんと新たなスピンオフドラマ『ドクターエッグス~研修医・蟻原涼平~』(前・後編)も誕生! 『ドクターX』最新シリーズに初登場する蟻原涼平(一ノ瀬颯)を中心に、虻川リサ(宮本茉由)、矢島源五郎(上川周作)ら“医師の卵”=研修医たちにスポットを当てた青春群像劇をお届けします。
 その前編が、10月7日(木)から動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」で配信スタートしました。「世界一の外科医になる!」と宣言し、「東帝大学病院」の外科で働き始めた研修医・涼平は同期のリサ、矢島と共に研修に励む中、指導医・種田堅吾(池田成志)にこっぴどく怒られながらも、必死に踏ん張る日々。そんなある日、蟻原は偶然にも「東帝大学病院」に入院している初恋の相手・橘柚実(夏子)と再会し…! その矢先、腹痛がすると言って蟻原の診察を希望する患者が出現。それはかつて階段下で倒れているところに遭遇し、手を貸した渋谷杏子(黒川智花)で…。何か異変が生じたのかと心配する蟻原ですが、杏子はいきなり、しかも一方的に彼への恋心を打ち明けだし…!?
 『ドクターX』から内田有紀、勝村政信、遠藤憲一も特別出演するなど、みどころ満載の『ドクターエッグス』。なお、後編は『ドクターX』初回の放送当日にあたる10月14日(木)の0:00から配信、さらには10月7日に地上波で放送された『ドクターY』最新作も現在「TELASA(テラサ)」で配信中! こちらもぜひ、まとめてチェックしてください。

米倉涼子さん(大門未知子・役) コメント

 2年ぶりに大門未知子として帰ってまいりました。精いっぱい皆さんと力を合わせて新しい『ドクターX』をお届けできるように、今必死に頑張っているところです! 皆さんに心強いメッセージをお届けできると思いますので、ぜひご覧になってください。

――『ドクターX』も今年で10年目に突入しますが、この10年を振り返ってみていかがですか?
 あっという間のような、とても長い時間をみんなと過ごしてきたような…。これまで70症例くらいのオペに立ち向かってきたんだなと思うと、なんだかプロになったような気分にもなっちゃいますね(笑)。そのぶん年も取ったし、今は腕と肩が腱鞘炎になってオペのシーンで大変な思いもしていますが(笑)、そういうことも含めて『ドクターX』と共に自分の人生の歴史をひとつ作れたな、と。ありがたい気持ちでいっぱいです。ちょっと出演者の年齢層が高いドラマなので、長時間立っている撮影で膝を痛めたお兄ちゃんがいたり、セリフが出てこない人がいたり…(笑)。現場でも“健康の話”が増えていますが、そんな中でもまた『ドクターX』ファミリーに会えていることに感謝しながら、撮影を進めています。
 実はコロナ禍になり、『ドクターX』を望む方がたくさんいてくださるのはうれしい反面、少し複雑でもありました。2年ぶり、しかもコロナ禍で『ドクターX』をどんな思いで始めていくか、かなり話し合わせていただいて、中園ミホさんに作っていただいた最新作です。思いの込もった作品ですので、早く皆さんに見ていただきたいです。

――野村萬斎さんとの対決シーンで意識したことは?
 最初の対決シーンでは、マスクをしたまま「私、失敗しないので」と言う設定だったんです。顔が半分隠れた状態で、どれだけ「私、失敗しないので」を伝えられるか、すごく考えました。

――大門未知子の名ゼリフ『私、失敗しないので』にちなんで、「これだけは失敗せずにできる!」と自信を持っていることは?
 毎日最低5回くらい携帯をなくすんですけど、最終的には見つけられるんです。それは失敗しません! あと、毎朝お猪口にいっぱいサプリメントを入れて飲んでいるんですが、それを喉元を広げて一気に飲む、というのは今まで失敗したことないです!

――伊藤美誠選手の印象はいかがですか?
 オリンピックではすごい感動をいただきました。日本中の人が勇気をもらったと思います。今のお顔と、オリンピックで戦っているときのお顔は全然違うので、本当に切り替えて集中して戦っていらっしゃったんだなっていうことが分かります。

野村萬斎さん(蜂須賀隆太郎・役) コメント

“最強の女医に対する最強の敵”ということなので、“飛んで火にいる夏の蜂”という感じで(笑)、楽しんで撮影させていただいています。チームワークのいい皆さんの中で、私ものびのびとやらせていただいております。

――野村萬斎さんは今シリーズからの参戦となりますが、『ドクターX』の現場はいかがですか?
 お声掛けをいただき、私も全話見せていただいたんですが、素晴らしいチームワークと完璧な構成・構図なので、その中で私がどんな新風になれるのかな、とは思いました。
 今回、私は外科と対立する役どころを演じます。とはいえ、“100%完璧”をこよなく愛する男なので、大門未知子先生の100%完璧な手術にはどうしても惹かれるものがある、敵対しつつもその手術には惹かれてしまうという設定が面白いなと思っております。今回は敵役ですし、オチャメな人が多いレギュラー陣に引きずられないよう(笑)、ひたすらクールにいこうかなと思っております。

――ご自身で考案されたポーズが劇中で採用されたとお聞きしましたが、本当ですか?
 私の役柄が感染症専門の医師ということもあり、飛沫が飛ばない、感染予防対策ともいえる「御意」のポーズを考えました。古典の狂言『唐人相撲』にある、皇帝に対する服従感の強い礼を参考にしたのですが、口に出して「御意」とは言わないぶん、かえって統制力を感じさせるといいますか…少しミリタリーな感じがするかもしれませんね。みんなに指導して回っています(笑)。

――米倉さんとの対決シーンで意識したこと、みどころはありますか?
 大門先生の前に立ちはだかる存在でいなければならないので、それは意識しています。撮影初日に「私、失敗しないので」のシーンがあって、「来たー!」と思いました(笑)。全話見た者からすると、やっぱりうれしくなってしまいますね。ビームがレーザーのように突き抜けていく感じでした。

――大門未知子の名ゼリフ『私、失敗しないので』にちなんで、「これだけは失敗せずにできる!」と自信を持っていることは?
 私は「100%スベらない余興」です。狂言のすり足の逆回転なんですけど…(生披露した後に)今日はちょっと滑りが悪かったかな(笑)。

――伊藤美誠選手にお会いになって、いかがですか?
 我々役者は失敗しても何とかなるんですが、スポーツは順位まで決まる本当に厳しい世界。その中で金メダルを獲るってすごいですよね! 本当に尊敬しております。

内田有紀さん(城之内博美・役) コメント

 2年ぶりということで「新しい『ドクターX』にしたいよね」と、みんなで力を合わせて毎日、頑張っています。このコロナ禍の状況でテレビを見てワクワクしたり、楽しい気持ちになれるよう、今まで以上に精いっぱい頑張ろうと思っています。

――『ドクターX』も今年で10年目に突入。これまでの撮影で特に印象に残っていることは?
 先輩方も私たちもみんな、この10年で年齢を重ねて感謝が深くなっていくのと同時に、オペのシーンの向き合い方が昔よりひとつひとつ丁寧になってきたかなと思います。身体や頭脳が少し衰えてきているぶん、自分たちの気持ちで乗り切らないといけないので、実際の医療従事者の方もきっとそうなんじゃないかな、とおこがましくも思っています。
 米ちゃん(=米倉涼子)は第1シリーズのときから、大門未知子が手術後に患者さんの胸に手を当てて「よかったね」というシーンを大事にしていますが、その気持ちが見ている方にも届くといいなと思いながら、私も演じています。10年という重みも感じつつ、フレッシュで新しい作品になるよう頑張ろうと思っています。

――大門未知子の名ゼリフ『私、失敗しないので』にちなんで、「これだけは失敗せずにできる!」と自信を持っていることは?
 皆さんにいつかふるまいますけど、天ぷらです! もう料亭を開こうかなと思うくらい、本当に上手にできます。…って自分で言うしかないのですが、どんな具材でも上手に揚げられます(笑)。「天ぷら」って呼んでください。

勝村政信さん(加地秀樹・役) コメント

 腹腔鏡の魔術師、加地秀樹役の勝村です。前作から、もう2年経つんですね…。もはや親戚のような感覚の素晴らしいキャストの皆さまと、また再会することができて、心から喜んでおります。このドラマに対する世間の方々の期待というか、プレッシャーは本当に大きいのですが、野村萬斎さんをはじめ新しいゲストの皆さんが素晴らしい芝居を見せてくださって、ドラマにさらに厚みが加わっています。皆さんの大きな期待に応えられるのではないかと思っていますので、たくさんの方に見ていただけると、うれしいです。

――大門未知子の名ゼリフ『私、失敗しないので』にちなんで、「これだけは失敗せずにできる!」と自信を持っていることは?
失敗しないというか…僕は今、朝起きたら必ず、家の前の落ち葉を掃いています…。そんな感じです(笑)。

今田美桜さん(大間正子・役) コメント

 2年ぶりに素敵な先輩方にお会いできて本当にうれしいです。看護師・大間正子を頑張って演じております!

――今田さんは前シリーズに引き続き出演されますが、『ドクターX』の現場はいかがですか?
 青森出身の正子は前回のラストで帰郷したので、まさか今回も参加できると思いませんでした。前回はこれだけ長く続いている作品に参加できたことが本当にうれしかったのですが、今回はこうしてまた参加できて、さらにうれしくて! ワクワク楽しく撮影させていただいております。大先輩方との共演は緊張しますが、皆さんが「正子」と呼んでくださるので、すごく楽しいです。いい緊張感を持ちつつ、いろんなことを教えていただけるので楽しいです。

――大門未知子の名ゼリフ『私、失敗しないので』にちなんで、「これだけは失敗せずにできる!」と自信を持っていることは?
 最近、卵焼きを失敗しなくなりました。卵焼き器って難しくないですか? でも最近、私は失敗しなくなりました。

岸部一徳さん(神原晶・役) コメント

 コロナ禍で「神原名医紹介所」の売り上げがすごく落ちました。最新シリーズで、メロンと請求書で少しは取り戻そうと思っております。

――『ドクターX』も今年で10年目に突入。これまでの撮影で特に印象に残っていることは?
 このドラマが始まったときは60代半ば。今では70代半ばに差し掛かりました。この10年での衰えが、自分の役者人生と、晶の人生にとってちょうどいい塩梅かなと感じています。役者としては後半、第4コースを回ったくらいに差し掛かっていますが、本当にいいドラマに出会えたと思っています。米倉さんをはじめ、皆さんと一緒に『ドクターX』を10年やってきて、自分にとっても特別なドラマだという思いが毎年どんどん大きくなっております。ですから、大事にやっていきたいです。

――大門未知子の名ゼリフ『私、失敗しないので』にちなんで、「これだけは失敗せずにできる!」と自信を持っていることは?
 餃子を作るのは好きです。餃子は全部自分で作り、焼くところまで自分でやります。一人でやるので、誰に褒められるわけでもないですけど、完成度は高いですね。

遠藤憲一さん(海老名敬・役) コメント

 強面が全面に出ているキャラクターとして始まった海老名も、シリーズを追うごとにどんどんダメな男になっていき、とうとう前シーズンでは平の医局員になりました。今回は新しい役職でまた登場しますが、(米倉)涼子ちゃんにいつも「何でそんなふうになっちゃったの?」と言われながらも、なんとか頑張っています。またよろしくお願いします!

――大門未知子の名ゼリフ『私、失敗しないので』にちなんで、「これだけは失敗せずにできる!」と自信を持っていることは?
 僕は料理ができないんですけど、唯一できるのが目玉焼きなんですね。最近よく朝に作っていて、薄皮が張る直前の目玉焼きを百発百中で作れるようになりました。目玉焼きは、私、失敗しないので。
 ただ、そこからお皿に移すとき、目玉焼きがヘラにくっついて逆さになっちゃうこともありますが…。でも最近は100%になってきて、今朝も失敗しなかったです。「目玉焼き」って呼んでください(笑)。

西田敏行さん(蛭間重勝・役) コメント

 前シリーズから2年ですか。私はこの蛭間重勝を演じることによって心がスッキリするというか、ストレスや心の澱みたいなものが発散できるんですね。そういった意味では、大門未知子先生と会う喜びと共に、蛭間重勝と会うことの喜びが、毎シリーズ高まっていくような気がします。また今年やっちゃうと、次は2年後になるのかな…(笑)? そんな感じで、今から次のシリーズを楽しみにしています。

――『ドクターX』も今年で10年目に突入。これまでの撮影で特に印象に残っていることは?
 本当に光陰矢の如し、あっという間の10年だったと思います。自分の老いも感じながら10年演じてきた蛭間重勝ですが、彼自体は老いることなく、相変わらず上昇志向の強い出世馬鹿みたいなところがある。正直、この人とはあまり友達になりたくないな、親戚になりたくないなっていうタイプの人間です。でも、演じている私自身はとっても快感があるんですね。蛭間重勝と会うことがうれしいですし、この10年間、次のシリーズが待ち遠しくてたまりませんでした。

――大門未知子の名ゼリフ『私、失敗しないので』にちなんで、「これだけは失敗せずにできる!」と自信を持っていることは?
 私はよく遠藤憲一くんと一緒にアドリブを飛ばしたりして、撮影を楽しんでいるんですけど、現場にはあまり笑わない五木田さんというチーフカメラマンがいらっしゃるんです。私はその五木田さんに笑顔を浮かべてもらえるアドリブを必ず出しています。アドリブに関しては失敗したことがありません!

――伊藤美誠選手にお会いになって、いかがですか?
(伊藤選手が米倉にプレゼントしたラケットを手にして…)これで戦ってくれたんだと思うとね、抱きしめたいくらいですよ。お疲れ様でした。東京五輪の混合ダブルスで金メダルが獲れたとき、水谷隼選手が抱きしめましたよね。あのとき、私も同じ気持ちで抱きしめていました。伊藤選手には素晴らしい勇気と元気をいただきました。

中園ミホさん(脚本) コメント

 この2年で、健康な人たちも医療に対する思いがすごく強くなったり、医療従事者の方に尊敬の念を抱くなど、世の中が本当にガラリと変わったと思います。「自粛期間中に全話見ました」など、たくさんの声をいただいて、どれだけ皆さんが『ドクターX』を好きでいてくださるのかをヒシヒシと感じました。今、「次はもっと強くしなきゃな、頑張らなきゃな」と気合いを入れて、最新作を書き進めているところです。
 キャストの皆さんもスタッフの皆さんも、本当に大変な撮影が続いていると思います。そんな中、いつも通りの楽しいメンバーに加え、敵役として国宝級の方にも出ていただくことができました。私自身もとてもファンなので楽しみです。
 これまでは大門未知子先生の恋愛をあまり描いたことがなかったんですけど、今回は初めてちょっとその要素も描こうと思っています。相手はこの中のどなたかなんですが…まだ誰かは言えません。蛭間先生かもしれないですし(笑)、そのあたりも期待して見ていただければと思います。

伊藤美誠さん コメント

――『ドクターX』のキャスト陣とお会いした、今のお気持ちは?
 本当に信じられないです! 私自身、『ドクターX』を見てきたので。去年、緊急事態宣言が出たときに何をしたらいいのかなぁと思っていたら、母から『絶対に自信になるから!』と、『ドクターX』を見ることを勧められたんです。オフの日には必ず家で『ドクターX』を見てましたし、本当に『ドクターX』に救われました。ありがとうございます!

――【遠藤憲一からの質問】伊藤選手はデュースの接戦で状況が厳しくなったときに笑顔を作るけど、心の中では何か言ってるんですか?
「私、絶対に負けない!」という気持ちで戦ってます。気持ちで負けたら、試合も絶対に負けてしまうので。あと、「目で勝つ!」という思いでやってます。

――【西田敏行からの質問】対戦相手に点を取られたとき、ラケットをうちわにしながら、小さく頷いてらっしゃいますが、どんなことを考えてらっしゃるんですか?
「相手に決められたものは仕方がない。大丈夫、大丈夫!」という思いが一番にあります。あとは「暑いな!」という感じです(笑)。

――【勝村政信からの質問】『ドクターX』に出るとしたら、どんな役がいいですか?
 大門未知子さんが大好きなので、演じたいです。(米倉に「役を奪おうって言うの!?」とツッコまれ…)やっぱり一番がいいです(笑)。

――【米倉涼子からの質問】混合ダブルスでペアを組む水谷隼選手と、2人でひとつになるときは、特別に何かしてるんですか?
 水谷選手とは同じ場所で生まれ育ったので、自然と信じられるし、頼れるんです。ただ、頼りすぎないようには心がけています。まずは自分自身を信じる、そしたら相手のことを信じられる、と考えてます。

――【内田有紀からの質問】オリンピックに卓球以外で出場するなら、どの競技がいいですか?
 私は球技が大好きで、小さい頃から運動場でバスケやバレーをしていたんです。なので、バスケが面白そうだなって思うんですけど、私は一人でボールをキープしたままゴールまで行っちゃうタイプ(笑)。個人競技の方が向いてるとは思います(笑)。

――出演者の皆さんに応援メッセージをお願いします。
 私のように『ドクターX』を見ることで勇気づけられたり、自分自身を信じる力を持てる方がもっともっと増えてくれるような最新作を、すごく楽しみにしています。頑張ってください!

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