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芦木 浩隆
[ デザイナー ]

2014.12.20

 

芦木浩隆(あしき ひろたか)
[ デザイナー ]

光の花畑に、光の海。幻想的なイルミネーションを手掛けるのは、デザイナー芦木浩隆。その作品には、ある巧妙な仕掛けが・・・。

「例えば花畑にいる時に奥の方で金色に光っているエリアが見えてきます。“じゃあ次は、あそこに行ってみよう!”というように、冒険をしている感じを体験できるようにレイアウトを考えています。普段とは全く違う世界を体験してもらうために、ヨーロッパの教会など色々な景色を見に行って、新しい世界観というものを常に探すようにしています。」

驚きと感動に満ちた芦木のイルミネーション。そこに込められたデザイン・コードとは…。

【進化し続ける】

「僕のイルミネーションは常に進化をし続けます。例えば、“ここが暗いな”というように直接的にお客様の声が聞こえますので、常にアレンジを加えて新しくしたり、空間を作り替えたりしています。“見ている人を飽きさせない”というのもそうですし、“何度も見続けたい”というような気持ちを抱いてもらいたいのです。」

見てくれる人を喜ばせたい。そのためだけに芦木はイルミネーションを作り続ける。

「点灯した瞬間の “ワーッ!”という歓声が上がる時、“やっててよかったなぁ”と純粋に思えますね。」